I LOVE うまかっちゃん

九州男児である主人の大好物、『うまかっちゃん』。

岡山に住んでいた頃は、どのスーパーでも定番商品で、欲しい時にはいつでも手に入る即席袋ラーメンでした。

 

それが...

 

千葉、いえ、関東って、普通に売ってないんですよねぇ～我が家の一大事であります

何軒ものスーパー巡りをした結果、たった１軒だけ、“九州物産展”をしていたので、何とか手に入りました。

ただそこも、イベントが終われば、ネットで取り寄せしかありません。

いやはや、袋ラーメンで泣かされるとは...

 

岡山から千葉に引っ越してきて、半年が過ぎましたが、食材には結構泣かされています。

千葉ではじめて迎えた今年のお正月は、正月食材コーナ－に丸餅が置いていなかったことに唖然としました。

やっと見つけた丸餅は、つきたてではなく、真空パック（個包装）のもの...何だかとても切なかったです。

食パンも、私の好きな５枚切りを置いていないスーパーもあります。

そして、極めつけは、“醤油”...うどんつゆやすまし汁を濃口醤油で味付けするんですよね、こちらは。

長年調理の仕事をし、料理によって、薄口と濃口を使い分けしてきた私にとって、これらを濃口で味付けするなんて考えられません。

 

西日本と東日本の違い...何となく想像はしていたし、覚悟はしていたけれど、実際生活してみると、ため息が出ることが多いです

でも、ここで生きていくと決めたのは自分だから、ひとつひとつ慣れていかないとね。

キュ－ピ－３分クッキングを参考におかずを作りました。

先日、テレビをつけながら掃除をしていると、「キュ－ピ－３分クッキング！」（女性アナウンサ－の声）

♪タラッタタタタ、タラッタタタタ、～～♪（おもちゃの兵隊のマーチ）

と、お馴染みのキュ－ピー３分クッキングが始まりました。

 

あら、なんか久しぶり～～～

 

この番組がはじまる11：45～11:55は、1日のうちで一番忙しい時間帯（昼食の配膳）であります。

ゆえに、ここ10年、キュ－ピー３分クッキングをじっくり観ることなんてありませんでした。

...いや、正直に言いますと、私、献立作成・調理を生業にしているくせに、料理番組にほとんど興味がありません

ディズニー関係の番組だったら、録画してまで観るんですが

 

まっ、それはさておき、

 

その日紹介されていた料理“鶏胸肉とキャベツの洋風トマト蒸し”は、家に残っている食材でできちゃいそうな感じでした。

なので、とりあえず、掃除を中断し、ちゃんとテレビの前に座って観ることに...

 

フライパン(直径28cm)に一口にカットしたキャベツを広げ入れ、

そぎ切りした鶏胸肉、ざく切りのトマトを順に広げてのせる。

薄くスライスしたにんにくを散らし、オリーブ油をまわし入れ、ふたをして強火にかける。

フツフツとしてきたら中火にし、ときどき混ぜながら10～12分蒸し煮にする。

最後におろしたパルメザンチーズを振りかけて出来上がり

 

ほほ～簡単そうじゃん。分量も適当でいっちゃえ！

 

にんにく等、足りないものを買いに行き、早速調理を始めました。

このお料理、基本的に塩こしょうのみの味付け。

私はコンソメを加え、トマトも生のトマトだけではなく、トマトのホ－ル缶も入れてみました。

チーズは、おろしたパルメザンチーズではなく、ピザ用のとろけるチーズを使いました。

アスパラガスやほんしめじも入れたら、もっと色がよかったのになぁ～と反省。

じゃがいもを入れて、ボリュ―ムを出すのもいいかも。

にんにくを入れると、一気にイタリアン感が増します、これマストアイテムです。

 

さっぱりしていて、美味しかったです。

まだまだ改良の余地はありますけどね。

 

キュ－ピー3分クッキングは、1963年に始まり、現在に至っています。

幼少の頃、おばあちゃんの横に座って、放送を観ていた記憶があります。

自分よりはるかに年上の方が先生だったのに、

いつの頃からか、自分より若い先生になっていて、時の流れを感じます。

そのうち、孫を隣に座らせて、観るんでしょうかね～？