29日は終日加賀路。午前は野々市市内各所で街頭からの訴え。昼食後は、能美
市後援会の皆さんとの懇談、「亀田をもっと知ろう」と企画してもらいました。
「尖閣列島問題の考え方は?」では、領土問題解決は歴史的事実に基づき冷静
に対応が必要で、双方からの軍事的挑発行為は避けるべきなど、「珠洲原発中
止の評価は?」では、住民の粘り強い運動と世界的エネルギー事情の変化から
中止に至ったが、もし福島のような事故がおきたら過疎地対策どころではなか
ったの住民の声も紹介。「ロシア協会の活動は?」で、40年間近くやってきた
ロシアとの人の交流通じて、平和と友情深める交流の大切さを学んだ経験など
紹介しました。予想しない質問へのお答えですから冷や冷やものです。
それから、能美市内(根上、寺井、辰口)で街頭からの初の訴え。民主党政権への
落胆から安倍政権への事業者から期待の声もあるが、懇談続ける中で身近なとこ
ろに何の実感もないと業界からも指摘され、仕入材料の値上がり、イカ釣り漁の
中止など被害が出ており、物価値上げのラッシュが始まっている中で、実需がな
い中の金融緩和でバブルと投機が日本経済が大変な事態になる危険があり、国
民の懐を温める転換こそ急がれると訴えました。近藤・山口市議さんから落ち
着いた張りのある訴えの援助もいただきました。
夜は業者の皆さんとの懇談。日本共産党が発表した景気回復への提言①賃上げ
と安定した雇用の拡大で働く人の所得を増やす②消費税増税の中止、財源は別
の道で③現役世代も高齢者も安心できる社会保障に④内需主導の健全な成長も
たらす産業政策の 4本柱でデフレ不況の打開をと、この間の懇談内容含めて
お話し。
「共稼ぎで400万、3人の子供で国保税70万はきつい」「なんで毎年年金下
がるのか」「林業の請負やっているが、消費税上がってもその分単価が切り下げ
られる」「左官業しているが、月3-4日で6-7万の人もおり、失業状態だ」
「女性は安い年金で、施設に入れるか将来への不安で一杯。、パーマも盆と暮れ
しかしない人、ラーメン汁を2回でわけている人などいる」「九谷の絵付け、
最盛期は4百・5百万円の時も、今は激減だ、職人も減り、産業としてひん死の
状態だ」「消費税上がるまえに仕事を取れと親会社からの指示。でも上がると
その分協力金として取られる。貯金ができない世の中になってしまった」「これ
以上の消費税は許せん」皆さんの切実な声にこたえるためにも、何としても一人
でも多くの方に声かけ、勝利をと決意あらたに・・・。