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こんにちは亀さんです

住民の願いが政治に届くようにと日本共産党石川1区(金沢市内)で活動しています。

「3.11」を忘れない

2016-03-13 05:46:07 | 日記

5年前の3月11日は、県議会で新年度予算審議を傍聴していました。議会も揺れ、その

後テレビで惨状を見て、この世にこんなことあるのか、驚きました。

全国各地から支援のボランテイア活動

が始まりました。日本共産党もすぐ支援活動にはいり、私は7月上旬に現地の方々に迷惑

かけず自分たちで運営するため、受け入れ要員として働くべく、釜石市にある共産党事務

所に派遣され、3週間、北陸信越地域の共産党中心としたボランテイア受けいれの活動に

参加しました。金沢から自分の車運転し、約9時間かけて現地到着、翌日は朝から車で、

歩いて現地の事情や地理など知ることから始めました。

 

毎日4時頃起きて、活動し、10時頃

に眠る生活。毎日のように各地から支援物資が寄せられ、事前にチラシ案内を配り、数十

か所ある仮設住宅広場での「青空市」を開催します。被害を受けられた方がたの被災状況

と要望をお聞きする活動で「うちの夫を奪った海が憎い」「今も流された実家の方向いて

寝れない」「バス停まで歩くの大変、便数増やしてほしい」「下着類があると助かる」

様々な要望をお聞きしました。仮設に入っても他人ばかり、悩みなど交流できればと「

茶っこ」と呼ばれるサロン活動もしました。ボランテイア参加の人たちと現地被災者との

交流、被災現場の案内、1日おきに支援活動状況知らせるニュース発行など。自ら被災し

ているのに世話をやく、全国から支援活動する共産党の献身的な活動に、現地の方から感

謝の言葉も頂きました。

東北から避難された住民の方たちと交

流が続けられています。5年目の11日、旧県庁のしいのき前で「キャンドルナイト」が

企画され参加しました。福島などから避難された方々が、今の思いを言葉で、音楽で語っ

てくれます。綾部市に避難され、金沢での発表に参加されたおかあさんの方言による詩の

朗読を聞きながら、5年前の支援活動を思いおこしていました。てづくりのキャンドルナ

イト企画に参加した人は被災者支援、ともに生きる、原発は要らないなど、それぞれの思

いをめぐらしたことでしょう。

5年前に比べて「生活が苦しい」と答え

る方が7割いる、しかも年々増えているのアンケートは、道路などインフラが整備されても、

生活と生業がまったく満足できるものでないことを示しています。むしろ精神的負担も加わ

り、関連死が増え、特に原発被害の福島で多いと聞きます。一方的な線引きなどで支援を打

ち切るのでなく、国と特に電力会社は最後の一人まで援助する義務があると思います。

数日前に出た高浜原発運転停止の判決は、被災者の方に小さくない希望も与えてくれた画期

的な判決だと思います。被災者の復興と原発なくせの思いを強くした一日でした。


今年も国際女性デー

2016-03-08 15:54:55 | 日記

3月8日は国際女性デー。私にとっては「国際婦人デー」が懐かしいです。

28年間携わった対ソ連、ロシアとの貿易。年度当初の商談に出かけ、その年の契約交渉に臨むのが常でした。1月、2月もありました

が、3月8日前後にロシアに滞在する機会も結構ありました。8日の朝は、誰かれとなく「パズダラブラーユ」(おめでとうございます)

と街ゆく女性に声かけます。すると「スパスイバー」(ありがとう)の返事が返ってきます。街角には臨時の花屋さんが開店し、商売根

熱心に売り込みます。ロシアの3月は寒く、花がたくさんあるとは限らず、以外と高いのです。でも男性陣はこの日ばかりは、恋人、

妻、母などへの感謝こめて花を贈るのです。

たびたび訪れるイルクーツクとかブラーツクでは知人も多く、亀田さん来ないと招待もされ、一緒にごちそうにあずかることも、勿論花

束と同時に若干のお土産もって参加しました。ブラーツク市では前日の7日夕方、劇場のコンサートに招待され、そのあと、「今日は日

本から友人が来ています、紹介します」と突然降られ、急きょ「原始、女性は太陽だった」の平塚らいちょうの話など出しながら、職場

でも家庭でも、頑張っている女性の皆さんにお祝いの言葉をつたないロシア語で挨拶したことあります。8日は、女性は本当にくつろぎ

たい、亀田さんゆっくりしていってなど、楽しい時間を過ごしたのを思い出します。そしてこれをきっかけに、誕生日に妻に花束を贈る

ことを続けているんです。

県内まわっても年金ぐらしの女性は大変。「年金5万ちょっと、子どもや孫には当てにしないでねと言っているの、ご近所づきあいもで

きない」「スーパー行けばつい手を出すから、控えるし、メモとって行くの」「夫亡くなり、このままでは鬱になってしまう、ここへ来

ればみんなと会えるから」つましい生活されている皆さんの声です。ダブルワーク、トリプルワークして子どもを学校に出すため必死の

母子家庭、それなのに安倍政権の容赦ない仕打ち。だから、昨年から全国各地で若いお母さんも立ち上がっているのです。「誰のこども

も殺させない」と若いお母さん、赤いスカーフ巻いて「女の平和」行動にとりくむ女性の輪が広がっています。


志賀原発はやっぱり要らない

2016-03-06 19:46:10 | 日記

 もうすぐ5年目の3・11がやってきます。昨日(6日)はテレビなども被災地での取り組み

など放映していました。金沢でも「原発ゼロ・志賀原発廃炉を求める県民集会」があり参加しま

した。

福島原発関連死 1368人(北陸中日新聞

震災の避難生活での体調悪化などからの死亡を関連死とし、自治体が認めれば弔慰金が払われ

る。福島県での関連死は2028人(3月4日現在)そのうち、1368人(67%)が原発関

連死で、他と違う死亡という。昨日講演された講師の保母先生は、福島では地震・津波による死

亡・行方不明者1814人より、避難関連死の方が多い(先生の資料では1979人)と、避難

問題の重要性を指摘されていた。

帰村宣言」4年余、生活と生業回復道半ば(川内村、赤旗記事)

3038人の森林が9割しめる川内村。帰村宣言されたけど、元の住所に戻ったのは4割、若い

人は戻っていなく、当時の住居以外や行き来している人が43%もおり、二重生活余儀なくされ

ている人も結構いる。国や県は避難指示を来年3月末に解除、精神的賠償も1年後とか、仮設住

宅も来年3月末までと。住民の不安は解消されていない。

 

 講演された保母先生は書籍などから住民と一緒に自治体改革を実践されており、この日も原発

再稼働の問題点指摘と共に、宍道湖・中海の環境保全の改善に世論と運動で勝利した体験から政

府資料・発言なども活用した住民の多数派を獲得する運動の重要性を指摘しました。

佐藤県議は先ごろの原子力規制委員会の有識者会合で「割断層と判断する

のが合理的」の評価書案が出されたことを受けて、開会中の県議会で自民党議員が「何のために

長年時間かけたのか?」と嘆き、知事が「科学的根拠で客観的に県民にわかるように」と驚く発

言を、専門家の各学会から推薦された有識者が一致して出した見解を否定する知事の姿勢を厳し

く批判しました。

毎週金曜日駅前で続けている「どいね原発」(私も時々参加)の皆さんから、180回以上の行

動のアンケート対話で7751人がシール投票に参加し、うち73%が要らないと答え、その比

率が以前に比べ増えていると報告、同時にわからないと応える高校生も多く、5年前は小学生で

あまりわからなく、その後新聞でも知らされていないことも原因ではと指摘していました。やは

り、しっかり伝えていく大切さを感じました。

 

石川県では、他県と違い、住民と科学者が協

力して、志賀原発周辺の地層調査を独自でやって、資料などまとめています。その結果、原発周

辺の活断層の存在、6千年・2千年前以降に何回も地震性の隆起がおきていることを指摘してい

ます。未だに、福島原発事故の原因が究明されておらず、避難生活も解決していないのに、再稼

働への道をひた走る安倍政権の暴走。やっぱり、原発ゼロの決断をしてこそ、被災者支援、新し

いエネルギー開発への力点が強まると思います。心配された雨も降らず、「再稼働反対、被災者

支援」「志賀原発は要らない」など声をあげました。


「3」の日行動と赤旗報道

2016-03-04 05:58:59 | 日記

3日は「3」の日行動の日。朝から嬉しいニュース。宮城県で共産党と民主党が政策

協定を結んだの赤旗紙面にびっくり。

合意内容がいいんです。

①立憲主義に基づき安保関連法の廃止と集団的自衛権行使の閣議決定撤回 ②アベノ

ミクスの広がる格差是正 ③原発に依存しない社会、再生可能エネルギー促進 ④不

公平税制の抜本是正 ⑤米軍辺野古基地建設反対 ⑥安倍政権の打倒 という主旨で

す。野党間合意、全国の市民連合提唱の主旨生かし、地方課題も入れた内容です。そ

してTPP反対、消費税10%増税反対も今後協議していくとのこと。

嬉しいことに、野党合意が、国会で介護職員の賃上げと人材確保の法案を共同提出し

たニュースも。昨年の介護報酬の引き下げで介護事業所の経営は大変、しかし処遇改

善と言われた内容も条件が厳しく、実施されたのはわずかで、しかも現場対応のみ。

修正案は助成方式で、かつ対象にケアマネや事務職もいれます。

「3」の日の朝は、木曜日。恒例

の地元浅野での宣伝です。地域の皆さんに「おはようございます。嬉しいニュースが

入ってきました。野党合意が宮城県で具体化されました。戦争法廃止、閣議決定撤回

に加え、原発に依存せず、再生可能エネルギーを推進する、沖縄の辺野古新基地建設

反対なども含まれています。私たちは、石川でも、こんなしっかりした内容で政策合

意ができ、一本化できるよう粘りづよくがんばります。今進めている2000万署名

が県民の声として推進力となります」と訴えました。

戦争法の強行可決後、作家澤地久枝さんが提唱した「3」のj日

の「安倍政治許さない」の行動。県内各地でもスタンデング行動が取り組まれまし

た。昼過ぎ、金沢市内の香林坊、武蔵が辻、金沢駅前で訴えました。野党5党の合意

の4つの内容、そして具体化した宮城県の経験を石川県にも、そのためにも市民団体

がよびかけた署名を憲法記念日までに集めましょうと呼びかけました。月5万5千の

年金・自分の生活で精いっぱい、人から頂き物大切に使い、子どもや孫にはあてにし

ないでねと生きている年金者の声、20年に比べ、売り上げ半減、政府の規制緩和が

原因や、自分の給料もらっていない、更に消費税増税とんでもないとのスーパー社長

の声など紹介し、消費税10%中止、社会保障の充実を、安心して働ける雇用ルール

をと訴えました。やがて3.11から5年迎える原発。再稼働反対、志賀原発廃炉を

求める県民集会(3月6日)への参加もご案内しました。窓から、車から声援を頂き

ました。そして夕方には志賀原発の割断層と判断するのが合理的との評価書案に合意

とのニュースも入ってきました。


店主の嘆き、思い

2016-03-01 14:02:55 | 日記

この一週間は訪問しました。「粟津温泉は旅館ごとに自家源泉もっているから、旅館

ごとの楽しみがあり、湯治楽しむお客さんもいるし、家族づれもいるんです」以前組

合役員の方にお聞きしていました。老舗旅館もあります。しかしいずれの旅館も浮き

沈みがはげしく仲居さんは安定して働けず、近くの民医連の診療所が健康相談や生活

相談活動もしています。

    私が以前お世話になった友の会事務局

長さんの案内で街の散策。知己のスーパー店主に景気をお聞きすると「平成5-6年

がピークで今はその半分ぐらいの売り上げ、以前は旅館から注文もあったけど、今は

激減。規制緩和がされたからやな。もう長い間、自分の給料は出しておらん。いつま

で我慢できるかな?消費税?やっとれんよ」と店主さん。どのお店も、景気がよくな

りお客さんに来てほしい、利用してほしいの願いです。

白山市で、久しぶりに名物おじさん訪問しました。確か3年前

も訪問し、創業が1922年、共産党と同じ年齢だと会話がはずんだこと思い出しま

した。以前も消費税もらっていなかったとか。「仕入れはちゃんとかかっとる、でも

製品と違って、修理代だからサービスしてと言われ、結局消費税分値引きや。5%以

来、全部持ち出しや。昭和40年代、石川県にも職人が250人いた(見たら私が存

知あげていた靴店の名前も)が今はわし入れて4人、福井富山にはいない。修理で食

えなくなった」。見たら使いこんだ靴の修理依頼が、「人それぞれ癖がある、この人

はボロボロになっても履き慣れた靴に愛着あるので、修理してほしいと、皮で修理す

る糸は傷つけんようにイノシシの雄の毛を使うんよ。3千円以上になるかな」「底が

痛み見ると紙底や、表面から見えないから。問屋機能がないので靴一足分でも一枚1

万ー2万の皮ロール手当しなくてはならん、お客からもらえるの1000-2000

円、90%以上残る、もったいない」「技術の継承と言われて、話をするけど、食べ

ていけなかったら若い人にも言えん、技術、職人が食べれるようにしてほしい」話は

つきません。表具店寄っても、和式の部屋など少なくなり、今月は売上6万、年金と

合わせてやっとだとのお話でした。「ひどい娑婆や、ワシラが生きれるような社会に

なってほしい」政治を変える必要性を痛感しました。

羽咋で、年金者組合の役員やっている方の知人など訪問。シベ

リア抑留で俳句の名人の方。「抑留はシベリアのどこですか」「**」「マガダンま

で行かない、じゃコムソモール・アムールの近くですね」長くロシア貿易に携わった

こと、友好運動で抑留者の体験聞く会を組織したことなどお話し、「つらい日だっ

た、帰国後数年間は警察の尾行もついた。ソ連を憎んだこともあったが、むしろ戦争

させないほうが大事だ、戦争法廃止、その通りだ」戦後労働運動・内灘闘争にもかか

わったとお聞きし、石川県の私鉄の労働運動なども意見交流しました。お互いに相槌

をうちながら、楽しいひと時の会話に。とても90近い方とは思えません。「野党が

共闘、いいことや、あんたも頑張れ」しんぶん赤旗も購読いただきました。70-8

0人ぐらいの方々と、1分から30分ほどの会話でおおいに勉強になりました。