![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/20/8cd76978d577b4214eb08a4a72ef6014.jpg)
新年早々、僕としてはとても嬉しいことがありました。日本プロ野球を愛する人間として、とてもスッキリした気持ちになれる新聞記事です。
それは後ほどご紹介するとして。
さて、今現在プロ野球ファンにとってモヤモヤとした気持ちにさせられる話題として日本人選手のメジャー流出問題があります。
年を明けてもいまだ解決していないのが、僕も応援する阪神タイガース・井川慶投手のメジャー移籍熱望問題。
ご存知の通り、フリー・エージェント資格を持たない井川投手が移籍する手段としては、ポスティングシステムによる移籍しかありません。
この制度は球団が認めてこそ選択可能なわけで、それを認めないタイガース球団との間でファンをも巻き込んだ騒動になっております。
井川慶投手のオフィシャルサイトに記された12月29日付の日記を引用いたします。
日本球界でプレーすることを「とても苦しくつらいこと」とまで公の場で言い切ってしまう井川投手の自覚のなさに失望してしまいました。
また、「一人の選手としてのこの切実な思いも、わかっていただけたらと思っています」という発言に、甘えを感じずにはいられません。
もちろんメジャーへの純粋な夢を持つ事そのものは決して悪いことではありません。
捨てろとも思いません。
だけど、もっとお世話になった球団・応援してくれるファンの気持ちを考えてうまく立ち回って欲しい。
あなたが手にしている高額の年俸には、その分の責任が含まれていることを決して忘れないで欲しい。
井川問題は、残念ながら結果がどうなろうと大きなわだかまりを残すこととなってしまいました。
【僕が書いた参考記事】
■「メジャーを志す選手に文句が言いたい。」(04.12.27)
■「プロ野球を愛する者として、井川慶投手に真っ向から対立する。」(05.1.4)
(以上、「虎式カネシゲタカシ」より)
さて、現在のメジャー礼賛主義のようなものに僕は常日頃より疑問を感じています。
たしかにパワーや投手の球速に関しては、未来永劫勝てないでしょう。
しかし、野球が単なるホームラン競争ではないという事実は2004年の読売ジャイアンツが証明してくれたことでも明らか。
また、たとえ150キロを超えるスピードボールでさえも、コースに決まらなければ簡単に弾き返されるのが現代野球。
これはアメリカはもちろん、レベルが向上した日本でも同じ事です。
ソースは忘れましたが、去年の春にNYヤンキースが来日して阪神・巨人とオープン戦を戦ったとき、とても興味をもって本国アメリカに報道されたのが「阪神スタイルの応援」だったそうです。
しばしばメジャーと比べて「やかましいだけ」と批判されがちな日本流の応援も、実はアメリカ人から見れば新鮮で「ちょっとうらやましい」応援方法なのかもしれません。
さてここで、僕のそんな気持ちを代弁してくださる記事を1つご紹介。
なみ選手の「長くても100年程度の生活」の「メジャーに行きたい選手へ、ワガママ言わせて。」と題された記事です。
なみ選手はマリナーズの長谷川投手を引き合いに出し、「適応力」というキーワードで鋭く考察してくださってます。
是非みなさまも、ご一読ください。
そうなんですよ。
単なる「違い」なんですよ。
メジャーの方が間違いなく優れている面も多々あれど、日本プロ野球の方が間違いなく優れている面だって多々あるはずなんですよ。
無理に例えるならば「ラーメン屋のラーメン」と「インスタントラーメン」の違いのようなものでしょうか。
「ラーメン屋のラーメン」と「インスタントラーメン」は、同じラーメンですが、違います。
どちらのレベルが上かと言われれば、「ラーメン屋のラーメン」と答える人がきっと多いことでしょう。
しかしよく考えてください。
実はインスタントラーメンの方が優れている部分だって数多くありませんか?
安くて身近で種類も豊富。
最近ではヘタな中華屋のラーメンよりも、おいしくて栄養価の高いインスタントラーメンも登場しています。
我々ファン(客)は、「ラーメン屋のラーメン」も、「インスタントラーメン」も、実はどちらも同じぐらいに愛しています。
たしかにアスリート(料理人)が一流のラーメン屋にあこがれるのは自然なことかもしれませんが、インスタントラーメンの開発研究者だって、同じぐらいの意地とプライドを持って仕事にとりくんでいるはず。
その甲斐あってか、今では日本のインスタントラーメンのスタイルは世界中で愛されています。
決して「中華屋のラーメン」と「レベル」で比べて卑下する必要はないのです。
単なる「違い」でしかないのですから。
さて、変な例えを持ち出してしまいましたが…。
実はここまでの記事内容は、年明け一回目の当ブログの記事としてご紹介しようと思っていたものです。
(ラーメンうんぬんの例えは、今考えましたが)
なぜ公開せずにボツにしたかというと、新年の晴れがましい門出にしては、やや暗い内容になってしまいそうだったから。
そしてなにより、日本に取り残されるファンが、ただ負け惜しみ言ってるだけのように聞こえそうだったので。
ここまで述べた内容は、我々ファンやプロ野球OBや二流選手が語ったところで、悲しいかな説得力に欠けるんです。
「そんなこと言って、メジャーへ行けなかった選手の嫉妬だろう」と思われる可能性があるんです。
日本プロ野球で今現在活躍する、超一流選手の口から語ってもらわないと意味がないんです。
少なくとも僕は、それをずっとずっと待っていた。
「誰か言ってくれ!」
「頼むから誰か!」
そのあえぐような気持ちは日々僕の中で強くなっていました。
そこに…。
■憲伸 頂点日本で極めたい!!
お正月ということもあり、充実しないスポーツ各誌の記事をなんとなく巡回していたときに見つけたトーチュウのこの記事。
川上憲伸。
言わずと知れた、中日ドラゴンズの大黒柱。日本を代表するエース・ピッチャーです。
昨年は17勝を挙げて5年ぶりのリーグ制覇に貢献し、最多勝、沢村賞、MVPと主要タイトルを独占した超一流の現役アスリート。
僕は、この記事を待っていた!
僕は、この言葉を待っていた!
トーチュウは比較的早くリンク切れを起こしてしまうので、少々長い引用になってしまいますが、以下に重要部分を抜粋してご紹介いたします。(太字部分は、僕によります)
-最多勝、沢村賞、MVP…。昨年は主要なタイトルのほとんどすべてを獲得した。ちなみに本人としてはどのタイトルが一番、気に入ってる?
純粋に投手として考えるなら沢村賞かな。12球団で1人の投手だけだし、選ばれない年もある。沢村賞にはそれだけの重みがある。でも、プロ野球選手として考えるなら、やはりMVP。こればかりは優勝しないと取れませんから。一選手として最高の勲章と考えていいと思う。
-優勝したからこそ手にできるタイトル。今年もぜひ取りたい?
そうですね。でも、タイトルを取ることよりも個人的には素直に優勝に貢献できればいいな、と思っています。MVPとか最多勝とかではなく、単純に優勝が決まったときに自分で「貢献できたなぁ」と思える一年でありたいですね。
-数字にはあまりこだわらない?
あえて言うなら防御率。最多勝は打線の援護とかで変わってくる部分もあるけど、防御率はその投手個人の一年の証拠だから。それにもし防御率で1位になれたら、ほぼ全タイトルを獲得したことになりますからね。
-全タイトル独占! でも、そうなったら日本でやり残したことはない、とメジャーに行っちゃう可能性もあるんじゃない? ファンも気にしてると思うけど、現時点でのメジャー志向は?
うーん…。どう言えばいいのかな。メジャーは確かにすごい世界なんだろうとは思います。周囲の人が「メジャーが世界最高峰」と考えているのであれば、多くの野球選手が「やってみたい」と思うのはいいことだと思う。ただ、僕自身は決してメジャーが世界1だとは思ってないんですよ。
-と言うと?
日本だって決して負けていないと思うんです。いや、むしろ日本の方が勝っている部分はある。日米野球だって、日本が真剣に勝つことだけを考えた野球をすれば、絶対に勝ちますよ。足技、クイック、けん制…。メジャーが嫌がる野球を日本はできるけど、日本が嫌がる野球はメジャーにはできない。
-日本には日本のスタイルがある。
だから僕の中では日本とメジャーはトントンなんです。どっちが優れている、とかではなく。そう考えた時、僕はメジャーにすぐ行こうとする最近の風潮には疑問を持ってます。僕はむしろ、日本でとことんやりたい。投手として日本で極めたいんです。どの時点で「極めた」と思えるのか分かりませんが、メジャー行きとかを考えるのはそれから。変な言い方かもしれませんが、「メジャーに行く」というのが、僕には(日本野球からの)逃げに思えるんですよ。僕は逃げたくない。
僕は、これらの強い言葉にものすごく感動しました。
そして、川上憲伸にものすごく感謝しました。
彼は日本を代表する投手の立場で、自らが活躍する日本のプロ野球に誇りを持ち、日本野球を卑下する風潮にはっきりと異議をとなえ、日本野球を極める姿勢をみせてくれました。
我々ファンにとって、こんなに心強いことはありません。
スター選手を次々と失い、今年もまた井川慶の言葉で自信を失いかけた日本のプロ野球ファン。
その沈んだ気持ちを鼓舞するように、力強く響き渡る日本のエース・川上憲伸の言葉。
僕は、信じてみようと思います。
仮に近い将来に川上憲伸がメジャー行きを表明したとしても、僕は決して今の感動と感謝の気持ちを忘れません。
むしろ「応援したい」という気持ちさえ芽生えると思います。
「憲伸よ。日本球界で鍛えたその力、メジャーの奴らに見せつけてやれ!」と。
大事なのは、いま川上憲伸が強い言葉で日本プロ野球の「強さ」を語ってくれたという事実。
おおげさに言えば、いま沈みかけた日本プロ野球界を、強い言葉で守ってくれたという事実。
ありがとう川上憲伸。
心より感謝します。
それは後ほどご紹介するとして。
さて、今現在プロ野球ファンにとってモヤモヤとした気持ちにさせられる話題として日本人選手のメジャー流出問題があります。
年を明けてもいまだ解決していないのが、僕も応援する阪神タイガース・井川慶投手のメジャー移籍熱望問題。
ご存知の通り、フリー・エージェント資格を持たない井川投手が移籍する手段としては、ポスティングシステムによる移籍しかありません。
この制度は球団が認めてこそ選択可能なわけで、それを認めないタイガース球団との間でファンをも巻き込んだ騒動になっております。
井川慶投手のオフィシャルサイトに記された12月29日付の日記を引用いたします。
メジャーリーグで投げることは自分の長年の夢です。その夢をあきらめてしまうことはできないですし、あと5年待つというのは、とても苦しくつらいことです。25歳になった自分が、チャレンジできる時はまさに今だと自覚しています。一人の選手としてのこの切実な思いも、わかっていただけたらと思っています。
日本球界でプレーすることを「とても苦しくつらいこと」とまで公の場で言い切ってしまう井川投手の自覚のなさに失望してしまいました。
また、「一人の選手としてのこの切実な思いも、わかっていただけたらと思っています」という発言に、甘えを感じずにはいられません。
もちろんメジャーへの純粋な夢を持つ事そのものは決して悪いことではありません。
捨てろとも思いません。
だけど、もっとお世話になった球団・応援してくれるファンの気持ちを考えてうまく立ち回って欲しい。
あなたが手にしている高額の年俸には、その分の責任が含まれていることを決して忘れないで欲しい。
井川問題は、残念ながら結果がどうなろうと大きなわだかまりを残すこととなってしまいました。
【僕が書いた参考記事】
■「メジャーを志す選手に文句が言いたい。」(04.12.27)
■「プロ野球を愛する者として、井川慶投手に真っ向から対立する。」(05.1.4)
(以上、「虎式カネシゲタカシ」より)
さて、現在のメジャー礼賛主義のようなものに僕は常日頃より疑問を感じています。
たしかにパワーや投手の球速に関しては、未来永劫勝てないでしょう。
しかし、野球が単なるホームラン競争ではないという事実は2004年の読売ジャイアンツが証明してくれたことでも明らか。
また、たとえ150キロを超えるスピードボールでさえも、コースに決まらなければ簡単に弾き返されるのが現代野球。
これはアメリカはもちろん、レベルが向上した日本でも同じ事です。
ソースは忘れましたが、去年の春にNYヤンキースが来日して阪神・巨人とオープン戦を戦ったとき、とても興味をもって本国アメリカに報道されたのが「阪神スタイルの応援」だったそうです。
しばしばメジャーと比べて「やかましいだけ」と批判されがちな日本流の応援も、実はアメリカ人から見れば新鮮で「ちょっとうらやましい」応援方法なのかもしれません。
さてここで、僕のそんな気持ちを代弁してくださる記事を1つご紹介。
なみ選手の「長くても100年程度の生活」の「メジャーに行きたい選手へ、ワガママ言わせて。」と題された記事です。
それらは単なる「違い」なんじゃないのかなぁ。
「レベルの差」と言っていいものなのかしら?
少なくとも、日本の野球のレベルをメジャーと比べて必要以上に卑下することはないように感じます。
なみ選手はマリナーズの長谷川投手を引き合いに出し、「適応力」というキーワードで鋭く考察してくださってます。
是非みなさまも、ご一読ください。
そうなんですよ。
単なる「違い」なんですよ。
メジャーの方が間違いなく優れている面も多々あれど、日本プロ野球の方が間違いなく優れている面だって多々あるはずなんですよ。
無理に例えるならば「ラーメン屋のラーメン」と「インスタントラーメン」の違いのようなものでしょうか。
「ラーメン屋のラーメン」と「インスタントラーメン」は、同じラーメンですが、違います。
どちらのレベルが上かと言われれば、「ラーメン屋のラーメン」と答える人がきっと多いことでしょう。
しかしよく考えてください。
実はインスタントラーメンの方が優れている部分だって数多くありませんか?
安くて身近で種類も豊富。
最近ではヘタな中華屋のラーメンよりも、おいしくて栄養価の高いインスタントラーメンも登場しています。
我々ファン(客)は、「ラーメン屋のラーメン」も、「インスタントラーメン」も、実はどちらも同じぐらいに愛しています。
たしかにアスリート(料理人)が一流のラーメン屋にあこがれるのは自然なことかもしれませんが、インスタントラーメンの開発研究者だって、同じぐらいの意地とプライドを持って仕事にとりくんでいるはず。
その甲斐あってか、今では日本のインスタントラーメンのスタイルは世界中で愛されています。
決して「中華屋のラーメン」と「レベル」で比べて卑下する必要はないのです。
単なる「違い」でしかないのですから。
さて、変な例えを持ち出してしまいましたが…。
実はここまでの記事内容は、年明け一回目の当ブログの記事としてご紹介しようと思っていたものです。
(ラーメンうんぬんの例えは、今考えましたが)
なぜ公開せずにボツにしたかというと、新年の晴れがましい門出にしては、やや暗い内容になってしまいそうだったから。
そしてなにより、日本に取り残されるファンが、ただ負け惜しみ言ってるだけのように聞こえそうだったので。
ここまで述べた内容は、我々ファンやプロ野球OBや二流選手が語ったところで、悲しいかな説得力に欠けるんです。
「そんなこと言って、メジャーへ行けなかった選手の嫉妬だろう」と思われる可能性があるんです。
日本プロ野球で今現在活躍する、超一流選手の口から語ってもらわないと意味がないんです。
少なくとも僕は、それをずっとずっと待っていた。
「誰か言ってくれ!」
「頼むから誰か!」
そのあえぐような気持ちは日々僕の中で強くなっていました。
そこに…。
■憲伸 頂点日本で極めたい!!
お正月ということもあり、充実しないスポーツ各誌の記事をなんとなく巡回していたときに見つけたトーチュウのこの記事。
川上憲伸。
言わずと知れた、中日ドラゴンズの大黒柱。日本を代表するエース・ピッチャーです。
昨年は17勝を挙げて5年ぶりのリーグ制覇に貢献し、最多勝、沢村賞、MVPと主要タイトルを独占した超一流の現役アスリート。
僕は、この記事を待っていた!
僕は、この言葉を待っていた!
トーチュウは比較的早くリンク切れを起こしてしまうので、少々長い引用になってしまいますが、以下に重要部分を抜粋してご紹介いたします。(太字部分は、僕によります)
-最多勝、沢村賞、MVP…。昨年は主要なタイトルのほとんどすべてを獲得した。ちなみに本人としてはどのタイトルが一番、気に入ってる?
純粋に投手として考えるなら沢村賞かな。12球団で1人の投手だけだし、選ばれない年もある。沢村賞にはそれだけの重みがある。でも、プロ野球選手として考えるなら、やはりMVP。こればかりは優勝しないと取れませんから。一選手として最高の勲章と考えていいと思う。
-優勝したからこそ手にできるタイトル。今年もぜひ取りたい?
そうですね。でも、タイトルを取ることよりも個人的には素直に優勝に貢献できればいいな、と思っています。MVPとか最多勝とかではなく、単純に優勝が決まったときに自分で「貢献できたなぁ」と思える一年でありたいですね。
-数字にはあまりこだわらない?
あえて言うなら防御率。最多勝は打線の援護とかで変わってくる部分もあるけど、防御率はその投手個人の一年の証拠だから。それにもし防御率で1位になれたら、ほぼ全タイトルを獲得したことになりますからね。
-全タイトル独占! でも、そうなったら日本でやり残したことはない、とメジャーに行っちゃう可能性もあるんじゃない? ファンも気にしてると思うけど、現時点でのメジャー志向は?
うーん…。どう言えばいいのかな。メジャーは確かにすごい世界なんだろうとは思います。周囲の人が「メジャーが世界最高峰」と考えているのであれば、多くの野球選手が「やってみたい」と思うのはいいことだと思う。ただ、僕自身は決してメジャーが世界1だとは思ってないんですよ。
-と言うと?
日本だって決して負けていないと思うんです。いや、むしろ日本の方が勝っている部分はある。日米野球だって、日本が真剣に勝つことだけを考えた野球をすれば、絶対に勝ちますよ。足技、クイック、けん制…。メジャーが嫌がる野球を日本はできるけど、日本が嫌がる野球はメジャーにはできない。
-日本には日本のスタイルがある。
だから僕の中では日本とメジャーはトントンなんです。どっちが優れている、とかではなく。そう考えた時、僕はメジャーにすぐ行こうとする最近の風潮には疑問を持ってます。僕はむしろ、日本でとことんやりたい。投手として日本で極めたいんです。どの時点で「極めた」と思えるのか分かりませんが、メジャー行きとかを考えるのはそれから。変な言い方かもしれませんが、「メジャーに行く」というのが、僕には(日本野球からの)逃げに思えるんですよ。僕は逃げたくない。
僕は、これらの強い言葉にものすごく感動しました。
そして、川上憲伸にものすごく感謝しました。
彼は日本を代表する投手の立場で、自らが活躍する日本のプロ野球に誇りを持ち、日本野球を卑下する風潮にはっきりと異議をとなえ、日本野球を極める姿勢をみせてくれました。
我々ファンにとって、こんなに心強いことはありません。
スター選手を次々と失い、今年もまた井川慶の言葉で自信を失いかけた日本のプロ野球ファン。
その沈んだ気持ちを鼓舞するように、力強く響き渡る日本のエース・川上憲伸の言葉。
僕は、信じてみようと思います。
仮に近い将来に川上憲伸がメジャー行きを表明したとしても、僕は決して今の感動と感謝の気持ちを忘れません。
むしろ「応援したい」という気持ちさえ芽生えると思います。
「憲伸よ。日本球界で鍛えたその力、メジャーの奴らに見せつけてやれ!」と。
大事なのは、いま川上憲伸が強い言葉で日本プロ野球の「強さ」を語ってくれたという事実。
おおげさに言えば、いま沈みかけた日本プロ野球界を、強い言葉で守ってくれたという事実。
ありがとう川上憲伸。
心より感謝します。
>これだけ多くの選手が大リーグに行く今「自分のひいきチームの選手もしくはイチロー・野茂級ではない選手」はそれほど別に注目しないのではないかと。だから、せめて自分のチームのファンから「がんばってこい」といってもらえるような挑戦の仕方はできないのかと、そう思います
もう、おっしゃる通りですね。
選手の言葉の扱い方のまずさも目立つこのオフですが、そんななかで川上憲伸投手の発言は僕にとってとても新鮮に見えました。
仮に今後彼がメジャーを表明したとしても、「言い訳」などではなく真正面から「俺は日本野球のクールさを世界に知らしめてやるんだ」ぐらいは言ってくれると期待しています。
それに比べると今現在メジャーを目指している選手は、どうも「おのぼりさん」に見えてしまします。
http://chuspo.chunichi.co.jp/dragons/tp2005/tp0103-2.htm
前は大リーグに挑戦するということが、ファンから見て「かっこいい」という一面もあったし「チームを超えて応援する」とかそういう一面があったと思うんです。けど、これだけ多くの選手が大リーグに行く今「自分のひいきチームの選手もしくはイチロー・野茂級ではない選手」はそれほど別に注目しないのではないかと。だから、せめて自分のチームのファンから「がんばってこい」といってもらえるような挑戦の仕方はできないのかと、そう思います(そういう意味では藪は理想的)。まさか、上原や井川はあそこまで言っておいて、日本のファンに応援してもらおうと思っているのか。それは、「厚顔無恥」だと思います。
そして、「今一番かっこいい」のは「大リーグもいいけど、僕は日本で」と言い切れる一流選手。そういう意味で、一ドラゴンズファンとして川上の発言はありがたい限りです。
NHKは法律的には「公共放送」です。
国営ではないんですよ。
災害時の緊急放送の役割も持っているという意味で、公共放送なんだと思います。
「国営」「公共」どちらにせよ、受信料をとっているなら、もっと日本の利益も意識して欲しいとは思います。
ただでさえ不景気なんだし。
面白い番組も多いですけどね。
>ともかく、選手にはいろんな世界を見てそれを伝えて欲しいと思っています。
日本野球界だけで終わっては、日本のことは分からないと思うのです。
行くからには、必死でつかんで来いと思いますね。メジャーの方が進んでいる部分があるということ関しては僕もまったくその通りだと思うので。
大事なのは、将来日本球界のために「還元する」ということだと思います。
井川さんも、そういったセリフを一言でも言ってくれれば少し安心なんですが…。
>http://www.asahi.com/column/aic/Wed/d_ishii/20041229.html
僕はこの事件とセカンドキャリア問題を即座に結びつけることは避けました。
ただ、無関係だとまでは言い切れません。
しかし、「つまるところ個人の問題だろう」という自分なりの結論は変わりません。
堂々と掲載されっぱなしになっています。
管理人も管理人かと…。
僕が「虎式カネシゲタカシ」の方の記事で指摘したやつですね。
あれは、ひどい。
ていうか、リニューアルされましたね。
井川投手のサイト。
チラっと見ただけではどこの球団に属している選手かかなり探さないとわからない状態になっています。
退路を断ったのか。
それとも誰かに言われたのか。
自身の日記を削除したかっただけなのか。
だんだん疲れてきました。
単純に「うらやましい」という気持ちはやっぱりあると思いますよ。
注目もされますからね。
あと、選手としての箔がつくと思っていると思います。セカンド人生にも役立つでしょうし。
>最近特に目立つのが「同期の○○が幾ら幾らの年俸貰ってるから、自分もこれだけは要求する、」というパターン。
その年の成績だけで判断している選手も多いですね。それは思います。
いや、その年の成績だけで判断してくれっていうならそれも構わないと思うんですよ。
その代わり、「下がるときもそうですよ」という条件つきでないとおかしいです。
>美空ひばりさんの座右の銘が確か「今日の我に明日は勝つ」だったと思いますが、先ずは自身を見つめ直し、”今居る場で”自身を高め切る事が、選手達にとって大事だと思います。
それ、ものすごくいい言葉ですね。
たとえ明日死ぬとしても、その言葉を胸に、前向きに生きていけるような人間になりたいですね。
やはりファンも何だかんだいってマスコミに振り回されてますよね。
一番ダメダメなのが、「国営放送」だと言い張っているNHKでしょう。
メジャー偏重、韓流とかイチイチ挙げなくても、数字取れると思ったら潤沢な資金にモノを言わせて好き放題。
これが日本の国営放送なのかと思ったら情けなくて・・・。
ともかく、選手にはいろんな世界を見てそれを伝えて欲しいと思っています。
日本野球界だけで終わっては、日本のことは分からないと思うのです。
行くときは夢と希望で浮かれ気分でもかまいません。
海外に出て揉まれメジャーでの現実を目の当たりにして、ふと振り返って見たとき、そのときに映る「日本の野球界」というものを、私は知りたいです。
あと、こういう記事を読むと、日本だけで終わってしまうことに不安を感じる選手も多いでしょう。
慢心せずとも。
http://www.asahi.com/column/aic/Wed/d_ishii/20041229.html
前監督(星野氏)が選手たちを押さえつけ萎縮させて
いたからではないか。男の子の父親になったことの
ない人は器が狭い」というファンからの投稿が
堂々と掲載されっぱなしになっています。
管理人も管理人かと…。
そして、こんな大人が周りにいるから
井川はどんどん良くない方向に行くのですね…。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050104-00000026-dal-spo
それと、ライバル意識をチーム内外に持つのは悪い事ではないと思いますが、最近特に目立つのが「同期の○○が幾ら幾らの年俸貰ってるから、自分もこれだけは要求する、」というパターン。他者を意識するのは否定しませんが、それが余りにも突き抜けてしまうと、もっと冷静に自身の実績を見つめてみたら?と言いたくなってしまいます。これ又、何か廻りに流されてしまっている選手が多いのかなと思わされてしまいますね。
美空ひばりさんの座右の銘が確か「今日の我に明日は勝つ」だったと思いますが、先ずは自身を見つめ直し、”今居る場で”自身を高め切る事が、選手達にとって大事だと思います。
もうね、全部太字にしておきたいぐらいの記事なんですよ。
ここに書かれていることがたとえ単なるファンサービスだったとしても、僕はそれでもいいと思います。
>メジャーを希望している選手は、そのチームを勝たせたいと思っていくのでしょうか?
いや、あくまで自己実現でしょう。
チームうんぬんは、あくまでその付随要素じゃないかと予想します。
それは必ずしも悪くないことかもしれませんが、なんか大事なものを忘れているような気がします。
>やはり憲伸はエライ。山本昌といい、中日のピッチングスタッフは本当に充実していると個人的に感心しております。
本人がびっくりした山本昌の複数年契約。
我々は少なくともあと2年山本昌をみることができますね。
例えば初年の夏の高校野球大会に参加した高校の数は過去最多だったと記憶しています(選手だったかな?)。
しかし、そんなことで喜んでいてどうするんだと思っていました。
マスコミにも「野球はまだまだ大丈夫。ほら、こんなに盛り上がってます」みたいに伝える人がいましたが…。
冗談じゃありません。
おりがみ選手がおっしゃるとおり、今後の絶対的な野球人口の減少は決定的。
だって、子どもの数が減るんですもの。
そして少子化で甘やかされて育った少年が、突き抜けたスター選手になれる可能性はおそらくは少ない…。
>マスコミにも原因があると思うが、メジャーを賞賛する記事が多いですね。
メジャーがかつて+今の日本プロ野球ほどに世間に浸透することって、おそらくないです。
世間の趣向が多様化していることもありますが、それ以上に決定的に時差がありますから。
マスコミも、もっと考えてもらいたい。
日本のプロ野球がつぶれて困るのは、あなたたちなんじゃないの?と思います。
>さて、川上選手の記事感動しました。
なんか、川上の意地を感じるんですよ。
それも、負け惜しみという要素はなく、はっきりと前向きな。
それがうれしかったです。
またファンの成熟度も違うような気がする。
まさにそれが一番の問題。
むしろ野球レベルよりも、そこが大事な気がしてきました。
いったいどこから手をつければ良いのかわからないぐらい、環境の改革も必要です。
ファンの成熟度に関しては、双方からの歩み寄りが必要ですね。
選手が歩み寄り、ファンも一歩歩み寄る。その地道な繰り返しが必要でしょう。
一朝一夕には無理ですね。
>野球を見だして間もない人間の考えなので、的が外れてたら聞き流してください。
いや、むしろその逆です。
野球を見て間もない方の意見の方が、ある意味大変貴重です。
根本的なことを、客観的かつ直感的に指摘していただけるので。
これからも貴重なご意見を、お願いいたします。
>『自分が上原投手とか松坂投手とかになれたら、「いや、そうは言っても日本の野球も負けてないんですよ」なんて、さらっと言ってみちゃうのに』・・なんて妄想していたのですけれど。
例えばよく外国人選手が「日本のファンは一番です!」とか、わかりやすい「サービス発言」をするじゃないですか。
これって、僕にいわせれば本心だろうが、そうでなかろうがいいんですよ。
聞いた方は、気分悪いわけないんですから。
ファンだって、嬉しい。
これが、公の場で自分が属する組織に敬意を払うということなのかなと思います。
>まさにその言葉を、川上投手は言ってくれたんですね。
あー。うれしいなぁ。
うれしいでしょ?
僕も涙が出るくらい嬉しいです。
としての協調性に欠くところがあり、その欠点も含めて応援していたのですが、最近とみに酷くなっているような気がします
おそらく井川さん本人はマイペースで、本当に純粋なんだと思います。
ただ、あまりに純粋な夢を純粋に振り回されてしまうと周囲が困ってしまうこと事態が発生します。
その姿が、見る方によれば「みにくく」とうつる場合があるのでしょう。
そりゃね、夢がかなうのを応援してあげたい気持ちは誰にだってありますけど…。
それは本当にそうですね。
やはり本物が持つ力を否定していては、尊敬の念も失われてしまいます。
選手もそうでしょうし、ファンもそうです。
「タイトルを取ることよりも個人的には素直に優勝に貢献できればいいな、と思っています。」
の一文に心打たれました。
ピッチャーはマウンドの上でスポットライトを浴びるがゆえに、一人で戦っているという錯覚を覚えてしまいがちなのでしょうか?
野球は9人で、いやベンチ入りしている選手もいれば、ファームにいる選手、バッティングピッチャーや裏方さん、グランド整備の方など、それはもう沢山のメンバーでやるものなんですよね。
メジャーを希望している選手は、そのチームを勝たせたいと思っていくのでしょうか?
野球におけるチームの勝利は、あらゆる個人のタイトル・記録よりも上に立つものだと私は信じています。そういう意味で、やはり憲伸はエライ。山本昌といい、中日のピッチングスタッフは本当に充実していると個人的に感心しております。
野球をやっているおこが多いようで、実は生まれる子どもの数は少なくなっている日本。
少なく生まれたおこのなかで、体格がよく、運動ができるおこが必ずしも野球をやるとは限らない日本。
億という単位の年俸の「豊かさ」はとっても危うい豊かさだと思っています。
マスコミにも原因があると思うが、メジャーを賞賛する記事が多いですね。確かにパワーなどは凄いけど日本が劣ってるなんて思いませんけど・・応援スタイルだってメジャーの選手は日本式のを気に入ってるようですし。甲子園にぜひ、来て欲しいです。
さて、川上選手の記事感動しました。友人でありライバルの上原投手はFAでのメジャー挑戦を表明してるから正直こういう意見が出るとは思いませんでした。
ホントに説得力があります。来年もいいピッチングを見せて欲しいです。但し、タイガース戦以外で(笑)
またファンの成熟度も違うような気がする。
日本ではどんなにアスリートとして頑張って結果を残しても、イジられて笑いものにされておしまい。
華やトークがなければ、引退したら速攻で忘れ去られておしまい。
そんな感じ。
「リスペクト」
これを日本で得ることは難しいように思う。
行きたい人は行かせてあげるべきだと思う。
ただし、失敗すれば、イジられる以上の嘲笑が返ってくることを肝に銘じておけばいい。
確かに「野球自体」は全然引けをとらない。
でも「野球界」は、この一年を見てきて、サッパリだと思ってます。
野球を見だして間もない人間の考えなので、的が外れてたら聞き流してください。
(‘鋭く考察’はできていないので、お恥ずかしながらですが・・)
自分も「一ファンのワガママ」として書きながら、
『自分が上原投手とか松坂投手とかになれたら、
「いや、そうは言っても日本の野球も負けてないんですよ」
なんて、さらっと言ってみちゃうのに』
・・なんて妄想していたのですけれど。
まさにその言葉を、川上投手は言ってくれたんですね。
あー。うれしいなぁ。
>メジャーが嫌がる野球を日本はできるけど、日本が嫌がる野球はメジャーにはできない。
この一文に、なんだかもやもやがふっとんだ気分。
はずれていました。
記事をアップしたのはこのアドレスです。
http://www.doblog.com/weblog/BlogServlet?userid=2859&blogid=849407#849407
自ブログで物申しました。
[関連したBlog]
井川はもともと阪神という球団のいち選手
としての協調性に欠くところがあり、
その欠点も含めて応援していたのですが、
最近とみに酷くなっているような気がします。
「25歳の井川慶」を応援している人は行かせてやりたい
と思うかもしれませんが「阪神タイガース左のエース
井川慶投手」を応援する(していた)者としては
憤懣やるかたない心情です。
内側から変えるぐらいの気概がなくてどうすると。
しかも、それができるのは世論がまだ選手を後押しした余韻が残ってる今しかないだろうと。
僕もそう思います。
現実は難しいのかもしれませんが、「そんな覚悟もなしにストライキとかやったのか?」と言われないためにも、もっと国内に目を向けて欲しいと思います。
>日本のプロ野球選手であるなら、日本のプロ野球の素晴らしさを後世に伝えていくのもファンサービスの1つなんじゃないかと。
「アメリカがなんじゃい!キューバがナンボのもんや!」といえるような球界を造っていくのが日本球界に託された使命なんじゃないかと。
間違いなく、そうだと思いますよ。
アメリカ野球・キューバ野球・韓国野球・台湾野球…
例えば「パワー」というキーワードに向かって全てのリーグが競争したとすれば、確実に日本は勝てません。
もしかしたら中国野球あたりに追い抜かれるかもしれない。
しかし、戦術や足技や小技というキーワードに向かって競争したとすれば、決して負けないといいきれるだけのものはすでにあると思います。
>日本でトップに立つことは決して「井の中の蛙」ではない。
僕もそう思います。
>なんか日本プロ野球のファンの弱っている心に、染み入る言葉ですねぇ・・
でしょう?
僕も、深夜にいきなりブログ更新のモチベーションが急上昇しました。
なんか、「日本野球だって胸を張るべきだ!張っていいんだ!」とお墨付きをもらえた気持ちになれます。
とっくに引退したOBや、その辺の選手が適当に語ってるのではなく、川上憲伸が言った言葉ですから重みが違います。
たしかに赤星選手は生涯タテジマ宣言をしていますね。
http://www.daily.co.jp/baseball/2004/01/26/113708.shtml
その番組は見ていないのですが、今回川上投手の発言がとても新鮮に思えたのは、はっきりと日本野球の優れている点を具体的に強い言葉で述べたからです。
「チーム愛」から生涯日本を宣言する選手はいますが、「日本だって負けてはいないから」という理由で「日本を極める」と宣言した一流選手を僕は今のところ知りません。
>あっ、そうそう。金本も3年前に熱心に誘ってくれたメジャーの球団があったそうです。「ちょっと考えたけど、飯があわない」ということでやめたそうです。
ふふふ。アニキらしいですね。
>井川はサッカー観戦が好きなんだから、いっそのことヨーロッパの球団に売ってあげたらいいのにねw
そういえばイタリアではプロ野球でも「セリエA」といいますよね。
念願のセリエAに電撃移籍?
ただし、野球のセリエAですけど…。
>憲伸はこれが最高なのかという気持ちと、保留なんて今の球界の現状をちゃんと見ているのかと、ちょっとドラファンとしては悲しかったのですが、この発言は嬉しいですね。
実は僕も、保留の際の発言にはがっかりした部分があったんです。
ただ、去年の契約更改にのぞんだプロ野球選手は誰もだいたい似たようなもので、あまり危機感が伝わってこなかった。
しかし、この憲伸の発言は、うれしい。
それだけははっきりと思いました。
>個人的に井川選手はメジャーに行きたいというより阪神から出たいという気持ちのほうが強いのではないかと思う時があります。
なるほど…。
まぁ、付け加えていうなら、ファンが発する雑音もすごいですからね。タイガースは。
(僕が言っちゃなんですけど)
しかしこれが事実だとすれば、悲しくなってしまいますね。
あと、少々ピントがずれますが、今はっきりと言えることは、甲子園球場の阪神戦の雰囲気というのは、日本が世界に誇れるオンリーワンな魅力を持ったプロスポーツ競技の場だということです。
メジャーに負けない魅力を持っていると思います。
>井川選手の持つ「愛され感」というのは、ああ、井川って阪神の選手だよなあってほんと思うんですよ。実際愛されてますしね。
さっそく批判記事を書いてしまいましたが、僕はこれでも井川投手の大ファンを自認しています。
お元気でしょうか?
今年も宜しくお願いいたします。
>× かっこいい
>◎ めちゃめちゃかっこえぇやん!!!!!
僕も、そう思うことにします。
これぞ、日本が誇るプロ野球選手です。
>あ、私事ですが、今年は虎+鷲で行きます。
仙台に行くために、あれこれ計画中です(笑)
なるほどカツノリさんが移籍しましたものね。
カツノリさんが八木選手の引退試合で涙していた話、いまでも時々思い出してしみじみとしています。
捕手枠のライバルはとりあえず中村・藤井ですね。
一軍の捕手が3人枠だとして、ベンチ入りは充分可能ではないでしょうか。
本来の意味の真っ向勝負を「勝つために最善の努力をする」という風に解釈するとすれば、日米野球の日本の戦い方は、少しずれているような気がします。
ストレート一本勝負が美徳だと言われればそんな気もしますが、実は違うんじゃないかなと、僕もそう思います。
>日本野球が培ってきたスタイルに、自信をもって欲しいと思います
僕も、心からそう思います。
国内野球同士だって、力の差をカバーする日本流の戦い方で優勝するチームがあるんですから。
野村ヤクルトしかり、落合中日しかりです。
これらを「チマチマとみっともない戦術」と評価してしまうのは間違い。
単なる価値観の違いでしかないわけですから。
しかし、本当にそれだけの理由でアメリカへ渡ってしまおうと思うのは、川上投手のコメントにあるように「日本からの逃亡」ととられても仕方ないでしょう。
こんな日本球界ですが「何とか自分たちの手で自国球界を魅力あるものに盛り上げていこう」と、日本球界に籍を置いている選手、あるいは置いたことのある選手ならばそういう考えを少しは持ってほしい、というのがホンネです。
・・・というのは単なるファンのワガママなんでしょうか?
いや、ワガママついでに言わせてもらえば、日本のプロ野球選手であるなら、日本のプロ野球の素晴らしさを後世に伝えていくのもファンサービスの1つなんじゃないかと。
「アメリカがなんじゃい!キューバがナンボのもんや!」といえるような球界を造っていくのが日本球界に託された使命なんじゃないかと。
そのためにはファンも含めて球界全体で取り組んでいかねばならないことですが、そういうことなら私も1ファンとして協力は惜しまないつもりです。
日本でトップに立つことは決して「井の中の蛙」ではない。
今でも私はそう思いますし、実際に日本のトップに立つ選手からそういうコメントを出してくれたことにとても嬉しい気持ちになりました。
なんか日本プロ野球のファンの弱っている心に、染み入る言葉ですねぇ・・
少し古いのですが、弱ってるファンの言葉をぶちまけた記事からTB送らせていただきました。
井川はサッカー観戦が好きなんだから、いっそのことヨーロッパの球団に売ってあげたらいいのにねw
「今期は二度とできないくらい最高の成績だったのでアップ率にこだわる」(要約)と言って保留したんですよね。んで岩瀬選手と同額ゲット
憲伸はこれが最高なのかという気持ちと、保留なんて今の球界の現状をちゃんと見ているのかと、ちょっとドラファンとしては悲しかったのですが、この発言は嬉しいですね。
個人的に井川選手はメジャーに行きたいというより阪神から出たいという気持ちのほうが強いのではないかと思う時があります。
阪神が悪い球団というわけではなく、監督コーチや首脳陣とうまくいってないのかなあ、という印象を受けるんですよ。
メジャーに行くために阪神を出る、というより
阪神を出たいから、メジャー目指すという感じ。
なんか、ここまで不用意な発言や行動をする人には思えないんですよね。
どこにいってもマイペースというかひょうひょうとした性格に見えるので。
その井川選手がここまで意固地にメジャー行きを急ぐのは、どうも違和感を感じてしまうんです。
好きな選手なので変な方向に行かず、がんばってほしいのですが。
井川選手の持つ「愛され感」というのは、ああ、井川って阪神の選手だよなあってほんと思うんですよ。実際愛されてますしね。
ご無沙汰の出現です(笑)
もともとケンシンさん、かっこいいなぁと思ってたけど
(頭は薄いけど)
考えを改めることにしました。
× かっこいい
◎ めちゃめちゃかっこえぇやん!!!!!
ってな感じで。
あ、私事ですが、今年は虎+鷲で行きます。
仙台に行くために、あれこれ計画中です(笑)
本当に、真剣に勝つことだけを考えてやってほしいなぁ、と思うことが、ありますよ。
だって、米国チームの投手が変化球を投げても、日本チームはストレート一本勝負、ってこと、ありますものね。
応援スタイル、使用球、戦術、etc。日本野球が培ってきたスタイルに、自信をもって欲しいと思います。使用球以外は(笑)。
川上憲伸投手、よくぞ言ってくれましたね。