プロ野球ファンの皆様ならこの動きに注目されていることでしょう。
阪神タイガースが中心になって、急ぎすぎる1リーグ制への動きに対して「待った」をかけたと。
で、今朝のサンスポの記事セ5球団で反巨同盟!阪神・野崎球団社長が“宣戦布告”というものに、各セントラルのオーナーの反応が掲載されていますので、ちょっと見てみます。
以下、太字が記事からの引用です。
まずはヤクルト。
野崎社長から電話を受けたヤクルト・倉島常務は「26日の前に多菊社長と話し合いたいとのことだった。拒否する理由もないし、お会いになると思う」。多菊社長もその前の段階で「(パが)5球団でも交流戦でいけるんじゃないか」と語っている。
なるほど。
球団経営が良好とはいえないヤクルトですから、1リーグ制で大きく減収するよりは、交流戦で小さく減収したいという考えですか。
これはヤクルトに限らず、セントラルの経営者はみんなそういう考えだと思います。
広島・松田オーナーも「2リーグ制が理想と考えているので(阪神の)提案を聞いてみたい」と身を乗り出し「日本シリーズや先日のオールスター戦の盛り上がりを見れば、2リーグ制が理想」と強調した。
広島はセントラルのなかでも経営状態はギリギリですので、1リーグ制への移行で壊滅的な打撃を受けることは確実。
しかも立地条件やチームの歴史を見ても、安易な合併は難しい球団です。
松田オーナーは当初から1リーグ制への移行に強い反対の意思をしめされていました。
中日・白井オーナーは「まだ阪神の考えが分からない」としながら「できたら2リーグがいい。つまり収入が減らない。簡単だ」と、ドル箱の巨人戦、阪神戦の試合数が減ることの危機感を、明快に説明。
いや~、簡単明快。
「収入が減らないから2リーグがいい」ですって。
タテマエなし!
かえって好感がもてるぐらいです。
経営者の発言としては至極当然のわかりやすい意見ですが、「交流戦もみてみたいな」という長年のファンの声はこういったお金の事情によって封殺されてきたのでしょう。
横浜・峰岸球団社長も「阪神さんから電話をいただきましたが、それはオーナー(砂原TBS会長)レベルの話。横浜としては実行委で直接聞いてから判断したい」と一定の理解を示した。
微妙な反応ですね。大歓迎とはいかないようです。
もしかしたらヤクルトとの合併をのぞんでる?
ともかく「1リーグ制へ待った」のリーダー格・阪神タイガースも、「10億の減収」という試算をつきつけられて、大阪商人としての本能が目覚めたのでしょう。
「近鉄とオリックスの合併に驚き、流されていたが、やっと目覚めた。損やないかこの改革!」というのがきっと本音です。
ファンからも2リーグ制維持のために阪神の動きは歓迎だという意見がありますが、ぼくは素直に喜べない。
なぜなら、この動きは去年までの流れとなんら変わらないから。
結局ファンのことなんてほとんど意識していないのだから。
お金のことばっかりですよ。
それにしても、近鉄とオリックスの合併は「もう決まったもの」として話が進んでいますね。
その部分に対する救済案はないのかい。
球団数が減ることのほうが、リーグの問題よりも大きいと僕はおもうのですが・・・。
で、これらのセントラル5球団の動きに対する読売巨人軍・渡辺オーナーの発言。
「阪神と4球団との話し合い? 聞いてるよ、そういうことは。オレがいたら話しにくいんだろ」と終始、余裕の表情で語った。
「だからさ、それでこっちにも考えがあるんだから、まあいいんだよ、それで。急激? 急激とも思わんよ」
いや、期待通りの不気味な発言です。
記事中にもありますが、すでにパ・リーグのもう一つの合併について情報を手に入れているか、お得意の「脱退だー。新リーグ発足だー!」の脅しを使うか。
すべてのプロ野球経営陣に言いたい。
もう巨人にふりまわされるのはやめましょうよ。
どうせ巨人人気なんて、あと10年ももたないんだから。
(「不人気度」「アンチ巨人度」は赤丸急上昇の気配)
「自分のチームさえ良ければ」ではなく、もっと「プロ野球株式会社」「全体の利益」としての一体感をだす努力をしてほしい。
それこそが「ファンの利益」にもつながるのであれば最高です。
コミッショナーがナベツネの傀儡である限り、これは難しいでしょうが。
ともかくね、こんなことを語っているのはファンとしては鬼のように疲れるんです。
どんどん疲労してくる・野球熱が醒めてくる自分がわかります。
ファンはもっと手放しでプロ野球を楽しみたいだけです。
僕はこんな状況でもプロ野球を楽しむために、昨日のような記事をどんどんアップしていきます。
それが漫画家にできる、プロ野球へのささやかな応援だと勝手ながら信じています。
阪神タイガースが中心になって、急ぎすぎる1リーグ制への動きに対して「待った」をかけたと。
で、今朝のサンスポの記事セ5球団で反巨同盟!阪神・野崎球団社長が“宣戦布告”というものに、各セントラルのオーナーの反応が掲載されていますので、ちょっと見てみます。
以下、太字が記事からの引用です。
まずはヤクルト。
野崎社長から電話を受けたヤクルト・倉島常務は「26日の前に多菊社長と話し合いたいとのことだった。拒否する理由もないし、お会いになると思う」。多菊社長もその前の段階で「(パが)5球団でも交流戦でいけるんじゃないか」と語っている。
なるほど。
球団経営が良好とはいえないヤクルトですから、1リーグ制で大きく減収するよりは、交流戦で小さく減収したいという考えですか。
これはヤクルトに限らず、セントラルの経営者はみんなそういう考えだと思います。
広島・松田オーナーも「2リーグ制が理想と考えているので(阪神の)提案を聞いてみたい」と身を乗り出し「日本シリーズや先日のオールスター戦の盛り上がりを見れば、2リーグ制が理想」と強調した。
広島はセントラルのなかでも経営状態はギリギリですので、1リーグ制への移行で壊滅的な打撃を受けることは確実。
しかも立地条件やチームの歴史を見ても、安易な合併は難しい球団です。
松田オーナーは当初から1リーグ制への移行に強い反対の意思をしめされていました。
中日・白井オーナーは「まだ阪神の考えが分からない」としながら「できたら2リーグがいい。つまり収入が減らない。簡単だ」と、ドル箱の巨人戦、阪神戦の試合数が減ることの危機感を、明快に説明。
いや~、簡単明快。
「収入が減らないから2リーグがいい」ですって。
タテマエなし!
かえって好感がもてるぐらいです。
経営者の発言としては至極当然のわかりやすい意見ですが、「交流戦もみてみたいな」という長年のファンの声はこういったお金の事情によって封殺されてきたのでしょう。
横浜・峰岸球団社長も「阪神さんから電話をいただきましたが、それはオーナー(砂原TBS会長)レベルの話。横浜としては実行委で直接聞いてから判断したい」と一定の理解を示した。
微妙な反応ですね。大歓迎とはいかないようです。
もしかしたらヤクルトとの合併をのぞんでる?
ともかく「1リーグ制へ待った」のリーダー格・阪神タイガースも、「10億の減収」という試算をつきつけられて、大阪商人としての本能が目覚めたのでしょう。
「近鉄とオリックスの合併に驚き、流されていたが、やっと目覚めた。損やないかこの改革!」というのがきっと本音です。
ファンからも2リーグ制維持のために阪神の動きは歓迎だという意見がありますが、ぼくは素直に喜べない。
なぜなら、この動きは去年までの流れとなんら変わらないから。
結局ファンのことなんてほとんど意識していないのだから。
お金のことばっかりですよ。
それにしても、近鉄とオリックスの合併は「もう決まったもの」として話が進んでいますね。
その部分に対する救済案はないのかい。
球団数が減ることのほうが、リーグの問題よりも大きいと僕はおもうのですが・・・。
で、これらのセントラル5球団の動きに対する読売巨人軍・渡辺オーナーの発言。
「阪神と4球団との話し合い? 聞いてるよ、そういうことは。オレがいたら話しにくいんだろ」と終始、余裕の表情で語った。
「だからさ、それでこっちにも考えがあるんだから、まあいいんだよ、それで。急激? 急激とも思わんよ」
いや、期待通りの不気味な発言です。
記事中にもありますが、すでにパ・リーグのもう一つの合併について情報を手に入れているか、お得意の「脱退だー。新リーグ発足だー!」の脅しを使うか。
すべてのプロ野球経営陣に言いたい。
もう巨人にふりまわされるのはやめましょうよ。
どうせ巨人人気なんて、あと10年ももたないんだから。
(「不人気度」「アンチ巨人度」は赤丸急上昇の気配)
「自分のチームさえ良ければ」ではなく、もっと「プロ野球株式会社」「全体の利益」としての一体感をだす努力をしてほしい。
それこそが「ファンの利益」にもつながるのであれば最高です。
コミッショナーがナベツネの傀儡である限り、これは難しいでしょうが。
ともかくね、こんなことを語っているのはファンとしては鬼のように疲れるんです。
どんどん疲労してくる・野球熱が醒めてくる自分がわかります。
ファンはもっと手放しでプロ野球を楽しみたいだけです。
僕はこんな状況でもプロ野球を楽しむために、昨日のような記事をどんどんアップしていきます。
それが漫画家にできる、プロ野球へのささやかな応援だと勝手ながら信じています。
右に習えで「1リーグ制反対」の大合唱。
やっぱり・・・という感じはしましたが、
どの球団も保有する球団の利益重視(当たり前ですが)。
そもそもこの話の発端となった近鉄-オリックス合併話も
「本当にそれでいいの・・・?」と思いつつも
最近は話題にもあがらない。
せめてコミッショナー権限で「プロ野球全体」の
「今後のビジョン」を明確に発表し、他球団に
追随しろと!
一人のオーナーの流されてしまって良いのかと!
(→パ球団を引き連れて新リーグ?冗談じゃない!)
マンガウルフさんもおっしゃっていますが
ますます野球熱が冷めてしまう。
>僕はこんな状況でもプロ野球を楽しむために、
>昨日のような記事をどんどんアップしていきます。
自分ももっと楽しみたいです。
今後も期待しています!
駄文失礼しました。
チーム数の合併・削減や一リーグ制への反対は決して情だけで語っているわけではありません。
われわれにとって、また野球界の未来にとって悪影響だから言っているわけで・・・
コミッショナーの権限って、なんとかならないものでしょうかね?
ナベツネが「出て行く」と言っても「どうぞお勝手に」と言ってくれるサッカー・川渕氏のような人物がのぞましいです。
昨日のような記事は「こんな大事なときになにやってんだ」という批判もあるでしょうが(今のところありませんが・・・)、期待してくださる方がいる限り、ネタ記事はアップしていきたいと思います。
そうそう、こんな感じに書きたかったのです。^^;
私も、今回のはセリーグのオーナー陣が、金勘定でモノを言い出したってのが底にあると思いますので、ナベツネ=悪で、野崎社長=善みたいな世の論調はちょっと違うかなと思います。
でも、これで交流戦が実現したり、FAやドラフトが見直されたりすれば、結果的に良い改革になるのではないでしょうか?
これで後はナベツネが新リーグ結成じゃぁといつものように吼えるか、近鉄オリックス合併を白紙に戻すかの二択になったんじゃないかと思います。
・近鉄は存続(ただし、ネーミングライツを認める。来年以降しっかりとした買い手が見つかったら売却)
・セパ交流戦
・サラリーキャップ
・ドラフトの完全ウェーバ制
こんな感じで落ち着くんじゃないかと、予想してみました。(希望的観測大)
そう、僕もこれが言いたかったのです。
野崎社長・すなわち阪神側が言い出したことっていうのも、単に合併問題以前に常日頃から言っていたことにすぎないわけですから。
そういったセントラルの「巨人頼みの経営戦略」が、いかにプロ野球の発展をさまたげてきたか。
>これで後はナベツネが新リーグ結成じゃぁといつものように吼えるか、近鉄オリックス合併を白紙に戻すかの二択になったんじゃないかと思います。
近鉄とオリックスの合併が白紙になればいいですが、オーナー陣は6・5での2リーグ維持を考えているようですね。
ichikenさまの希望的大観測は、神様にお祈りしましょう!
IPが変わったそうで、DNSが対応してくれるのに数日かかるということ。
どうしてくれるん!今日から野球始まるのにっ!
というわけで、人のブログのコメント欄のみで暴れちゃうかも。
あ!そんな人、身近に知ってるわ(爆)
って思います。
「たかが選手」はひとりも持っていかないでください。
久万も、なんか去年の阪神ブームを傘に着てる感が否めませんが、星野SDがあれだけマスコミに向かって苦言を吐いていることに背中を押された結果なのでしょうかね?
ま、何にせよ、文句を言う連中が出てきたことはいいことですよね。
味方につけておいてナベツネが「新リーグ」
とほざいたら「どうぞ」と返してくれないかね。
何故日ハムかというとダイエーはUFJの精算
がらみで合併させられそうで、これは堤あたり
の意向が入っている可能性があるので、
「合併はない」といってる日ハムを。
で、新2リーグが
A:阪神、中日、広島、横浜、ヤクルト、日ハム
B:巨人、西武、オリ近、ダイエーロッテ
だと前者の方が面白そうだと思うんですが
どんなもんでしょ?
Gooブログランキング3位おめでとうございます。
すごいですね。
内容もおもしろいです。
TBさせて頂きますね!!
4位でした。
すみません(><)