前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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夏に高浜・大飯原発同時事故想定の訓練へ。しかし近接する巨大原発4基の稼働こそ大問題

2018年04月28日 | 福井県政

 私も議会で要求してきた高浜、大飯原発の同時事故想定の訓練がおこなわれることになりました。

しかし5月9日にも大飯4号機の再稼働が計画されており、順序が逆です。

 またそもそも、福島原発事故で4基が炉心溶融などのシビアアクシデントに陥ったことを考えれば、近接する巨大な4基の原発を稼働していくことそのものが福島原発事故の教訓に背くものです。

 

 原子力発電所の事故を想定したことしの総合防災訓練について、国は福井県にある大飯原子力発電所と高浜原子力発電所の2つの原発で同時に事故が起きたという想定でことしの夏をメドに行うことになりました。
近接する複数の原発で同時に事故が起きる「同時発災」を想定した国の訓練は初めてです。
これは中川原子力防災担当大臣が27日の閣議後の記者会見で明らかにしました。
それによりますと原発事故を想定したことしの国の総合防災訓練は、福井県にある大飯原発と高浜原発の2つの原発で同時に事故が起きたという想定で行い、国や自治体それに住民なども参加して避難の手順などを確認します。
近接する複数の原発で同時に事故が起きる「同時発災」を想定した訓練を国が行うのは初めてです。
国は訓練の内容について今後、福井県などと協議し、ことしの夏をめどに実施したいとしています。
大飯原発と高浜原発は、直線距離で13キロほどしか離れておらず、巨大な津波や地震で同時に事故が起きた際の住民の避難などが課題となっています。
中川原子力防災担当大臣は「緊急時の対応の実効性をより高いものにして、大飯・高浜地域の原子力防災の体制を強化したい」としています。


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