昨日は福井県議会自然エネルギー促進議員連盟の視察で、環境省浮体式洋上風力発電実証事業を長崎県五島市でみせていただきました。事業を受託している戸田建設の佐藤郁技術課長にていねいに説明していただきました。
風力発電は陸上でもあわら市などで設置されおおきな威力を発揮していますが、洋上は風速が強く、その変動が少ないため、安定かつ効率的な発電が見込まれるだろうと、環境省が研究しています。海外ではノルウェー、ポルトガルでおこなわれていますが、日本ではありません。
まず、元は網元さんの家という民家に設置された「見学者センター」でビデオをつかった説明をうけました。
9月から視察受け入れを開始し、現在200名ほどの視察者があるということで注目を集めています。
わたしたちが海上から見学したものは「小規模試験機」で全長が約71メートル、ローター直径22メートル、水深100メートルです。巨大なシンカーとアンカーでつながれ海のなかに浮いているものです。ひらたく書けば、巨大なブイが浮いている、と思っていただければいいでしょう。発電量は100KW。
来年度から計画されているものは2MWのフルスケールです。
なんと、風車はNEDOが沖縄で使っていた中古品というのにも驚きました。
ウインドファームは1キロ四方に1基。風力は低リスク、低リターン。電力をおくる海底ケーブルは1キロ1億円。日本海は雷対策が必要。との説明でした。
五島市そのものには、すでに陸上風力発電が7基あるそうです。市としても電気自動車の普及に力を入れ、タクシーやレンタカーなど100台程度に導入され、急速充電機が市内各地に配置されている、とのこと。これには参加者一同驚きました。
実用化されていけば、風が吹いていれば24時間発電稼動であり、有力な選択肢となるでしょう。
また、現地の陸上の風力発電のメンテナンスは地元業者が担当しているそうで、そういう意味でも地元産業にもなっていくと感じました。
風力発電は陸上でもあわら市などで設置されおおきな威力を発揮していますが、洋上は風速が強く、その変動が少ないため、安定かつ効率的な発電が見込まれるだろうと、環境省が研究しています。海外ではノルウェー、ポルトガルでおこなわれていますが、日本ではありません。
まず、元は網元さんの家という民家に設置された「見学者センター」でビデオをつかった説明をうけました。
9月から視察受け入れを開始し、現在200名ほどの視察者があるということで注目を集めています。
わたしたちが海上から見学したものは「小規模試験機」で全長が約71メートル、ローター直径22メートル、水深100メートルです。巨大なシンカーとアンカーでつながれ海のなかに浮いているものです。ひらたく書けば、巨大なブイが浮いている、と思っていただければいいでしょう。発電量は100KW。
来年度から計画されているものは2MWのフルスケールです。
なんと、風車はNEDOが沖縄で使っていた中古品というのにも驚きました。
ウインドファームは1キロ四方に1基。風力は低リスク、低リターン。電力をおくる海底ケーブルは1キロ1億円。日本海は雷対策が必要。との説明でした。
五島市そのものには、すでに陸上風力発電が7基あるそうです。市としても電気自動車の普及に力を入れ、タクシーやレンタカーなど100台程度に導入され、急速充電機が市内各地に配置されている、とのこと。これには参加者一同驚きました。
実用化されていけば、風が吹いていれば24時間発電稼動であり、有力な選択肢となるでしょう。
また、現地の陸上の風力発電のメンテナンスは地元業者が担当しているそうで、そういう意味でも地元産業にもなっていくと感じました。