前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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広島高裁、伊方原発に運転停止の仮処分。あぶない原発動かさないで!

2017年12月14日 | 福井県政

 昨日は、伊方原発3号機について、広島高裁が火山噴火対策を理由に運転停止の仮処分を下しました。高裁が下したというのも素晴らしいですね。福島原発事故をうけて、巨大な自然災害の際に大丈夫か、を思考することがスタンダードになればいい。

 名古屋高裁金沢支部の裁判官のみなさんには逆行する判決をださないようにお願いしたい!

 現地には、福井からも裁判の会の奥出さんや、島田弁護団長らがかけつけていました。

 

 

 

 

■NHK・・・広島高裁 伊方原発の停止命令

 愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について広島高等裁判所は「阿蘇山が噴火した場合の火砕流が、原発に到達する可能性が小さいとは言えない」と指摘し、運転の停止を命じる仮処分の決定をしました。
伊方原発3号機は定期検査のため運転を停止中ですが、仮処分の効力は決定が覆されない限り続くため、定期検査が終了する来年2月以降も運転できない状態が続く可能性が高くなりました。

愛媛県にある四国電力の伊方原発3号機について広島県などの住民4人は、「重大事故の危険がある」として運転の停止を求める仮処分を申し立て、広島地方裁判所はことし3月、退ける決定をしました。
住民側は、決定を不服として抗告し、広島高等裁判所では伊方原発の北およそ8キロにあり九州、四国、近畿にかけて伸びる断層が長さ480キロにわたって連動した場合などを想定して、四国電力が算出した最大の揺れが妥当かどうかなどが争われました。
これについて広島高裁は「熊本県の阿蘇山が噴火した場合の火砕流が原発に到達する可能性が小さいとは言えず、原発の立地は不適切だ」と指摘し、運転の停止を命じる決定をしました。
一方、広島地方裁判所で別に進められている裁判で異なる結論が出る可能性があるとして、運転停止の期間は来年9月30日までとしました。

 伊方原発3号機は去年8月に再稼働し、ことし10月から定期検査のため運転を停止していますが、仮処分の効力は決定が覆されない限り続くため、定期検査が終了する来年2月以降も運転できない状態が続く可能性が高くなりました。
高裁が原発の運転停止を命じるのは初めてです。

 四国電力原子力部の瀧川重理登副部長は、「当社の主張が認められない厳しい決定で非常に残念だ。我々としては原発の安全性は確保されていると考えていて、今回の命令を取り消してもらえるよう、速やかに異議申し立ての手続きを行う」と話していました。


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