前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

「さようなら原発集会」6万人の叫び!野田政権も福井県もこの叫びを無視すると未来はないでしょうね。

2011年09月20日 | Weblog
    昨日は、なんと言っても大江健三郎さんらがよびかけた「さようなら原発集会」6万人の叫びですね!福井からも共産党や住民運動連絡会、新婦人、民医連、高教組などさまざまな団体、個人多数がかけつけました。
政府も福井県も、電力事業者もこの国民の叫びを無視するようでは、未来はないでしょう。国民の期待にこたえるエネルギー政策の転換こそつよく求められていますね。



   私は昨日は、議会質問準備、生活相談、地域訪問活動などでした。質問準備も大詰めです。21,22と2日間質問がおこなわれますが、私は22日の午前中、つまり2日目。ということは、原発問題などで1日目と同じような質問ばかり2日目にするわけにはいきませんので、1日目の質問を聞いてから、また考えなおすこともあります。

こういう時は、1回の質問準備に2度疲れることになりますが、仕方ありません。

22日は10時40分頃からの予定です。ぜひ、県議会議事堂に傍聴においでください。

また福井県議会インターネットでも生中継と録画中継でご覧になることができます。



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毎日・・・・・福島第1原発:「さようなら原発集会」大江さんら訴え

 東京電力福島第1原発事故を受け、原発依存からの脱却を訴える「さようなら原発5万人集会」が19日、東京都新宿区の明治公園で開かれた。集会やパレードには主催者発表で約6万人が参加。原発事故後では、最大規模とみられる。

 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)や有識者らで構成する「さようなら原発1000万人アクション」主催。呼びかけ人の一人で作家の大江健三郎さん(76)は「原子力のエネルギーは必ず荒廃して犠牲を伴う」と語った。

 参加した俳優の山本太郎さん(36)は「今の日本の政治は一人の命や安全を無視している」と脱原発を訴え、参加者とともに「原発反対、子供を守れ」とシュプレヒコールを上げた。その後、参加者はプラカードや旗を掲げながら、明治公園から新宿や原宿など3コースに分かれて約2~4キロをパレードした。・・・・・・・・



す・ご・い!  これはもうコメントはいりませんね。




        NHK・・・・・原子力学会 自己批判相次ぐ

        原子力に携わる研究者で作る日本原子力学会の大会が、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと初めて開かれ、パネルディスカッションでは、「原子力のさまざまな問題があることを知りながら、あいまいにしていたことが事故につながった」など、これまでの学会の姿勢をみずから批判する声が相次ぎました。


日本原子力学会には、大学や研究機関、それに電力会社などで原子力に携わる人たちが所属していて、福島第一原発の事故のあと開催が見送られていた大会が、19日から北九州市で始まりました。午前中のシンポジウムでは、学会として事故の調査を進めている分科会の主査で、東京工業大学の二ノ方壽教授が、事故を防げなかった背景について「専門家もこんなことは起こらないだろうと過信し、われわれ自身が『安全の神話』を作り出したと言われてもしかたがない。今後、原子力学会は事故と真正面から向き合い、収束に向けて努力しなければならない」と訴えました。

午後からは、大学や民間の研究者などが参加しパネルディスカッションが開かれ、会場からの質問も交えながら、今後の原子力学会の在り方について議論をしました。この中では「原子力のさまざまな問題があることを知りながら、対策を取らずにあいまいにしていたことが結果として事故につながった」「いろいろな立場の人とのディスカッションが重要で、学会の枠にとどまらず一般の人と議論をしていく風土が大切だ」など、これまでの学会の姿勢をみずから批判する声が相次ぎました。学会の会長で東京大学の田中知教授は「安全をどうすれば高められるのかを考える機会はたくさんあったが、それを変えられなかった。国や産業界の硬直した考えを指摘できなかった学会にも責任がある。学会が社会とどう関わっていけばよいのか、改善を続けていきたい」と話しています。・・・・・・・・



          かつて原発もんじゅ問題をめぐって福井で開かれた会議で、もんじゅに否定的な発言をした研究者に、原子力学会、もんじゅ推進派の学者が軽蔑したような言葉づかいで反論していたのを覚えている。そして、「外で発言ばかりしないで、学会に出てきて発言しなさいよ」などと言っていた。

「ああ、原子力学会のいじめか」とも思った。原発に否定的な研究者の方が、原子力学会で堂々と発表することなど実際はなかなかできなかったのではないか。

自己批判は当然だが、学問の世界は異なる意見でも自由に意見交換できる場でなくては、と思う。たぶん、政府や電力事業者に「雇われる」なかで「ガードマン」のような学者が跋扈してしまったのでしょうねえ。