こんにちは
しろ組(5歳児)担任の長島 瞳です
朝夕と、日中も「さむ~い」という声が聞こえてくるようになり
いよいよ冬に突入ですね
当園では、本日クリスマス仕様になり、子どもたちも大喜びです
その様子は、また明日 お伝えしますね
さて、以前より何度かブログでも紹介させていただいている
KAPLAしろ組(5歳児)の子どもたちは、ずっとはまっているのですが
今までは見本や写真を見て真似るだけだったのが 自分でアレンジを加えながら
楽しんでいますよそんな中、なかなかチャレンジできない かまくら 作りに
挑みました
「作り方どうやったかなあ」
と思い出しながら試行錯誤、、、。
「あ!」と思いだし、それからはスムーズに
あっといまに ここまで積み上げましたよ
そうこうしている間に、隣では お城を作っていました!
かまくらが完成したら道を繋げて 大きな街にするんですって
上に積み上げれば積み上げるほどバランスを取るのが難しくなり、そのバランスを
左右対称にすることで均等にする。これは自然と右脳、左脳を使っていることに
なるんですね。時には手で支えながら、時にはKAPLAの枚数を増やしながら、、、
顔は真剣です
さあ、かまくらも出来てきましたよ
ここまでくると後は、屋根をつけて、、、と簡単そうですが
ここからが更に、難しいところなんです
「先生、手伝って~」という声に参戦
しましたが なかなか上手くいかず
でも皆と一つの物作り上げようとすることは とても楽しくて一喜一憂しながら
必死になってしまいました
、、、。
とここで実は、一人のお友達がKAPLAに当たってしまい
崩れてしまいました
崩れ落ちた音に子ども達も ビックリそのお友達も、「どうしよう」
といわんばかりに、不安な顔をして泣き出してしまいました
皆が一生懸命作っていたことを知ってるからこその涙だったのですね
その気持ちが嬉しく思いました。
するとすかさず、周りのお友達から
「しゃ~ない、しゃ~ないまた作ったらいいやん
」
「ほんまや〇〇ちゃんのせいじゃないし
、うちも壊したことあるし
先生もさっき壊してたやん(ごめんなさい
)」
ここの先生も壊してたやん!!という部分で、壊してしまった子も
大笑い
「だから、泣かんでいいで?次、もっと大きいの作ろう?」
という声が聞こえてきました
自分も壊してしまって同じ思いをしたことがある。だからこそ
その子の気持ちが分かり、また前向きに一緒に頑張ろうという思いが出てきたのですね
運動会の頃より「大丈夫、大丈夫。失敗してもいいんだよ、また頑張ればいい。」
をキャッチフレーズとしてきた子どもたち、
しっかりと受け止め こんな所でもその姿を見せてくれました。
KAPLAは壊れやすく、今までも壊してしまったら 怒ってやり返してしまったり
壊れたことに、もうやめた!!と諦める気持ちが出ていたのですが
「また作ろう!!次はもっとすごいの!!」とはりきっているぐらいです
子ども達の心の成長、友達への気遣いが垣間見れた、素敵な時間でした
さあ、次はもっと大きいの
そして完成まで 皆で頑張りたいと思います
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KAPLA 魔法の板 カプラ 1000 【並行輸入品】 |
KAPLA | |
KAPLA |
KAPLA(カプラ)はフランス生まれのブランドです。カプラは右脳と左脳を同時に使って遊ぶ積木で、遊び方は自由。1988年にフランスで発売されて以来、ヨーロッパ各国の数々の玩具賞を受賞しています。カプラに使用している白木は、フランス海岸松を使用しています。フランス海岸松は成長が早く、約20年で成木となるので資源枯渇の心配が少ない事、ヤニが出ないのが特徴です。
ありとあらゆるものを作り出す事が出来るカプラで、作るものはその人次第。同じ比率(1:3:15)で作られた板を使い、積み重ね、右脳と左脳を同時に使うことによって集中力や想像力を高めてくれるのです。
現在では、学校でも教育玩具として採用される等、子どもから大人まで楽しめる新たな造形ブロックとして、高く評価されています。
(KAPLA日本公式ホームページ参照)