こんにちは
主幹保育教諭の菅 鈴香です
本日、当園の初めての取り組みである「こども落語」を行いました
「落語」と聞くと子ども達からは少し遠い世界の様にも感じませんか?
先日、職員が落語を聞いたことを紹介させていただきましたが、落語には想像力・集中力を引きだしてくれるような魅力があります
また、日本の伝統的な文化を知る事ができることも素敵な魅力の1つです
是非子どもたちにも知ってもらい、聞いてもらい、聞いた言葉から想像する、イメージする力を大切にしたくて今回初めて行いました
そして今回子ども達に話をしてくれたのは桂 春團冶一門の桂小梅様です
私たちも当日を楽しみに準備を行い、ひよこ組(0歳児)担任の北室梨花先生力作のウェルカムボードでお出迎えしました
子ども達もいつもと違うような雰囲気に興味津々
会場の遊戯室にどきどきしながら入室しました
今回、落語とは何か?
ということを子ども達に教えてもらいました
また、着物・羽織などの衣装や手ぬぐい・扇子などの小道具を紹介してもらいました
「これ何かわかる?」
という問いかけに子ども達は「はい!はい!」ととても意欲的に手を挙げて答えていました
また実際に落語を行う高座に座ってもらい、高座に敷く毛氈についてや座布団の紹介もしてもらいました
私含め、知らなかった職員も多数ですが、実は座布団は縫い目によって座る向きが違うということも知れました
そして今回はお囃子で使う鳴り物についても紹介してもらいました
大太鼓や締め太鼓では音の高低差を感じてもらったり、締め太鼓は締め方の違いによる音の変化も感じてもらいました
そして拍子木、ドラ、あたりがねなど中々見ることのできない楽器も見ることができました
桂小梅さんにも実際に鳴らしてもらい、楽器ごとの音の響きの面白さを感じてもらいました
また三味線の音を聞いて楽器の名前を当てるクイズも楽しみました
そして子ども達には落語の前座噺である「じゅげむ」を披露しました
実はクラスでも落語に少しでも触れる為、絵本「じゅげむ」を読んでいました
落語絵本 四 じゅげむ (落語絵本 (4)) | |
川端 誠 | |
クレヨンハウス |
子ども達のじゅげむを聞いてもらい、地域によってじゅげむの言葉が違うことも知り驚きの子ども達でした
最後はなんと落語で使用する楽器の数々を実際に触らせてもらいました
実際に音を鳴らしす体験をし、とても新鮮な様子です
とても楽しい時間に子ども達も笑顔いっぱいでした
終了後は子ども達の様子や落語の世界についてお話致しました。
桂小梅様には、11月、1月にも来て頂き、子ども達に仕草や小噺等をしていただきます。
これからも聞いたことからイメージ広げ、創造力を育むことや、伝統に触れることを大切にしていきながら一つひとつの取り組みを大切にしていきたいと思います。