こんにちは
らいおん組(5歳児)担任の河野ちかです
本日は、子ども達が楽しみにしていた『サバの解体ショー』がありました
いつも給食を作ってくださっている魚国総本社から木上さんが来てくださりました
今回は、距離を取りながら遊戯室で行いました
大きな声で「よろしくお願いします」のご挨拶をして、いよいよサバの解体ショーがスタート
まず、「サバって知ってる」の問いかけに、「給食とかお家で食べたことある」と話していた子どもたち
しかし、「サバってどこに住んでいるの」、「何でサバっていう名前か知ってる」という質問に、
「川か海かな」、「うーん」と悩んでいました
海に住んでいるサバは小さい歯と書いて「小歯(さば)」と読むそうですよ「サバの歯ってどのくらい小さいんやろうな~」と話していました
そして、いざサバの解体
大きなプリプリのお腹に包丁がスッと入るシーンを「うわー」と言いながらも、怖いもの見たさで恐る恐る見ていた子ども達実際に、解体していくと「心臓や~」と知っていることを話してくれていましたよ
中でも、らいおん組のお友達は、「知ってるそれ、胃腸や」、「それはエラ」と昨年度の内容をよく覚えているようでした
その一つひとつの内臓を見せてくださり、丁寧に説明してくださいました特に泳ぐために必要な魚ならではの『浮き袋』を待ち望んでいたようで、臓器が出てくるたびに「それ、浮き袋」と聞いていた子ども達でした
↓ちなみに、こちらは肝臓です
そして、最後に出てきたのは長い骨です骨は、みんなの内臓を守るためにあることを知ると、実際にあばら骨を触って確認したり、お友達の背骨を触って確認し合っていました
そして、解体した内臓を間近で見せてもらうことに…
「うわ~、すごい」、「気持ち悪い」、「お魚のにおいがする」「なんか、かわいそう」と子どもたちなりの素直な感想を話していました
普段の日常生活の中では、もう既にお料理された状態やスーパーで完成した状態を見ることが多い子どもたちにとって、驚きだったようです。その感想が良い悪いではなく、子どもたちなりに感じた事をもとに、『有難く命をいただく』という感謝の気持ちに繋げていくことが出来たらなと思います
魚は当たり前に魚もスーパーに売っていて、食べることができるのではなく、漁師さんが捕ってきてくださっているからこそ毎日子ども達がおいしいご飯を食べることが出来ていることを知りました
そして、本日の給食は「骨付きのサバの塩焼き」
本日の解体ショーで魚には骨があることを知った子どもたちは、慎重にお箸で骨を探したり、お口の中で骨がないか確認しながら食べ進めていましたよ
事前に木上さんに「骨があったお友達は当たり特に小さい骨のお友達は大当たりだよ」
と聞いていたので、集中して骨を探し、見つけると「あったー」と嬉しそうな様子でした
今回のサバの解体ショーを通して、食べ物を食べる時にはなぜ「いただだきます」と挨拶するのか、また、生きているものの命を頂くありがたさを改めて再確認する良い機会となりました
命を頂くこと、そして、お料理をしてくださっている人への感謝の気持ちを込めて、今後も「いただきます」と美味しく食事をしてほしいなと思います