ゴールデンウィーク最終日。
もうお腹いっぱいです。
連休、ご勘弁
ほんとに疲れて、ちょっと話すとけんかになって、
みゆみゆを叱り、そうちゃんを追いかけ、
夫は熱を出し、私は頭にモヤがかかったみたい。
落ち込んで、もういやだ、の集大成のようだった昨日。
今日は、家でゴロゴロして本でも読んだり音楽を聴く、という手もあったんだけど。
こんな気持ちの日は、家にいてもきっとイライラするに違いない。
というわけで、攻めに出てみた、GW最終日。
みゆみゆと二人で、金華山に登ってきました。
ちなみにそうちゃんは、午前中みゆちちとお散歩。
午後はヘルパーさんと定番コース「電気の科学館」へ行きました。
金華山登山。
以前みゆみゆと、
「あなたは辛抱が足りないから、山登りでもして気持ちを鍛えたほうがいいよ

」
「えー!山登り?行きたーい

」
てな会話があり、一度連れて行くと約束していたのでした。
そして今日、行くと決めて支度を始めたものの、
降水確率50%、微妙な天気。
でも行くったら行くのだ。
引かない私。
カッパと着替えもリュックに詰めて、荷物はドンと膨らみました。
電車とバスを乗り継いで、いざ岐阜へ。
ふもとの岐阜公園についたとたん、
ザーザー降りの雨

でも関係ないもんね。
親子でカッパ装着。
絶対引き返さない。
結局、歩いている途中に晴れてきて、頂上からは素晴らしい景色が拝めました。
ありがたや。
日ごろの行いがいいのでしょう、ということにしておく。
金華山は、コースがいくつかあります。
今回は、景色がよくファミリー向けの「瞑想の小路コース」を選びました。
約1時間、とありましたが、みゆみゆとゆっくり登ったので、1時間半ほどかかりました。
当たり前だけど上に行くほど勾配がきつく、なかなかしんどかったです。
「膝が笑う」っていう状態にならなかったのは、普段そうちゃんに鍛えられてるおかげかな。
瞑想の小路コース、その名前の通りいろんな立て看板が途中にあって、「人間は考える葦である」とか「それでも地球は動いている」とか。
そのたびにみゆみゆに説明を求められ、結構それが大変だった。
登山中、ずっとしゃべってるみゆみゆ。
「シェイクスピアって誰?」やら、
「杉、大きスギる!」などというダジャレまで。
「なんでお母さん、そんな悲しそうな顔して歩いてんの!私はこんなにウキウキした気持ちなのにさ!」
などと言われましても

特に悲しいわけではありません。普通の登山する人の表情ってこんなもんだと思います。
頂上まであと100m、という地点で、健脚そうなおじさんが追い抜いて行かれました。
みゆみゆ、「こんにちは~

」と快活にあいさつ。
おじさんも元気に、「こんにちは!」と答えてくれ。
そこからみゆみゆとの会話スタート。
「今日は雨だったけど、晴れてきてよかったねー。」
「はい。私、さっき一回だけ転びました。」
「ああ、岩とかが濡れてるからね。気をつけないと、危ないよ。」
「サルも木から落ちる、なんちゃって

私はサルではないですけど。」
「あ、おじさん、昔本物のサルが木から落ちるところ見たことあるよー。」
「え

ほんと?どこでどこで?動物園?」
「あれはね…」
もう一度言うけど、頂上まであと100m。
いい加減疲れていた私が、途中「どうぞどうぞ、お先に」おじさんに言ったような気もするけど。
会話はその後も弾み、みゆみゆは見事にスピードを上げておじさんについて行って、
あっっっという間に頂上に到着したのでした。
ちなみにそのおじさん、毎日金華山に登っていて、一日2回登ったこともあるらしい
山頂でサンドイッチを食べ、お城を見学して、
帰りは余裕をもって、ロープウェイで帰宅しました。
ちょうどいい運動で、帰宅後ごはん作って食べて、お風呂の後またそうちゃんとお散歩する体力も残ってました

みゆみゆも楽しかったみたい。
「今は、危険なとこが多すぎるからダメだけど、いつかそうちゃんも一緒に登れるといいね

」と言ってくれました。
やさしいみゆみゆ、ありがとう。
また時間を見つけて、今度は紅葉の季節にでも登りたいね