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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

今日も脱走未遂

2023年11月28日 21時41分34秒 | みゆみゆとの生活
なーんかテンション高い。
気分のむらも大きくて、不機嫌な大声が止まらなくなることもある。
今朝は朝から家族の会話が聞こえないほど。

そんな中、体調不良のみゆみゆを病院に連れていかなきゃいけないし、月末で仕事も外せないし。
あー、もう無理だー。
ちょっとした感情のすれ違いも重なり、朝から涙ぐんでしまった。
家事しながら涙ぐむなんて、心の中は大号泣だよ。まったく。

夕方、仕事から帰宅して慌てて夕食づくり。
大根とがんもどきを煮ながらちょっと一息ついたところで、ピンポーン。
お、そうちゃんがデイから帰ってきた。
急いで玄関を出てみたら、あれ?ご近所さんだった。
と思ったと同時にデイの送迎車到着。やば。

ご近所さん、横に避けて「お先にそちらをどうぞ」とジェスチャーしてくれてる。
すみません、と言いつつそうちゃんを受け取り、さようならを…
ここでダッシュ。
車の横をすり抜けて逃げようとしたのをすかさずキャッチ。
定位置まで戻して、デイスタッフさんに改めて「さようなら」のご挨拶。

デイの車が行ったらそうちゃんを家に入れて、「水筒と連絡帳出して、トイレ行ってね」と指示。
そして玄関へ戻り、待っててくれたご近所さんに話しかけた。
「すみません、さっきは。何でした?」
「あ、ごめんなさいね、大変な時に。外壁工事の挨拶で…。」
ってしゃべり始めたところで玄関が勢いよく開いて、「飛び出す絵本」みたいに飛び出してきた!
鍛えられた俊敏性でつかまえられたから行方不明にはならなかったけど…。
思い切りポストの支柱にぶつかって派手な音がして。
あやうく一緒に階段転げ落ちそうになったところを、なんとか踏ん張って耐えた。
ああ、危なかった。また足首捻挫するとこだったよ。
驚いたご近所さん、「あとでいいから」と夜7時半に出直してくれました。

2回目の訪問時は外から玄関の鍵を閉めて話したけど、またそうちゃんが中から体当たりしてガチャって音がした。
ご近所さんに一応説明。「こうやって脱走するんです。先日は2キロ離れたところを靴も履かずに歩いてて、保護されたんですよ。」
「それはたいへんですね・・・。」のあとの会話が続かない。
お返事に困らせて申し訳なかった。
けど理解してもらえた感じはあって、ありがたかった。
一人でも多くの近所の人に知っててもらうに越したことはない。
たまたま見つけてくれるかもしれないし、災害時のこともあるし。

ああ!
気を付けよう。という言葉ではとても足りない。
ともかく私は心身ともに回復せねば。
おやすみなさい。