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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

障害支援区分判定

2023年10月01日 22時43分43秒 | みゆみゆとの生活
先日、障害支援区分判定のための聞き取り調査がありました。
「市役所職員さんが家に来て調査」というパターンをよく聞きますが、うちの市は社協委託。
小さい頃からお世話になっている社協職員さんが担当で、安心して話せました。

そうちゃんが社協のB型事業所に実習に行く日に合わせて現地で面談を設定してもらい、お迎え前に聞き取り調査をしてもらうことに。
聞き取り内容は日常生活の自立度を中心に、約1時間強。
この判定区分によって生活介護や短期入所などの事業所に入る補助金が変わってくるので、必要な支援はどの程度かきちんと伝える必要があります。
その場になるとうまく話せなかったりもするかも、ということで事前に資料を作って持参しました。

持参した資料(A4、1枚)の内容は・・・
ここ一年のできごとを時系列で。
脱走、行方不明、自傷、他害などは詳しく。
服薬状況と受診、薬の変更の時期と量。
入院歴、児相の保護歴。
あとは日々の支援がどれくらいいるか。
清潔・家事や手伝いができるか・問題行動のと頻度・てんかん発作・外出時の注意点など。

同じペーパーを先日主治医にも渡してきました。
区分判定の場合、市役所から病院に直接問合せが行くので。

18歳。これまでの療育・教育の集大成とも言える。
話し終わってから改めて、そうちゃんの障害は重いな、と思った。
一生懸命手立てを尽くして教えてきたつもりだけど、
人が読める字は書けるようにならなかったし、
服のボタンはまだ間違えるし、
歯磨きも入浴もほぼ全介助。
日常生活の全てにおいて介助か見守りが必要で、「一人でお留守番」は全くできない。

思わず職員さんに、「こうして話すと、思ったよりうちの子って重いですね・・・」と言ったら、
職員さんがポロリと「6かな。」と。
そうか。
区分6の可能性があるのか。審査会にかけないとわからんけど。
じゃあ、しゃあない。
そりゃ毎日大変なはずだ!
なんだか力が抜けて笑ってしまいました。

話が終わった頃、実習が終わったそうちゃんがやってきて、大事な書類にサイン。
名前はなんとか読める。
なぜかめちゃめちゃ機嫌が良くて、歌いながら立ち上がって踊り始めた。
うん。そうちゃんらしく笑顔いっぱいで生きてる。
それだけで十分やないの。

実習は「よそゆき」?でがんばってたらしく、離席もなく作業の手を止めることもなく取り組めたんだって。
その反動か、帰りに私と社協職員さんとで話してて待たされたせいか・・・
建物を出た瞬間、全力ダッシュされた!!
思い切り走ってなんとか捕まえたよ。
そうちゃんのTシャツをつかんだまま「はやいーー」と振り返ったら、追いつけなかった職員さんが「お母さんも早い!」と驚かれていました。
ハハハ。鍛えられとりますがな。

帰宅後も上機嫌だったそうちゃん。

頭叩きながら歌っている。(これも自傷に入るか?)
誕生日プレゼントには新しいタブレット。気に入ってくれたようです。

晩ご飯には、農協で見かけた珍しいお野菜「四角豆」を。

えのきと一緒にサッとゆでて、ごまドレッシングと醤油、すりごまで和えました。

歯ごたえあっておいしかった。
天ぷらにするといいとも書いてあったので、今度やってみよう。
ちなみにその他のおかずは、トマトサラダ、鰹のたたき、お味噌汁です。
鰹のたたきは、低温でじっくり炒めたにんにくオリーブ油をジュッとかけてみた。
レモン汁、ポン酢、紫タマネギとの相性もよくて好評でした。