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かーちゃんはつらいよ

施設入所した19歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

個人賠償責任保険

2020年07月22日 19時38分52秒 | みゆみゆとの生活
夫の生命保険のオプションで、個人賠償責任保険というのに入っている。
今回、そうちゃんが他人様宅のシャッターを蹴って壊してしまったことで、初めてお世話になることになった。
こんなことも経験しないとわからないことなので、書いておこうと思う。

まず先に、夫が今回の事情を電話で話し、保険が適応されるかどうか尋ねてくれた。
どうやら適応されるとのことで、細かい話を詰めるために私が今日保険会社に電話をかけ直した。
保険レデイさん、とても丁寧な口調でまずは労ってくれる。
「ご主人様からお話は伺いました。本当に大変でしたね。ご心中お察しいたします。お疲れのことでしょう。」
おお。テレビCMで見た感じと同じ。
ゆっくり分かりやすく話してくれる。

相手方とのやり取りを全て代行もできる(無料)とのことだったけど、今回は私が直接やり取りすることにした。
ご近所で知り合いだし、一方的にこちらが悪いことなので、しっかりコミュニケーションを取りながら進めたいと思ったので。
すでに修理見積書と現状写真はLINEを介してもらってある。
シャッターの一部がそうちゃんのかかとの痕でモザイクかかったみたいになっていて、閉めるときに一度途中で止まってしまうような状態。
写真を見るたびに申し訳なくなる。

保険会社さんに専用LINEで修理見積書と現状写真を送る。
修理代は、直接保険会社から修理業者さんに振り込んでもらうことにした。
やり取りが全てLINEなので、あっという間。
コピーや印刷の必要もなし。電話さえほとんど掛けない。今んとこ印鑑も出してない。
すごい時代だなー、と思う。

しかし。簡単、と言って喜んでいる場合ではなく。
やらなくてもいい手間を掛けて修理をする相手様へ、謝罪と誠意をしっかり伝えねばと気を引き締める。

それと同時に、そうちゃんがもし事故に遭っていたり、飛び出しが原因で誰かに怪我でもさせていたら…と考えた。
賠償金で元通りになるものは、まだいい。
命や健康は元に戻らない。
そうちゃんが落ち着いて毎日を過ごせるよう、考えなきゃ。
学校やデイと情報のすり合わせをしながら、環境調整などできることを探りたいと思う。

明日からそうちゃんは4日間のショートステイ。
2ヶ月前から申し込んであったものです。
小1からお世話になっていて、そうちゃんのことをよく分かってくれている施設。
預け入れの時には今回の話も伝えて、ご意見伺えればな、と思ってます。