かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

災害時の備え

2019年12月21日 21時57分37秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんがデイに行ってる間に、お勉強。
市内で開催された、避難所体験&災害キャンプに行ってきました。
ボランティアさん達が主催する、防災活動を考えるイベントでした。

小中学校のPTAが積極的に参加されていて、子ども達もたくさん来ていたので活気がありました。
全く予備知識なく参加して、わからないながらに案内係をする私(笑)
こういう時に、イベント慣れしてきたなーと苦笑い。

知り合いに何人か会えて、嬉しくなってしゃべる。しゃべる。
以前市役所でお世話になった方が、「最近どうですか~?」と声を掛けて下さるものだから、ついつい愚痴とか吐いてしまった。
あったかい。ありがたい。人として関わって下さってたのだと感じる。

災害時に自閉症の、特に強度行動障害のある子や過敏さが強い子達はどう過ごすのか。
考えれば考えるほど、不安になります。
少しでも知ってもらえればと、会場で会った何人かの知り合いの議員さんや災害ボランティアさん達に、持参したリーフレットを渡しました。
「自閉症協会 防災・支援ハンドブック」 (これの「支援者用」)
皆さん真剣に聞いて下さり、今後の防災計画に活かしますと言ってくださいました。
私自身も改めて読んで勉強し、我が家でできる準備について考えたいと思います。

一番盛り上がって話したのは、今日初めて会った市役所の防災担当者さん。
この方は東日本大震災や熊本大地震にも支援に向かわれたという、防災のプロフェッショナル。
福祉避難所の在り方や、「要援護者名簿」について、災害時の福祉SOS窓口のことなど、かなり突っ込んで考えられていて驚いた。
「そうそう、そうなんですよ」がお互い炸裂。
親の不安感を受け止めてくれた感じがして、嬉しかった。
こういう方が市役所にいらっしゃるということを心強く思い、思い切って今日行って良かったなーと充実感を感じました。

この市が「我が町」だと思える今日この頃。
関西人だったのにね。

夜、イルミネーションを観に行ったよ。
「なばな」まで行かなくてもめちゃキレイ。

さくら色に浮かぶ、そうちゃんと夫。
この直前に走り出して捕まえられ、そのまま手をつないでいる。
いつものお城と違う風景に、ゲラゲラ笑いが止まらないそうちゃんなのでした。