「ショーシャンクの空に」は、1994年、フランク・ダラボン監督の映画です。
公開10周年を記念して、限定メモリアルボックス(DVD)が発売されました。この映画、私も好きですが、夫が、好きな映画5本の指に入れるほど好きで、早速注文して買ってきました。
10年前・・・私は岐阜、夫は東京でそれぞれ学生生活をしておりました。俗に言う遠距離恋愛というやつでして。名古屋でこの映画を見た私が「いい映画あったよー」とはがきで知らせ、彼は東京で観に行ったのです。・・・らしいです。(覚えてない
)
そして10年ぶりに、先週土曜日、みゆみゆをさっさと寝かせて夫婦で観ました。
夫はしっかり覚えていたようで、伏線が見え、面白かったみたい。一方の私、ここまで覚えてなくていいのか!というくらい、覚えていない・・・。あんなに好きな映画だったのに、はじめて観るようなもので、逆に新鮮に(冷静に)観てしまいました。
私の記憶力の悪さは一部では有名で、私自身も分かってるつもりではいたのですが、ここまでひどいとは。特に映画・本はひどい。ビデオレンタルに行くと、「観たか観てないかわからない」作品がいっぱい。借りてきた映画を観始めてから「あ、これ観たわ」と思っても、結末が分からず、普通に驚いてしまえる・・・。
「何度でも楽しめる」とも言えるし、
「金がもったいない」とも言えるね。えへ。
脱線しました。
で、ショーシャンクですが。
思い出したのは、この作品が非常にすがすがしいものである、ということ。刑務所や裁判所が舞台の映画というのはアメリカ映画には非常に多くて(邦画とは比べ物にならない)、そのほとんどが陰鬱な印象で気が滅入ることが多いのですが、この作品はあまりそれを感じさせません。「獄中生活」を送る囚人達や看守が、一人ひとり人間臭さを持って描かれていることが大きいと思う。閉鎖された空間にも、空は広がり、笑顔があるっていうこと。
どんな逆境でも夢を持ち続けることの大切さ、そのことがいかに人間を強くするかが、強烈なメッセージとして、伝わってきます。
今回、10年の年を経て発見したこともありました。
思ってたより、意外に暴力シーンが多いな、ってこと。それから割とハリウッド的な要素も強いな、ってこと。いろいろな意味でですが。映画を観ている途中、なーんかそっくりだな、他の映画で見たことあるな、と思ったら、そういえば「グリーンマイル」もフランク・ダラボンでした。ネズミが走っていくところなんかそっくり。同じ監督で、刑務所が舞台なんだから仕方ないですね。
ちなみに「グリーン・マイル」はたぶんいい映画だったんだと思うけど、私には怖すぎて(暴力シーン、死刑執行場面が)、まともに見られなかったので評価できません。(お金払って映画館に行ったのに目をつむって耳ふさいで怖くて泣いてた人)
どちらにしても、「ショーシャンク」は、名作として残っていく映画だとは思う。なんといっても主演(と私は思う)の2人、ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンに脱帽!主張しすぎない音楽、映像の美しさ、140分の長さを飽きさせない構成など、バランスの取れた映画で、誰と観ても楽しめます。まだ観ていない方はぜひどうぞ。
公開10周年を記念して、限定メモリアルボックス(DVD)が発売されました。この映画、私も好きですが、夫が、好きな映画5本の指に入れるほど好きで、早速注文して買ってきました。
10年前・・・私は岐阜、夫は東京でそれぞれ学生生活をしておりました。俗に言う遠距離恋愛というやつでして。名古屋でこの映画を見た私が「いい映画あったよー」とはがきで知らせ、彼は東京で観に行ったのです。・・・らしいです。(覚えてない

そして10年ぶりに、先週土曜日、みゆみゆをさっさと寝かせて夫婦で観ました。
夫はしっかり覚えていたようで、伏線が見え、面白かったみたい。一方の私、ここまで覚えてなくていいのか!というくらい、覚えていない・・・。あんなに好きな映画だったのに、はじめて観るようなもので、逆に新鮮に(冷静に)観てしまいました。
私の記憶力の悪さは一部では有名で、私自身も分かってるつもりではいたのですが、ここまでひどいとは。特に映画・本はひどい。ビデオレンタルに行くと、「観たか観てないかわからない」作品がいっぱい。借りてきた映画を観始めてから「あ、これ観たわ」と思っても、結末が分からず、普通に驚いてしまえる・・・。
「何度でも楽しめる」とも言えるし、
「金がもったいない」とも言えるね。えへ。

脱線しました。
で、ショーシャンクですが。
思い出したのは、この作品が非常にすがすがしいものである、ということ。刑務所や裁判所が舞台の映画というのはアメリカ映画には非常に多くて(邦画とは比べ物にならない)、そのほとんどが陰鬱な印象で気が滅入ることが多いのですが、この作品はあまりそれを感じさせません。「獄中生活」を送る囚人達や看守が、一人ひとり人間臭さを持って描かれていることが大きいと思う。閉鎖された空間にも、空は広がり、笑顔があるっていうこと。
どんな逆境でも夢を持ち続けることの大切さ、そのことがいかに人間を強くするかが、強烈なメッセージとして、伝わってきます。
今回、10年の年を経て発見したこともありました。
思ってたより、意外に暴力シーンが多いな、ってこと。それから割とハリウッド的な要素も強いな、ってこと。いろいろな意味でですが。映画を観ている途中、なーんかそっくりだな、他の映画で見たことあるな、と思ったら、そういえば「グリーンマイル」もフランク・ダラボンでした。ネズミが走っていくところなんかそっくり。同じ監督で、刑務所が舞台なんだから仕方ないですね。
ちなみに「グリーン・マイル」はたぶんいい映画だったんだと思うけど、私には怖すぎて(暴力シーン、死刑執行場面が)、まともに見られなかったので評価できません。(お金払って映画館に行ったのに目をつむって耳ふさいで怖くて泣いてた人)

どちらにしても、「ショーシャンク」は、名作として残っていく映画だとは思う。なんといっても主演(と私は思う)の2人、ティム・ロビンスとモーガン・フリーマンに脱帽!主張しすぎない音楽、映像の美しさ、140分の長さを飽きさせない構成など、バランスの取れた映画で、誰と観ても楽しめます。まだ観ていない方はぜひどうぞ。
