「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

「再発?」

2006-09-23 | 定期検診
みゆの調子がとても悪いです・・・。

今、学校へ登校していません。


これが原因なのか、わかりませんが、
先週末、みゆの祖母の妹が病気で亡くなりました。
53歳の若さで亡くなり、一人娘・孫を残しての悔やまれる死でした。

急な事だったので、みゆを残しておく訳にいかず、
青森から車で2時間ほど離れた、町へみゆも連れて行きました。

納棺(死に顔を見たり)や、斎場(骨を拾う)へも一緒に行き、『人の死』について、
みゆなりに感じる部分があったのかも知れません。


これは、みゆの調子が悪くなってから、その原因・キッカケを考える上で
不幸の場へ連れて行った事も、その一つだと、感じました。

みゆは私には言いませんでしたが、相当ショックだったようです。

学校でも、先生方に、いろいろ話していたようです。
その時の、みゆの様子が、いつもと、少し違う?と、
先生方も、心配して下さっていました。

叔母の不幸がある前から、実は、眠れない日が時々ありました。
残暑が厳しく、寝付けない程度だと、私は思っていましたが、
みゆは、自己判断で、眠剤の服用をしていました。
今では、薬(錠剤)をオブラートでちゃんと包めます。

6月の盲腸の退院後は、本当に、普通の子と変わりないくらい、
みゆは安定していたし、一人で出来る事も多くなりました。

お風呂も一人で入れるし、帰宅してから、制服をキチンとハンガーに掛けて
クローゼットにしまえます。
お友達同士で買い物へ行って、自分で洋服を選び買ってきました。
短い時間だと、一人で留守番も出来ます。

本当に、当たり前の事なのですが、出来る事が一つづつ増えて行きました。
そんなみゆに対して、『病人意識』が無くなってきていたのかも知れません。

みゆの病気を考えれば、ここ最近、眠れない状況など判断して、
不幸の場へは連れて行くべきでなかったのかも知れません。

みゆは連休明けの、火曜日に、今まで残して来た事などなかったのに、
お弁当を残してきました。

「お腹、いっぱいで食べれなかった・・・ごめんね」

そう言いました。
私も、あれ?珍しい・・・と、その程度しか思っていませんでした。

その晩もベットに入ってもなかなか眠れず、眠剤を飲みました。
少しイラついてる感じもあったので、
私の隣で、布団を敷いて眠らせました。

それから、すぐ眠りに落ちました。

水曜の朝になり、いつもの時間になっても起きません。
朝はどうしても弱く、何度も声を掛けます。
ギリギリまで寝かせましたが、もう、限界の時間になり、
つい、私も無理にみゆを起こしてしまいました。

みゆは機嫌が悪そうに起き上がって、トイレに入りました。
その時・・・トイレの中で、泣き出してしまったのです。

「もう、眠いんだってば!眠いんだってば!」

そんな言葉を繰り返していました。

みゆが泣き出すなんて・・・普通じゃない!
そう、感じました。

トイレから出て、もう表情が少し変に感じました。
とても、不機嫌で、怒っています。

椅子に座りましたが、朝食を食べれる元気はありません。
もう、すぐにでも、椅子から落ちてしまいそうな感じです。

あまりに、みゆが可哀想だったので、また、布団に戻し
寝かせてあげました。

遅刻しても学校へ連れて行こうとしましたが、
昼近くまで布団から出れない状況です。
結局、その日から学校を休んでいます。

日中は、私が仕事なので、妹宅にみゆを預けました。

妹宅に親戚がいたので、一時間程度、
みゆを残して妹が外出した時、みゆは奇妙な行動をしたようです。

2階へ行ったり来たり・・・階段を上がったり下がったり。
テレビを見て、一人で話をしたり・・・。

妹が帰宅して、その事をみゆに問い詰めても、
本人は、そんな自覚がなかったようです。

みゆが発病した時、似た行為がありました。
気持ちが落ち着かないので、じっとしていられない事・・・。


不眠
食欲が減る
感情のコントロールが出来ない
落ち着きのない行動

主治医から、このサインを見逃さないで!と、言われた事です。

それは『再発のサイン』です。


木曜は、病院の日なので、予約を入れて、連れて行きました。

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