「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

手紙~拝啓  十五の君へ~

2008-11-01 | 学校生活
10月24日で、みゆは17歳になりました。

当日は、友人達とみゆを囲んで食事へ・・・。
みゆのリクエストでパスタ屋さんへ。
とても楽しい時間を、みゆを愛してくれる友人達と今年もお祝いできました。

10月末に、月に一度の通院で、
ドクターから
「本当、良くなったね。病気のある人には、全く見えないね。」
と、言われました。

本当に、この1年、不安定になる事もなく、とても調子がいいです。
進路の相談もドクターにして、短大も、介護福祉科への進学も
いいと、お墨付きを頂きました。
私立なので推薦入試で受験をしようと思っています。
まずは、健康で休まず学校へ通う事が出来ればと願っています。

10月26日に、みゆの学校の文化祭がありました。
小学部や中学部は合奏をしました。
みゆ達、高等部は、劇です。

『不思議の国のアリス』をアレンジした作品です。
脚本は生徒達で作りました。
配役・衣装・舞台の進行など、全て生徒だけで行いました。
いつもは、欠席の生徒がいると、その配役は先生がやります。
今回も、途中で入院した高3の生徒がいましたが、生徒達の希望で
その配役を、人ではなく、花の設定に変更して、生徒達だけで
作品を作りあげました。
とても感動しました。
配役も実に、それぞれの生徒にあっています。
一人では、なかなか、人前に出るのが苦手な生徒には、
3人組で登場にして、緊張を和らげていました。
また、なかなか舞台に上がるが出来ない生徒には、舞台の下で登場させました。
こんな細やかな演出も、お互いを分かり合ってる仲間だから
出来たのだと思います。
作品の内容は、学生のアリスが将来について悩む。
進学もしたいけど、勉強は嫌い。
心の中のゆれを、実によく演じていました。
でも、悔いのないように精一杯生きたい・・・そう結末されていました。

最後に全体合唱は、今話題の、
アンジェラ・アキの『手紙~拝啓  十五の君へ~』でした。

全校生徒と、教師達の大合唱です。
私もプログラムの後ろの歌詞を見ながら一緒に唄いました。
その歌詞の一つ一つに感動してしまいました。


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『手紙~拝啓  十五の君へ~』

作詩‧作曲:アンジェラ・アキ 


拝啓 この手紙読んでいるあなたは
どこで何をしているのだろう

十五の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです

未来の自分に宛てて書く手紙なら
きっと素直に打ち明けられるだろう

今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?

ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で 今を生きている 今を生きている

拝啓 ありがとう
十五のあなたに伝えたい事があるのです

自分とは何でどこへ向かうべきか 問い続ければ見えてくる

荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと 夢の舟よ進め

今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの

大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている

人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on beliving

負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?

ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの

いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう 今を生きていこう

拝啓 この手紙読んでいるあなたが
幸せな事を願います

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私も、未来のみゆに、幸せが待ってるいると
そう願いたいです。

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