「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

2012年、明けましておめでとうございます。

2011-12-31 | 母の思い
昨年中は、皆様にブログを見て頂きありがとうございました。
更新がままならず、大変申し訳なく、心苦しく思っております。

昨年3月の「東日本大震災」では、自然の力の大きさに怖さ・恐ろしさに加え
家を失い、家族を失い、生活を失った方々のどんなに深い悲しみを思うと、
言葉もなく、明日の未来さえも、希望を持てず、そんな日々を送ったものでした。
私もみゆにとっても、幾度となく、続く余震に、ゆっくり安心して眠れず、
地震の後の停電は、闇の恐怖と、未来の不安を感じた瞬間でした。

まだまだ、復興は続いています。
未来に、幸多い事を願って、2012年に希望を持ちたいと思っています。

みゆも、この春には、短大を卒業します。
今現在の、事を話ますと、就職は決まっていません。
病院の先生からは、就職のアドバイスを頂き、また、就活が始まります。
いろんな方面での援助にも、躊躇せず、利用しようと思っています。

何があろうとも、病気を抱えて働く事のハンデを、どう乗り切っていけるのか、
また、その状況をみゆ自身、すべて受け止めて、社会へ出る時期なんだろうと思います。

病院の先生には、私が心配のあまり、手や口の出し過ぎで、本人の自立を止めていると、
言われてしまって、正直ショックと、そう言われて、ガツンと頭をたたかれて気持ちでした。
甘やかしすぎ、だったんだと思います。
病気で、できないと、決めつけて、本当はやれてる事まで、その芽を摘んでいたのかも。
反省しました。

今年は、私自身の「子離れ」のスタートの年です。
2012年もよろしくお願いいたします。

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セカンドオピニオン

2011-12-12 | 定期検診
先週、新しい病院で、みゆを診て頂きました。

病院から紹介状を持って行きました。
事前に、病院のサイトを見て、先生のお顔は確認済みです。
今までは、女性のおばあちゃん先生だったので、今度の先生は男性です。
ちょっと怖そうな顔もしていて、みゆは、少し緊張気味でした。

どんな病気の時でも、初めて行く病院は緊張します。
どんな先生なのか、どんな看護婦さんなのか、受付の人は、いい人なのか?
そんな思いは、きっとみゆより私の方が強いような感じがします。

待合室をキョロキョロ見て回りました。
今、通ってる病院よりは、多少古さはありますが、受付の人も、看護師さんたちも、感じが良かったです。


「○○みゆ様」そう、様付けで呼ばれました。
まず、ベテランの中年の看護師さんが、みゆの血圧を測りました。
それから、身長・体重を聞きました。

いよいよ、新しい先生と、ご対面です。

持ってたイメージとは、全く違って、優しい声で、優しい目でみゆに接して下さいました。

病気の事より、学校での生活や、サークル活動の内容や、介護実習の話などいろいろ雑談をしました。
みゆの緊張もほどけて、楽しく会話は弾みます。
そんな何気ない会話から、みゆの状態を読み取ったのかも知れません。

就職の話しもしました。
みゆは、一般企業の事務を希望しています。

先生は、せっかく介護の勉強を2年もしたので、もったいない、と言いました。
そう、言われると、気持ちは揺れますが、みゆに、自信がないみたいなんです。
介護の職場は、自動車免許が必要です。
みゆは、免許がありません。
車の運転が怖いようです。私もみゆには、車の運転はして欲しくないです。

車の免許の話しも、先生に相談しました。
それは、悩む必要はないと、言われました。
自分に自信がないなら、無理はする必要はないと、言われて、少し気持ちが楽になりました。

先生は、60過ぎでパソコンを始めたらしく、みゆの話しを聞きながら、ゆっくりですが、入力していました。
みゆが、教えてあげたら、ニコニコ笑っていました。

こんなゆったり、優しい雰囲気で、先生と話をできた事が、おそらくは初めてかもしれません。
今の病院は、とにかく混んでいて、2時間待って、みゆの診察は、2分程度です。
ほとんどが、私からの話しを聞いて終わりなのです。
過去に何度か、みゆが相談しても、答えがなく、それからみゆは、何も話さなくなりました。

今日のみゆを診察して、就職の相談をするようです。

どんな判断が出るのか、結果待ちですが、よい先生との出会いが、みゆと私の未来に光を与えました。


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母のつぶやき4

2011-12-09 | つぶやき
最近、みゆの学校では就活でみんな忙しく、「優しさ」が少し欠けているような、そんな雰囲気。

友達関係で、また悩んでる様子。


今は、みんなが余裕がない状況だし、みんな必死。

そんな友達との心のズレに単に「答え」を出したがるところがある。

また、嫌われているように感じてしまってる。


「みゆの親友は、やっぱりママ」だって。


この答えには、あまり嬉しさは感じないな。

ママは、ママであって、みゆの友達じゃないのよ。


なかなか、友達関係では、うまくいかないようで、悩みは続きます。


明日は、『ピアヘルパー』の試験に臨みます。

頑張ってね。

ママは、そう願うしかできないな。

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