「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

日本特殊教育学会in弘前

2011-09-27 | 母の思い
9月23日から25日まで、弘前大学で、「第49回日本特殊教育学会」がありました。

実は、みゆが依然在籍していた、養護学校のつながりで、参加をお願いされたのです。
とても、とても、私なんて、こんな大きな学会に参加とは・・・敷居が高すぎました。
最初は、丁寧にお断りをしたのですが、やはり、別の保護者の方に承諾を頂くのが、難しいらしく、
結局、また、引き受けてしまったのでした。



自主シンポジウム
「病弱児の未来のために、つながり合う病弱教育をめざして(医療と教育の連携に焦点をあてて)」

保護者の立場からの意見を述べて欲しいとの依頼で、当日参加させて頂きました。
みゆが発病してからと、その間の、在籍中学とのやり取りの話や、進路をどのように決めたかなど。
その都度、学校と、病院が連携を取って、進路の相談に乗ってくれたので、その話をしました。
また、今現在、短大では、病院との連携がまったくないので、不安である話も。

私の次に、3歳から持病を持ち、養護学校を経て、大学へ進学をして、社会福祉士の資格を取得して、今現在、ケースワーカーとして
働いている26歳の青年が、当事者の立場から、いろいろな思いを発表してくれました。

彼の今まで抱えていた、心の声が、私には、みゆからの声のように、伝わってきました。

決して、養護学校進学を100%望んでいたわけでもなく、親からの強い勧めであった事や、
大学へ進学してからの、友人関係の話や、資格取得後の、就職問題など、苦労されていました。

どの話も、みゆには重なります。
胸が締め付けられる思いでいました。

また、このシンポジウムでは、養護学校の方針や、復学へ向けての計画など、先生方のたゆまない努力を知りました。
本当に、頭が下がります。

企画者が、帝京大学の横田雅史先生と、神戸友生養護学校の山口先生でした。

山口先生とは、何度もメールのやり取りをして、原稿の内容や手直しなど、大変お世話になりました。
全く、存知あげる事のない方と、こんな形で、つながり合う意味を、何か不思議に感じ、
また、この縁を大事にしたいと思いました。

横田先生は、とても豪快なお方で、「幸せ」についてのお話が心に響きました。
子供・親・先生・・・みんなが幸せになれる教育こそ、目指す教育である事。
そう申しておられました。

シンポジウム後、全く知らない先生から、お声をかけられて、ご自身のお母様も、統合失調症だと言っていました。
なんだか、その時、初めてお目にかかった人なのに、涙があふれてきました。
みゆも結婚して、子供を産み、母になる。
全く、未知の話ですが、なぜか、私の心の中で、将来のみゆの姿と、その先生が子供としての立場が重なりました。

今回のシンポジウムで、特殊教育に対する、先生方の深い「愛」を感じました。
皆さん、素晴らしい熱意をもって、子供たちに日々接しているんだと、感動しました。

みゆも、養護学校時代の5年間、先生方に大変お世話になった事を、改めて感謝したいと思いました。

※大勢のみなさんにブログを見て頂き、本当に感謝申し上げます。
 コメントのお返事は少し、お休みさせて下さい。ごめんなさい。
 いつでも、お気軽にメールを下さい。miyu1024_mama@mail.goo.ne.jp

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母のつぶやき2

2011-09-14 | つぶやき
すっかりご無沙汰しています。

あの暑い日から、青森は、もう秋風が吹いています。

みゆは夏休み返上で、「身体障害者施設」で一か月の実習中です。


毎日帰宅しては、障害者の方がどんなに頑張ってるのか、熱く語るみゆです。
時々、涙目です。

そんな感動やで、優しいみゆがとっても好きですが、
毎日の、日誌が書けず、またまた、泣いています(笑)

施設の職員さんからは手厳しい指摘が・・・。

みゆさん、もっと日誌のスキルあげようね!

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