「ガラスの心」・・・統合失調症

13歳で統合失調に発病した、現在23歳の娘の闘病日記。母の目線で更新中(since 2005/3/8)

温かい忠告・・。

2009-07-06 | 学校生活
今日は、「進路相談日」でした。

いよいよ今年は受験生です。
11月の推薦入試を目指して、いろいろ必要な事の確認や、
みゆの家庭での様子や、学校での様子など・・・。

また、先日行われた、現場実習での反省点など、報告されました。

いつも通りの進路指導が終わって後、
進路指導の先生より、ビックリする事を言われしまって・・・。
その先生は、情報でみゆを指導して下さってる女性の先生です。

「みゆさんは、再度確認が苦手なようで・・・・」と、話を始めました。

パソコンを使う授業の場面で、

「はい、出来ました」と、よく確認もしないで、終えてしまうそうです。

先生が何かを指摘すると、「あっ、そうだった」と・・・。
再三、そんな場面があるそうです。

これはスーパーの実習でも、みゆが完璧と思った終えた仕事が、
お店の方には、ダメだしされて、落ち込んだ話に繋がっています。
手間な事ですが、何度も確認しないと、大きなミスに繋がるし、
簡単に答えを出す事への責任も持たせないといけない!と、言われました。
学校では、何度も確認する癖をつける指導をするそうです。

あとは・・・。
よく、他の学部で調理実習をしていたり、
誰かが、お菓子を作ってくると、必ず、お代わりをすると言うのです。
食い意地が張ってる・・・決して、そう感じた事が私にはありません。
でも、学校では、凄いらしいのです。
先日も、シュークリームを作ってきた生徒がいて、
みんなで1個づつ、ご馳走になったようです。
4個残って・・・それを見て
「みゆに2個頂戴」と、一番先に言ったようです。
みゆのそんな行動は先生方の間で話題になっていて、
「みゆさん、その行動はおかしくない?2個、貰ってどうするの?」と・・・。
みゆは、そう言われた事で
「従姉妹が2人いるので、あげます」そう言ったようです。
その時の様子を、先生は
「みゆさんが、慌てて、理由を後付した」と、言いました。
実は、その日は、みゆは学校帰りに、本当に従姉妹のとこへ行ったのです。

『理由の後付』に関しては、先生の勘違いだったとしても
でも、普段のみゆのそんな行動については、問題はあります。

先生は、「みゆさん、常識として、誰かどうぞ!と言ったら貰うものですよ」
と、みゆには諭したようでした。

これから、短大に進んで、同じような場面で、やはり、図々しく前に出る事で
友人関係が壊れてしまうのでは・・・先生はそんな心配をしてくれていました。

全く、家庭では見えない場面です。
みゆは、モノに対しての執着がない子なので、
残ったお菓子を、われ先に、「食べたい」と、手を出すのか?
信じられませんでした。
また、そんな自分の行動が、他の人から見たら、ちょっと変なんだ!と
言う違和感すら感じてない・・・。


みゆを思っての、温かい忠告でしたが・・・
私には、ちょっと辛い現実でした。

今後は、その場面場面でご指導願うしかありません。


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