引き継ぐこと

昨日の増毛は吹雪ました。
一昨日もそうだったなぁ。



今年も今日で終わり。
最後の日はいくらか穏やかです。



年賀状を作り終え、回りを片付け…。
片付けが下手だもの。
いくつになっても必要なものとそうで無いものとの区分けが出来ません。



世の中はこんなにも素早く区分けられたのに。
鉄路からバスへ。
経営が苦しいＪＲならそんな選択もやむを得無いのかも知れません。



一度決めた道は戻れないの。
元々経営が困難な北海道は手厚い運営資金を国から受けて来たハズなんだけどね。
その資金も低金利政策の中では元金そのものを底付かせてしまいます。
結局は国政の甘い読みが地方の魅力を削いでしまうんだな。



ラストランではこの駅が出来た頃からのようすを伝えてみました。
鉄道がマチの中心だったこと。
夏の海水浴客で賑わいました。
人の輸送も多かったけど荷物も結構な量がありましたから。



高校生の時、朝６時起きで飛び乗った４両編成。
当時は前側２両が急行増毛。
小樽までの直行便だったと記憶しています。
だからといって終点まで行くこともありませんでしたけどね。
いつも降りるのは隣マチの留萌だし。



余韻に浸り続けるほど時間があるワケでも無し。
駅とその周辺をどうしていくのか。
そろそろ答えを出さなければいけません。



賑やかになることを求めるのか。
快適さなのか。
それとも住む人の便利さか。



昔の人たちはどうだったんだろう。
ネットなど無い。
電話だってどこにあったのか。
常に会って話し合って決めて行く。

熱いマチはいつの時代もそうなんじゃないかな。
人の心が冷めないように。
でもね、先に熱くなってない限りは冷めようも無いんだけどさ。



今の自分を奮い立たせ、これからの子どもたちに引き継いで行こうと思います。