ブラつく

平日はあまり車に乗らないので、増毛のマチのようすもなかなか撮れないんですよね。
いつも同じとこら辺のものばかり…。

まあ、お気に入りのところなんだから仕方が無いんですがね。
沈む間際の太陽。

カウントダウンが出来るくらい。
着いた途端にプシュって音を立てて沈んだようにも見えたもね。

あとは朱色の空だけ。



主役がいなくても、この色だけでもいいんだわ。
「沈んだんだからいいしょ。」

そうだ。
今日は運転していなかったんだ。

「まあ、ドライバーさんの思い通りに出発してくださいな。」



運転席の後ろ。
窓を開けて景色を眺めます。

「これもいいねぇ。」

遠いんだけど夕陽に染まる暑寒別岳がいい感じです。



そんな暑寒の山を見てしまったものですから…。
「もっと近いところで撮りたいなぁ。」

カメラを持つとワガママになっちゃうんだよな。
あっち行け、こっち行けってね。

少しでも近いところ。
暑寒沢の果樹園に車を向けますがね。



近づくんだけど、手前にある山たちに遮られて、肝心の頂上付近の景色は何も見えません。
そうだよね、いつもそうだった…。
なのであまり粘らずに早々と退散です。

夕暮れの海に向かって走る。
それもまたいい感じです。



そしていつもの…。
我が家の前からの景色。
農協の倉庫、近所の家並み、電柱…。
見慣れた風景だからかな。

ここが一番落ち着くのかも。



家の前にイスを置いて。
ジーッと暮れていく空を眺めている。
多少の蚊など気にしていられませんわな。

アブはいやだけど。