ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

何も思い浮かばない

2011-03-12 23:00:00 | 災い転ず
そこに誰がいるのか、どんな生活をしていたのか…。

ここから遥か遠くで起きた地震、そして津波。
どこからか立ち上げる火の手。

寒さと空腹との戦い。
水、トイレ、情報の不足。

どこの誰さんなのかは、わからないけど。
報道でそれぞれの被災地の映像や避難した人たちの声を聞くたび「頑張れ!」と心の中で叫び続けます。

昨日はここも少し雪が降りました。



もしここが被災地だったら…。
防災の対応とは、いつも自分たちのことと置き換えて、さまざまなことを考えることなのでしょう。
揺れてからいかに早く高台に避難するか。
避難所で求められている暖房、毛布、食料、水、そして電気。
必要なものの範囲がどこまでなのか、線引きは難しいのですが…。

それにしても、学ぶには大き過ぎる代償です。



被災地への救援で自衛隊の派遣が進められています。
当初の2万人から5万に増員が決定。
隣マチの留萌駐屯地からも450人の派遣となるそうです。
既に今日出発した組もあるようですから、一人でも多くの人を助けて欲しいですね。
このことは、同じく隣マチの村山市議のプライベートブログから読まさせていただきました。
明日予定されていた「萌っこ春待里(はるまつり)」の中止を決定することと併せて報告されています。



イベント、中止したんですね。
たくさんの市民の力で作り上げる人気イベント。
今回で13回目となるはずだったのに…。

苦しい決断だったんだろうな。
長い期間をかけて準備をしてきたのに。

延々と続けられるニュースを見ながら、何もできない自分。
何かの力になれること。
今は何も思い浮かばないけど、復旧、そして復興の局面に移ったとき、自分の出来ることを考えてみようと思います。



役場の屋上まで水に浸かったマチもあったんですね。
避難勧告を出し、広報、誘導、確認…。

まさか全てが沈むなど、庁舎では想像もしないまま指揮を執り続けていたのではないかと思います。
マチの人々を救うために力を尽くした仲間の姿を思い浮かべるとき、涙が止まらなくなりました。
それぞれにも守るべき家族があり、家もあったハズ。



とにかく助かって欲しいです。
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不安

2011-03-12 17:00:00 | 災い転ず
ここが直接の被害を受けた訳じゃないですけど。
不安な気持ちが続いています。

次々に飛び込んでくる被災情報。
道内でも大きな被害が出ているところが多いんですね。
ここで穏やかな生活ができていることにまず感謝しなければなりません。



地震発生から既に丸一日。
未だに被害状況の全容が把握し切れない。

そうですよね。
地震も津波も現在進行形なんだもの。
目の前の被災者を助けていく作業が延々と続けられているものと思います。
ひとつでも多くの命が救われますように。

ただ祈るばかり…。



地震の多い日本に住んでいるのだから。
ここだっていつ起きるかわからないこと。
辛いことですが、今起きているさまざまなことをしっかり学んで、この地域での防災に役立てなければ…、と思っています。

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いったい何が起きているのか

2011-03-12 11:30:00 | 災い転ず
テレビ、ラジオ、そしてネット。
身の回りの情報ツールの全てが、昨日の地震発生から地震のニュースになりましたね。
余震、津波、火災、そして原発の放射能漏れ。
地震慣れしている日本のはずなのに、想像を超える状況が次々に報じられています。
遠く離れた地に住んではいるものの、ただただ怖さに身を竦ませています。
この地震がいつまで続くのか、不安ですねぇ。

最初の地震では、増毛も結構長い時間揺れたのですが、ゆっくりとした横揺れのため、被害が出たような話は聞こえていないので、とりあえずホッとしているところ。



ここ日本海北部沿岸にも津波注意報が出ているのですけどね。
交通網などに影響が出ていないので普通通りの生活なんです。
ウチの子も部活のため隣マチの高校へバスで向かいました。
来週末には定期演奏会が予定されていますからね。

通学のバスが通る国道231号は海のすぐそば。
心配だわ。
早く平穏な日々が戻りますように。



空は晴れ間が広がっているのが、せめてもの救いかな。
いざというとき、落ち着いて行動できるよう、準備を進めておこうと思います。

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