Dr-Hの船外機のお話

船外機のメンテナンス

嵐の次の火曜日とBF2D4が直りました。

2014-04-15 16:37:32 | インポート

皆様、ご機嫌はいかがですか。

私は、ここ最近、出張修理やボートショー、はたまた修理で遅くまでお仕事を

していて、頭が少しボーッとしています。

(誰ですか、いつも通りと言ったのは!)

今日は業界の多くの業者様がお休みのため、月曜日の嵐のような

「BF130のBZBE-・・・・・・のプラグとフィルターと・・・送っといて」とか

「新しいほうのBF90のBBCJ・・・・・のインペラーと燃料フィルター出荷して」

みたいなお電話が無い日なので、修理がはかどっております。

(完全に業者用人間パーツリストですな、私は・・・・)

さて、数日前に修理で入ったBF2D4 SCHJです。

D41


外観の程度は最高のD4(デーヨン)です。

でも、始動不良ということで・・・

D42


はい、これでは掛かりません、確かに・・・・

エンジンオイルやギヤオイルなども、交換しておいてくださいとのことで、

D43


真っ黒です。

譲りうけたエンジンとのことですから、以前のオーナーの

管理とのことです。

キャブは2回、分解清掃しました。

コッテコテで、1回目でガム質とかスラッジなどの汚れが、

奥の奥に残っていたと・・

ヤマハのスーパーキャブレタークリーナーでもてこずった汚れでした。

さあ、2回目の試運転です。

D44

やっとアイドリングが安定しました。

D45


エンジンが十分に温まったので、少し回転を上げ、

5分ほど様子を見ます。

分解しないので、音とか遠心クラッチの状況を判断します。

問題はなさそうです。

D46


最後に、アイドルアジャストスクリューを微調整して

終わりです。

暖気を十分にしてから調整しないと、

急発進したりしますので、構造とか基本が良くわからない人は、

触らないほうがいいです。

買ったお店に調整してもらいましょう。

エンジン掛けたらいきなりボートが発進して海にドボン・・・

悲惨です。

なお、ここは気温など季節で微調整をする場合もあります。

当然、新品の場合は、お客様にお渡しの前に、

今の気候に合わせてから、お渡ししています。

直りましたBF2D4、

そう、貴重なBF2D4です。

今からお客様に「修理完了」のお電話しま~す。


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