みなさまご機嫌いかがでしょうか?
寒い日がつづきますね。
本日は、大変「ひま」でゴザイマス。
電話がほとんど鳴りません、開店休業です。
ほとんどの、日頃お世話になってる皆様は、本日が仕事収めのようですね。
もう帰ったのでしょうか?
私は明日、29日の午前中で終わりとなります。
で、することが無いので(急ぎではない修理はあるのですが・・・
月末の伝票や経費の処理もまだですが・・・)
大掃除でも・・・・
で、引き出しの中から、懐かしいものが・・
2002年のホンダ船外機総合カタログです。
来年2012年ですから、約10年前の物です。
中に懐かしい写真があって・・・・・・・・・・・・
バスボートにBF90Aをセットして琵琶湖を走っている写真です。
運転しているのは、以前勤めていた会社の私の同僚の「ナベちゃん」で、
となりはオーシャンライフ誌のライターの方です。
2002年のカタログに載っていますから、たぶん、撮影は2000年~2001年
だったと思います。
当時の私は「営業&USAスキーボート輸入」の担当で、ナベちゃんは「企画部」で、
新しくバスボートの輸入も開始しようとたくらんでいて・・・・
で、企画書を出して、(結構こういった前向きの企画はのびのびと、信頼して
やらせてもらってました)バス業界ではまだ認知度が低かった4ストロークの
エンジンを搭載して、時代を先取りしようと・・・・・
セッティングは結構上手く行って、普通にバスボートになって、
周りのみんなから「そんなもの、ありえん!」と言われていたのですが、
逆にライターさんの記事でも「有り」と書いていただいたりして、
結構痛快だったのでした。
売れたのかって?・・・・・・
企画だけで終わりました・・・・・失敗です。
実は、会社には、バス釣りする人間がおらず・・・・
一番大事なところが欠けていたのでした・・・(残念)
時は流れて、今琵琶湖で走っているバスボートは、ほとんど4ストロークか
EFIの2ストロークにまりました。
県条例の施行もありますが、10年ほどでこんなに急激に変わるとは、
予想もしませんでした。
さて、これだけの船外機が2スト→4ストに変わったのですから、
琵琶湖は大変クリーンになったことでしょう。(と、信じたいですね)
さて、ホンダ船外機には、こういった環境にも貢献する性能があります。
特にEFIモデルですが、全機種O2センサー(LAFセンサー)が付いていて、
排出(排気)ガスに含まれている酸素濃度をモニターしていて、低回転時は
そのデーターをECUにフィードバックして、正確な燃焼をさせ、燃費の向上や
排気するガスをクリーンにすることに貢献しています。
クルマでは確立されている技術なので、全メーカーの全EFIモデルに広がる
ことを期待したいと思います。
あと、クルージング領域でのホンダ船外機は、ECOmoと言うのがあります。
ボートが一定の速度で巡航を始めると、ガソリンと空気の混合比が通常より
薄くなる「リーンバーン制御」が始まり、通常よりさらに低燃費走行します。
このECOmoモード、ホンダEFI船外機のオーナー様は絶対におぼえておいてください。
たとえば、3500rpmとか4000rpmで巡航中、スロットルレバーを2秒間動かさずに
いると、「リーンバーン」を開始するとのことです。
(資料ではなく、耳で聞いた情報なので、「とのこと」と表現します、ご了承ください)
リーンバーン状態になると、タダでさえ燃費の良いホンダエンジンがさらに燃費が
よくなり、従来モデルに比べて20%以上よくなる場合もあるぐらいです。
クルージング領域とは、スロットル開度が約50~80%の場合を言います。
みなさま、クルージング領域を多用し、地球と財布にやさしい
走行をお願いします。
さてさて、皆様にとって2011年はどんな年でしたでしょうか?
大変な災害がありました。
いまでこそ元にもどりつつありますが、ホンダ船外機の生産も影響を受け、
震災、輪番操業、洪水と生産が遅れたりもしました。
子供のとき、泣きべそをかいている私に大人たちは、
「悪いことの後には、必ずいいことがある」と言いました。
いまでも信じております。
皆様、良いお年をお迎えください。
来年も宜しくお願いしま~す。