あははははホンダ船外機まみれではははははは～

今日は、朝の7時に出社しました。

修理が溜まりまくって、まっくって・・・・

この方は、ギヤケースASSYの交換です。

先にお振込みいただいていたので、持ってこられて、

0.5時間ほどでズバッと取り替えて試運転です。

ケース（外側だけ）交換がご希望でしたが、

ASSY交換と、組換えの見積を出して、金額差が少ないのと、

組換えなら1週間以上の預かりになることをお話し、

ASSYをお勧めしました。

ASSY組換えなら、30分ぐらいでできますし・・・・

ケース変わると「シム調整」がシビアに入るので、

工賃メッチャ高いのです。

サービスマンとしては、部品代が高いより、工賃が高いほうが

利幅が多いので好きですが、やはりお客様は新しくなるほうが

リセットできて今後の安心度とお買い得度が違いますし・・・

実は、いつもと運送便が違ったので、朝からヒヤヒヤでしたが、

何とかギリギリ届いたので、ホッとしました。

クロネコなら、5分ぐらいで取りにいけるのですが・・・・

ほかの便なら、取りに行く為に店を締めて、半日休業になるので・・・

ヤマト便でも、良かったのですが・・・・

新旧並べて・・・

スケグの場合、私は溶接しません・・・歪むので・・・

キャビテーションプレートの場合は、溶接ありです。

新品でも・・・・チェックします。

GUNさんからの教えを忠実に守っています。

淡水ですが、念のためグリスアップを・・・・

海なら、効果ありです。

メーカーを信用しないわけではありません。

でも、マーキュリーやヤマハなら、納品前のチェックシートに

ギヤオイルのチェックの項目ありますし・・・

GUNさんは毎回、新品の船外機でも、必ずチェックしていました・・・

1時間半後、お客様が取りにこられました。

あと・・・わざわざキーを届けていただき、申し訳ございませんでした。

BF30Dは当日お帰りになったので、良かったのですが、

部品が届かない為、溜まりに溜まって・・・はは、あははは、はははははは～

船外機スタンドが足りません。

これは、本日新しく加わった患者さんですが・・・

やっとエンジンが掛かったら

「ゴロゴロゴロゴロ～♪」

やばい音です。

全部分解になりました。

お客様、分解＆見積料払うので、原因がわかるまで分解してほしいと・・・

話が早い方で助かりました。

私はバビル2世ではないので、エンジンの中を透視できませんし？

そういえば今日、BF30Dのギヤケースの修理ご相談の電話で、

何度も「いくらになりますか？」と聞かれましたが、

やはり、分解するまで、わかりません。

サイコキネッシステレパシー♪ゆけ、ロプロス～♪

O様、週末の納品を楽しみにされていたのに・・・申し訳ございません。

朝からがんばったのですが・・・・・

ほかの子も・・・・

この子らは、ほかの退院が延びているので、スタンドが無くて、

壁際に放置です。

でもここのところ、持込修理の方が増えて、大助かりです。

エンジンを前に、チェックしながら、私はあちこち分解しつつ、

たくさんの質問をさせていただきます。

お客様のご性格や、ご使用方法や、使用回数、不具合の症状を聞きながら、

または、お客様のお顔の表情や反応を見ながら、エンジンが現場で

どういった不具合を出していたか？

お言葉や表情の変化と、プラグの焼け具合、排気の汚れや

プロペラの具合・・・それだけで「〇×が不調だったんだ」と判る場合もあります。

すごく、その一連のそういった質問が・・・修理の方針決定に役立ちます。

さて、まだ、現地で分解して持って帰ってきた・・・

この子なんかスタンドの有無の以前の話ですが、

あと、珍しく真っ赤な発電機君も入院しています。

週初めに3日間、部品がこないので遊んでいたしわ寄せが、

倍倍返しでやってきました。

あはははははは～

エンジンが入院する・・・・

　↓

不具合部品のため、エンジン掛からず（例プラグがダメ）

　↓

部品注文

　↓

部品が入る

　↓

エンジンが掛かる

　↓

診断する

　↓

部品を注文する

　↓　

完全に直る

といった、手順を取ることも、結構多いんですが、

いきなり診断して、直していると思われる方も多いようですが・・・・・

逆に困る場合は・・・

①ネジ折れなど、分解に失敗してから持ってくる場合。

②プラグやオイル交換など、不調の証拠を新品に交換して持ってくる場合。

③エンジン全体では無く、分解して部位のみ持ってくる場合。

これらの場合は、修理に時間が掛かって・・・・

時間工賃が追加になる場合もありますので、ご注意ください。

やはり船外機ぜ～んぶ持ってきてもらえたらうれしいです。

あと、タンク、ホースも・・・

大昔ですが、修理後「直っていない」とめちゃくちゃ怒られて、

タンクごと持ってきてもらったら、「軽油」が入っていたことありました。

カワイそうに「SeaPro10」君、「軽油」まみれでした。

私は現在、「ホンダ船外機まみれ」です。

修理工場のあらゆる方向から、ホンダ船外機が私を見つめています。

みんな、がんばって直すので、もう少し待ってね！

仕事がたまってきたぞ～！！と中古パーツをいっぱい洗いました。

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか？

私は・・・週初めからのいろいろな問題が、関係諸社の見事なリカバリーで

徐々に解決しはじめて、気が楽になって・・・・・・・・・・・・・・きません！

それら諸問題は沈静化に向かっていますが・・・私のお仕事が

溜まる一方です。

修理の・・・・・・・・・部品が届きません！

週末に、6～7人（台）分の修理の部品がいっぺんに届きそうです。

月曜～水曜は・・・・ツナギを来て、宅配の車が来るたび、

「部品が来た、部品が来た」と待っていると、

クロネコのお兄さんが知らん顔して帰っておくこと何度も・・・・・・・・・。

で、3日間、遊んでいました・・・・というわけに行かず、冬にしようと思って溜まっていた

中古部品の仕分けをしていました。

寿命が尽きて、見放されたエンジンをバラバラにして、

磨耗度を検証し、きれいに洗浄し、ストックしておきます。

販売用ではありません。

たまに、助かることがあるのです、これらのパーツ・・・

パーツのバックオーダーで、時間が掛かるとか、

レンタルボートさんのスクランブルで部品を取っている時間が無いとか・・・

買っていただいたオーナー様が悲しむ確立が、ほんの少し

少なくなるかな？

「部品バックオーダーで1ヶ月掛かります・・・・もし中古部品で

良ければ、すぐに直せますが・・・」といった考えです。

過去には、お盆休み中にレンタルさんのBF20D3のギヤケースを直したり、

部品の販売が終了していたBF90ATのバーチカルシャフトとか、

助かったことがたくさんあります。

しかし、各パーツに分別して・・・すごく時間が掛かります。

なので、中古ですが・・・新品部品より手に入れるのに手間が

掛かっているので、部品で単品販売していたら定価でも赤字です。

基本、修理で使う部品は絶対に新品です。

ホンダの部品は安いので、すぐに手に入るのなら、

わざわざ中古を買うのは、バカらしいと思います。

メールいただいてよく通販で販売していますが、

大体2～3日でほぼ出荷しています。

当日出荷できる場合もありますし・・・・・

（左のホンダマリン販売のホームページからメールでご注文ください。

必ず機種とシリアルNO（例BAUJ-1234567）もご記入を！

宮古島から北海道まで発送いたします。）

汚れた中古パーツを半日洗浄しまくっていたので、

両手がしばらくシビれていました。

大丈夫かな？

今回はBF2Dの中古パーツをたくさん作りました。

いっぱいおられますからね、BF2Dオーナー、

当社で販売したオーナーにも、持ち込み修理のみの方も、

同じように使用します。

これでほんの少し安心度が増えました、かな？

でも・・・・・・・・・週末が怖いです。

お待たせしているTさま、Oさま、納期が延びまして申し訳ございません。

今週は、謝ってばかりでもある1週間なのでした・・・・・・・

なんて日だ！！（愚痴）

なんて日だ！！その1

　本日出社すると、お得意様から連絡が入ってて、

　先週末、輸入元さんとすったもんだの末出荷してもらった、とある商品が

　さらに間違ったものが届いたとのことで、大変お怒りであった。

なんて日だ！！その2

　先週、メーカーで修理が完了した海外商品をお得意様が使用したところ、

　直っていなかったことが発覚して、大変なお叱りを受け、対応した。

なんて日だ！！その3

　納期確認をしていた注文品の納期連絡が「さっき出荷しました」で、

　納期確認ではなく、出荷報告の連絡であって、

　細かい確認をする前に出荷されてしまって、

　結局個数が足らず、2度出荷になった。

なんて日だ！！その4

　CR-V君がパンクしていた・・・

　

なんて日だ！！その5

　土曜日に出荷を依頼していた部品が届かず・・・

　まあ、上記の（なんて日だ！その1～その3）とかその他のも対応が大変で、

　あっという間に1日が経ってしまったので、どうせ夕方からしか

　修理は出来ませんでしたが・・・・

なんか、1日中、謝っていたなぁ～

なんか失敗したのかなぁ？

そうそう、水没復帰修理していた子のお迎えが来て、

無事に帰ってきました。

がんばって！！

あと、修理のご依頼とか、お問い合わせがいくつかありました。

BF90DK2の嫁ぐ日取りも決まりました。

いいことも少しは、あったか・・・・

明日は明日の風が吹く～♪

BF15D3の水没復帰と中古納品前整備とレンタルのＢＦ2Ｄ6は予想外のとこが壊れますな？

皆さん、ご機嫌はいかがですか？

先日より水没復帰の修理をしていますＢＦ15Ｄ3君です。

水没で、ここは分解しないと整備できないし、分解しないと後々やばいことが起こる部分は・・・

そう、リコイルスプリングです。

分解すると、途中でこうなります。

もし、自分でチャレンジする人がおられましたら、

分厚い手袋して手を切らないようにするとか、飛び出すスプリングで

目を突かない様にゴーグルをするとか、身体を保護してから

分解しましょう。

部品代は￥1,071-です。

私は、新品に交換します。

新品は巻いてくるので、修理時間がぐっと短縮できます。

スッと入ります。

一度飛び出したスプリングを巻き巻きするの・・・大変です。

ビヨヨ～ンとなったら、危ないですし。

錆びる心配もなくなります。

このＢＦ15Ｄ3君は、組みあがって現在、試運転中です。

そして、別のＢＦ15Ｄ君ですが・・・

こちらは、中古の販売です。

買い取ってきた途端・・・売れてしまいました。

即決です、お客様。

有難うございます。

念入りに整備します。

当然、エンジン内部の電気腐食防止亜鉛（アノード）も点検、交換します。

まず、交換前の状態です。

もう、限界です。

このまま販売したら、どんどん腐食してＯＨ！ＮＯ！

私はお客さんにうらまれてしまいます。

で、交換します。

これで安心です。

錆びの浮いている部分も処理＆タッチアップしていきます。

現在、部品待ちです。

部品さえタイムリーに手に入れば、修理が溜まることはないのですが・・・

残念！

お次は、レンタルボート店様のＢＦ2Ｄ6の修理です。

「エンジンは一発始動だが、アクセルを開けていく途中でエンストする」

とのことで、当初は燃料系を疑ったのですが・・・

錆び錆び地獄です。

あれ、水が入った形跡はないぞ？

この判断が出来たら、船外機やさんができます。

錆び　＝　水は、素人判断です。

空気があれば、錆びます。

空気は、出入りしていますから・・・

ここがこうなって、微細な鉄粉が発生し、空気で錆びたようです。

ベアリングは・・・一応、無事です。

（交換するか迷っていますが・・・・）

どうやら、「過負荷クラッチ偏磨耗地獄」に陥ったようです。

たとえば、海藻やロープを巻くとか、過負荷を発端に一旦クラッチ稼動部

が偏磨耗を起こすと、芯がずれるので、あとは経年とともに

どんどん症状が進行するものでしょう。

ギヤケースも分解していますが、今のところ過負荷の原因ではない？

こっちも、ピンボケでスイマセンが・・・・

なんと、ボルトの厚みが半分ほど無くなっています。

一般の方では、このような症状は見たことがないですが、

レンタルボートは毎日のように使いますので、やはりこのような

極端なことが起こりやすいですね。

レンタルボートの3年は、一般の方なら10年～15年分ぐらいでしょうか？

でもまだまだ一発始動です、ＢＦ2Ｄ6君、

クラッチの修理が終わったら、また最前線の戦いに投入されます。

つかの間の休息です、ＢＦ2Ｄ6君。

レンタルさま・・・しばしお待ちを・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スラックスで修理するBF20D3はステンレスプロペラだったら先に言ってよ！

皆様、ご機嫌はいかがですか？

豪雨です。でも、恵みの雨です。

昨日も、豪雨を覚悟して・・・・

言ってきました聖地七色のレンタルボート屋さんへ・・

近づくたびに、気温が下がっていって、家を出るときは28℃ぐらいだったのですが、

トンネルを抜けた直後なら・・・

気持ちいい～

さすが聖地、夏場は毎日でも行きたいぐらいです。

「涼しい釣りなら、聖地七色＆池原ダムへ」

で、今回は、

「修理屋さんたちに診てもらったけど、直らないので来てくれ」

と言われて預かっていたBF20D3をもって行きます。

工場では、直ったと思うのですが（自分で自分に歯切れ悪く）

皆様の前で、海上試運転をしますが・・・・・

「直っていない」

ボボボボボボボボボボボボボ～

レンタル店の経営者の顔に

「こいつも治せなかったか！！」

と書いてあります。

我が社の名誉に掛けて、意地でも直さないと・・・

ツナギに着替えようと・・・・

「あれ」

忘れたようです。

豪雨予想で、着替えの下着はたくさん持ってきたのですが・・・

おっちょこちょいです（泣）

下半身はスラックスで、

どこかの部長の修理のシーンみたいです。

上半身は下着で、ハダカの大将みたい？

その怪しい修理やさんが、BF20D3と格闘します。

「えっと、まだ分解してなかったところは・・・」

そのとき、電話で相談していたプロフェッサーYの言葉が

脳裏に蘇ります・・・

「プーリーは見たか？プーリーは見たか？」

「ドッカ～ン！！！」

見忘れていました。

これでは、2歯ぐらいバルブの開閉時期がずれていたでしょう？

微妙な不調は、プレーンはギリギリするので・・・・

言い訳ぐらいは聞いてください。「ぐやし～い」（泣）

たいがいの部分は見ていたのですが・・・・

こことか、

こことか、

こことか、

こことか、

ここも・・・、

いかに今回は私にとって過酷であったか・・・

とりあえず、直ってよかったです。

で、報告を兼ねて、経営者さんはお出かけになられたので、

手伝いの出入業者さんに報告していると、

「そういえばあのエンジンに付いていたと思うけど、ぐちゃぐちゃになった

ステンレスプロペラがあったな？！」

なんと、レンタル中にステンレスプロペラをぐちゃぐちゃにして帰ってきたとか、

それならそうと、言ってください。

確かに納得できます。

普通なら、こんなところのキー溝が飛ぶわけない！

とんでもない衝撃が加わったはずです。

試運転終了後、

「直った、直った」と言っていたら、豪雨になりました。

神様、お待ちいただきまして有難うございます。

スラックスまで濡らしたら、パン一で帰らないといけないとことでした。

（パンツなら、予備はあるのでした）

で、BF2D6をつれて帰ってきました。

なんでかって、現地で直そうと思ったらこんな感じで・・・

エンジンはすぐに掛かるのですが・・

部品が無いと、無理と思いますし・・・・

おっと、BF15D2の部品が届きました。

今から、水没修理中のBF15D2の最終組立を開始しま～す。