みなさまご機嫌いかがでしょうか?
先日わたくしは、このブログでも書いていましたヨットレースに参加してきました。
琵琶湖の大津港マリーナのクラブレースです。
年間数戦されていて、アットホームな、非常に楽しいレースです。
上記のヨットが、今回乗せていただきましたOさんが管理しています
YAMAHAの名艇Y-26Sです。
Oさんがスキッパー、私は今回もバウマン、そして今回初参加のBeFreekの
K社長はセールトリマーとして乗船されました。
このY-26Sですが、クルージング艇として艤装されているのですが・・・
歴戦の勇士というか・・・セールが伸びてしまっていて・・・
いや贅沢は言ってられません。参加できるだけでもワクワクしてきます。
朝早くから3人で集合して、少し練習しました。そのときは南からの風が
吹いていました。
午後にレースに向けて出航です。今回は過去最大の14隻で戦います。
あれ、風向きが・・・北風に変わってきました。本部船も悩んでいるようです。
少し海面を帆走し、風の振れ具合を確認。海面も左が風がありそうで、
スタートラインも下有利気味なので、アウターマーク側から出ることに・・・
スタートラインに並んで、しめしめ、早いヨット達は本部船側からのスタートを
狙っているようです。
さて、スタートです。少しスピードをつけるのが遅くなってしまいましたが、
まあまあのスタート・・・あれあれ・・・我々の風上から並んでスタート
したBJY30のY艇がぐんぐんと前に出て・・・・カブされる!
スキッパーのOさん曰く「Y艇は初参加で・・・・」との事で、
全くのノーマークでしたが、上手く艇が滑っていて、早い!
真ん中でほぼ全部見えているのが我々のY-26Sです。
仕方なくタッキングして、カブされるのを回避、右海面に向かいます。
左海面に向かっているヨット郡のスピードが落ちていきます。
右に向かったのが、正解だったようです。
風はちょくちょく振れるので、スキッパーのOさんは大変です。
風が振れまくるのと、ブローが途切れる弱い風のレースなので、
左右どちらのエンドに突っ込むのも躊躇します。
我々より大きく早い艇3隻が、右海面、ややエンドまで突っ込み気味で
レース展開を始めたので、それらより中央寄りで作戦を考え、風の
神様に期待したのですが・・・見放されました(泣)
上マークまで1/3のあたりは、中央も左も無風地帯になり、右海面も
そうだったのですが・・・風の神様の吐息が・・・右から現れました。
我々にさらに差をつけて、BJN30、Y-31EX,ベネトウFが上マークを回航していきます。
我々は4位で回りますが、スピネーカーを上げるときにお祭り騒ぎをして
5位のヨットに並ばれて・・・5位のヨットはクルージングタイプ艇だったので
なんとかスピネーカーで逃げ切ります。
「あれ、スピネーカーのトップがネジレてる」
仕方ないので、そのままサイドマークへ。
サイドマークを回った時点で、風が弱いのでコース短縮になったようです。
次の下マークでフィニッシュです。
前の3艇には追いつきそうにも無くすごい差で・・・
しかし、伏兵が現れて・・・後ろからY-26CのZ艇が追い上げてきます。
スキッパーのOさん曰く「あのZ艇もみんなバリバリ上手い人達やで」
やばい、やばい、でもぜんぜん艇速が違います。向こうが速い!
写真の前が我々、後ろのピンクのスピンがZ艇です。
距離があっという間に縮まります。
スピンランなので、スピネーカーを操っているK社長が
「僕のせい?僕のせい?」とあせっておられます。
「いや、船底が汚れているからでしょう!」
私が心の中でつぶやきます。
Oさん曰く、いつ上架したか不明との事・・・・・・・・・・・・・・
あと少しでフィニッシュ、横に並ばれます。
「あああっ、」鼻の差で抜かれてしまい、一番悔しい負け方を
してしまいました。
終わった後で聞いたのですが我々とZ艇は同じY-26でもハンデキャップが
違い、抜かれていなくても少しの差なら、負けていたようですが・・・
楽しいレースは終わりました。順位は5位。
Oさん「またちょくちょくレースに出たいね!」
私もそう思います。
久しぶりのレースで、すごくストレスが解消され、癒されました。
また出たいと思います・・・ね・・・・・K社長もそう思いますよね(笑)