Dr-Hの船外機のお話

船外機のメンテナンス

プロペラボスのスリップ

2019-01-28 10:56:40 | 日記

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

船外機のプロペラはいろんな理由でスリップを起こし、

破損し空回りしてしまう場合があります。

・海底の岩や流木に強くぶつけてしまった場合。

・オーバーヒートなど高温の排気でボス内のゴムが溶けた場合。

・ハイセット(船外機を高くセット)しすぎ、ペラの一部が空中に露出することで

 ペラ自体が冷却できず、排気熱でゴムが溶けた場合。

・スモールハブやベントホールから出る排気が水とペラの間に層を作ってしまって

 プロペラ自体が水に触れにくくなり、冷えなくなってしまった場合。

等です。

羽根に曲がりや欠損が全く0%の場合、排気が理由になる可能性が高いですが

内部のボスだけ交換して修理することがあります。

特に高馬力用ステンレスプロペラは高額ですからね。

但し、部品代、作業代がそれなりになりますので、

・アルミプロペラ全般

・小型のステンレスプロペラ

の場合は、新品を買ったほう良い場合が多いです。

また、ハイセットしすぎなど船外機セットに原因がある場合、

また同じ理由で壊れる可能がありますので、

プロペラボス打ち換えとともにプロショップにセッティングについても

相談することをお勧めします。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。