あ~あ、とうとう生レバーが食べられなくなりました。残念です・・・・・・
みなさま、ご機嫌はいかがでしょうか?
さて、昨日は夕方までかかって、60FETOLを組立ました。
コネクティングロッドのピストン側のベアリングを1つずつ組み立てます。
ここの特工はもっていないので、自作します。
入れる数を間違えると・・・・あれっ・・・最後に1本余っている・・・・
「ゲロゲロ~!!!」・・・・やり直しの刑が待っています。
ここは、4ストロークの構造の方がシンプルで良いですね。
(クランク側は、2ストの方が簡単なので、どっちもどっちですが・・・・・)
組みあがりました、シリンダーに挿入します。
この60FETOLは、「スルッ」と一度に入るタイプで大変便利です。
TOHATSU M140Aとか、私大好きです。「スルッ」とタイプ。
完成です。
試運転するのに、中古のヤマハのハーネスを探します。
このエンジンは本体だけはずして運ばれてきて、配線がありません。
船外機の乗せ換えなどで、不要になってはずしたパーツをストックしているので・・・・
「ゴソゴソ」・・・・「これとこれはS社だ」・・・「ゴソゴソ」・・・「これはM社」・・・
あいにく、キーイグニッションとか、ハーネスがありません。
昨日はここで、暗くなってきて、試運転が難しくなったので・・・
えっ・・いや・・・帰ってビールが飲みたくなったからとか・・・・
イエ~ス!それもあります。
で、本日は朝から、ヤマハサービスデーター2002に載っている配線図を見ながら、
仮の試運転用のスイッチを作成します。
60FETO・70BETOのページを見ながら、配線を作って、接続します。
この「サービスデーターブック2002」ですが、古いヤマハ船外機を修理するときの
私の相棒です。
出来ました。
接続します。
キーイグニッションを「ON」・・・・・・・(沈黙)・・・・・あれっ
「またやらかしたか、俺・・・・・」
ヒューズを確認・・・・切れています・・・・
「なーんや、切れてるやんけー」
ヒューズを交換して「ON」・・・・・・(沈黙)・・・・・・あら・・・
ヒューズを確認します。また切れています。
「配線の接続、間違えたか?俺・・・・」
配線カバーをはずして、1から確認します・・・・・・・・・
「間違えが・・・・わからない・・・・どこだ・・・」
何度見直しても、間違いがありません。
と、言うことは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
配線図を忘れて、カプラーや部品にテスターを当てて、
プラス電源、アース、スターターリレー、短絡など調べて見つけていきます。
「あああああああっ、プラスとマイナスが逆なんですけど・・・・・・・」
一瞬、私はとんでもない配線をしてしまったのかと、ゾッとします。オカルトです。
でも、良く考えると、各役目というか、配分は合っています。
「あと、可能性が残るのは・・・まさか、マニュアルが・・・・・」
ご存知の通り、メインハーネスは共通ですから、
75AET・85AETのページを見ますと・・・
「ガ~ン!」
カプラーの配置からすると、逆ではないですか!
しかも、テスターで調べたとおりの配置になっています。
どうも、記載ミスのようです。
貴重な時間と、20Aヒューズが2本、犠牲になりました。
業者のみなさま、気をつけましょう。
151ページです。
弘法も筆の誤りとは、このことです。
天下のヤマハさんでも、記載ミスはあるのですね。
私は初めて見ました。
そういえば6~7年ぐらい前、M社のテクニシャンズハンドブックでも、
進角のメモリがイラストで回転方向と逆向きに書いてあったことがありました。
Sea Pro10もしくは25のページだったと思います。
そのときもパニックになりました。
みなさま、人間のすることです。
間違いは誰にでもあります。
見つけても怒らないで、そっと教えてさしあげてください。
私は・・・・・・・・・・・・・・もっと自分に自信を持ちましょう!?