みなさまご機嫌はいかがでしょうか？
えっ？連休明けまでブログ放置宣言をしたのでは、と？
そのつもりでしたが・・・・・・・・・・・
その発端は昨年の冬、滋賀県のビーフリークのスピードレーサーH部長との約束、
「BF250Aをセットされるなら、手伝いに来ますよ」と・・・
で、現在、修理やボートの艤装などで忙しいのですが、
男と男の約束の日がやってきました。
で、部長のバスボート（チャンピオン）にセットします。
前にも紹介しましたが、BF250Aの頭上には冷却用のファンがついています。
これで、前方から吸い込んだ空気をすばやく頭上から排出し、パフォーマンスに重要な
電装系等エンジンカウル内部を過熱から防ぎます。
バスボートですから水圧計を取り付けます。
BF175AK2～BF250Aはこの部分に水圧計のピックアップを
取り付けます。
６角レンチでメクラをはずして・・・
穴が開いたら・・・
ニップルを取りつけて・・・
ホースをとりつけます。
セットが完了しました。
お昼ごはんを、系列店の胡坐（あぐら）でご馳走になってしまいました。
名づけて「メジロ三昧定食」
さすがに天然物はおいしかったです。
食後、テストランをしましょうと部長に言われて、
毎回、テストランに付き合うと、
「ダメですよ！」と言っておいても
最高速アタックされるので、
吐きそうになったり、
頭がいたくなったり、
「やめてくれ～」と絶叫しているワタクシですが、
さすがにBF250Aはどうなのかと、興味もあって、
当然、慣らし運転しかしないものと・・・・・・・・
気が付いたら、湖上にいました・・・・・
学習しない男です。
慣らし運転を延々と・・・南湖を行ったりきたり・・・・
楽しい会話をしながら、
低速～中速～どこでも、瞬時に加速しますBF250A、
「ダイレクト吸気システム ＋ BLAST」のパワーは
最高に楽しいです。
食わず嫌いのあなたは、最高に損をするでしょう。
しばらくすると、となりから・・聞こえてはならない言葉が・・・・・
「もう、我慢できませんわ！！！」と
空耳？気のせい？水の精？
「ダメ～！」
という間もなく、もうBF250Aはソニックブーム状態で・・・
飛行機にたとえると・・・
こんな、音速を超えるときのような感じですが、
写真なんか取ってる場合ではありません！
ハンドレールにしがみついて、必死に耐えます。
涙と鼻水が頬を伝って・・・
「ああっ、今までとは次元が違う、速すぎるのがわかりすぎるっ！？」
しかも今日の琵琶湖は、少しチョッピーです。ハイ？
前を向くと吐きそうになるので、後ろを向きます。
少しスピードが落ちたので、
最後の力を振り絞って、写真を撮ります。
やっと開放される時間がやってきました。
ポケットからスマートフォンを取り出したスピード部長、
アプリのGPSで最高速を計っていたようです。
「Hさん、〇〇〇ｋｍ/ｈでしたわ・・・・」
聞いてびっくり、そりゃ怖いはずです。
しかも、ペラも、ハイト調整もこれからです。
チューニングを煮詰めたら、一体何Km/h
でるのでしょうか？
陸に上がっても、足がガクガクしていて、ふらふらしながら
チビリそうだったトイレに駆け込みます。
えらいエンジンが琵琶湖に浮かんでしまいました。
さて、作業場に帰って、今度はレンジャーのフィッシュ＆スキーに
BF225AK1をセットします。
暗くなるまで、がんばりました。
ああ、やっぱり乗らなければ良かった。
前の会社のとき、バスボートを何台か販売したことがありますが、
そのときの最高速度記録をあっさり塗り替えてしまいました。
（そのときはヘルメットをカブっていましたが・・・・・）
さて、こんなに凶暴なエンジンをバスボートに付けてしまった
スピードレーサーH部長いわく、当たりのようです。
ちなみに、トリムアウトした状態でスタートしても、
トリムインした状態と同じように瞬間にプレーニングに入る
このBF250A、
こんなエンジン初めてです。
こんなエンジンに興味のある、ビックなバスボートのオーナーは
H部長に相談しましょう。
私は・・・・・80ｋｍ/ｈ以上は担当外です。
間違えても、電話してこないように・・・・・・・・・・・・・・
私は・・・海担当です。
では、本当にブログ再放置しま～す。（と、思う）
