草木がぽつぽつと芽を吹き、
暖かく膨らむ空気に包まれる心地の良い季節。
そんな3月も目前に自然も人も、新たな光を浴び、
進んでいく季節になった。
鉢に植えたクロッカスが芽を出し、喜んでいたのはつい先日。
久しぶりに覗いたら、なんと花が咲いていた。
でもねえ~
この丈を見てください。
通常10~15㎝になるというが、やっと3~5cm。
誰に似たのか、矮小だ。
のびのびと、大きく育てと思っていたのに。
でも 可愛い花だ。
昔 祖母が庭に放し、多くあったのに退化したようだ。
長い赤の雌しべを乾燥させ
煎じて飲んでいたように記憶している。
サフランだったか
クロッカスなのか
学生時代 調理実習で使ったような記憶もあるが・・・・
暖かく穏やかな時間が続き
高揚感を得ると、思わず歌が零れる。
篆刻をやっている主人の友人の友人より届いた。