ビバ!サンバ!!2

サンバ撮影日記

第37回 浅草サンバカーニバル<2>

2018-08-31 22:54:12 | 浅草サンバカーニバル
車道では、最前列のじいさんが、帽子をかぶっているにも拘わらず、日傘を差しているのが不満ですが、それを言いだしたらキリがありません。
S2リーグは10組が出場。1番手は「ブロコ デ サンバ 絆」。昨年結成のチームで、活動拠点は栃木県真岡市。今回は事前に全チームのテーマを調べましたが、こちらは不明でした。
軽快なエンヘドに乗って、みんな楽しく踊ります。タンガダンサーは装飾が激しく、原色が強いです。ハイーニャダンサーの何人かは外国人でしたが、うちひとりは浜松のサンバで拝見したことがあります。今回は助っ人でしょうか。
途中にカポエイラのグループが入りましたが、いろいろ演出があります。
SLを模したアーラがいたのは、真岡鐡道にSLが走っているからです。ここは地元色を出しました。







2チーム目は「アカデミコス ダ グローリア」。ここも昨年結成の新規チームですが、以前紹介した通り、ここは昨年解散した「ヴェルメーリョ イ ブランコ」の生まれ変わりです。活動拠点は東京都品川区。もちろん多くのメンバーが残留したはずで、その実力はS1リーグ相当。今回の有力な昇級候補です。テーマは「はじめましてグローリア!!」です。
こちらは19日の三茶ラテンフェスティバルで拝見したので、今回はその拡大版です。ヒナや鳥を模して、はじめまして感を強く打ち出します。鳥の周りには自然があるので、花が咲きミツバチが飛びます。大きなハリボテは鳥の巣でしょうか。
ブランコは相当なキャリアでしたが、今回はその風格を最小限に抑え、とても優しい演出になっています。
車道ではじいさんの日傘が邪魔なので、私は横型での撮影が多くなります。
グローリアは一生懸命踊って、とても好感が持てました。









3チーム目は、「カンタ・ブラジル行進部」。2001年結成、活動拠点は大阪府です。でも、それほど原色を使った感じではありません。タンガダンサーは年齢が高そうですが、気のせいかもしれません。
このチームもテーマは分かりません。バテリアの頭には「20」がでかでかと付いていますが、これは何の意味でしょう。









4チーム目は「エストランジェイロス」。1996年結成、活動拠点は千葉県浦安市です。
ようやく聞きなれたチームが出場しました。事前の調べでは、ここもテーマが分かりませんでした。このくらい、ホームページでもブログでも、教えてくれませんか。
ついでに書けば浅草サンバカーニバルの公式サイトも同様で、私の調べでは、その類は見つかりませんでした。実行委員会のやる気のなさがよく分かります。
車道のじいさんは日傘を引っ込めましたが、何と、さっきの南米系の男が、こちらに移動してきました。またも2列目で立って、私の位置からでは邪魔そのものです。まるで私の撮影を邪魔しているかのようで、私は天を仰ぎました。
昨年このブログに上げたダンサーが来ましたが、彼のせいで撮れませんでした。かなりイヤな予感がします。
青タンガのダンサーは、昨年と比べて随分スリムになりました。魅力3割増しといったところです。









5チーム目は「フェスタンサ」。1993年結成、本拠地は東京都。テーマは「誕生」です。
こちらも三茶ラテンフェスティバルで拝見しましたが、浅草はその完成版という感じで、迫力があります。
三茶ではタンガだったダンサーが、ここでは全身タイツのようなものを着用しています。でもそれが却ってなまめかしく、私はシャッターを切ります。
隊列を興味深く見ますが、テーマが反映されていない気がします。
バテリアは、人数が少なめなのが残念です。でも赤いスーツがよく似合っています。
ショートケーキのアーラは、誕生日を表しているのでしょう。やはり事前にテーマが分かっていると、楽しみ方が増します。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする