北海道札幌市の爆発事故の報道されている映像は、実に凄まじいものです。
インタビューを受けた人の中には、「ミサイルが着弾したのかと思った」と答えている人がいました。ミサイルが着弾したのを経験したことがある人は少ないと思うのですが、事故現場だけをみる限り、戦乱地区の報道映像を越えるほどの凄まじさに見えます。
これほどの大事故でありながら、死者が出なかったことは不幸中の幸いともいえますが、その原因の一つは、現場となった建物が、古い木造建物であったことが幸いしたようです。
そうとはいえ、多くの人が負傷しており、壊滅的な被害を受けた建物は2~3軒のようですが、窓ガラスが破損したり壁や車に被害を受けた地域は相当広範囲にわたっているようです。
爆発事故の原因は、どうやらスプレー缶の処理らしいという情報に驚いたのですが、その後の情報によれば、およそ常識外れと言いたいような処理を行っていたためのようなので、少しばかり納得しました。
ガスコンロ用の小さなボンベがありますが、今回の場合は消臭用のスプレー缶らしいのですが、殺虫剤や化粧品など結構この手の製品は一般家庭に出回っています。今回のように、100本ものスプレー缶を保管してる家庭はめったにないでしょうが、数本であればほとんどの家庭にあることでしょう。たいていの人は、使用中はともかく、廃棄の段階では、それなりの注意は払っているようです。
ただ、残量の確認方法や、廃棄の段階で缶に穴を開けるか否かについてさえ、行政や製造業者間などで統一されていないようですから、危険に対して鈍感ということではないでしょうか。
しかし、考えて見れば、私たちの周囲には危険がいっぱいです。
横断歩道を歩いていても、事故に遭う人がいます。車を運転すれば、いくら熟練していても、いくら注意を払っていても、事故を起こす可能性は皆無ではありませんし、最近幸いにも表面化してきていますが、悪質な運転マナーの持ち主も少なくありません。
道路わきの壁が倒れてきたり、建物の階上から自転車が降ってきたという事件もありました。
それでは、家で布団をかぶって寝ていればよいかと言えば、地震などには無防備ですし、自動車が飛び込んでくるかもしれません。
何かの笑い話に、「天が落ちてくるのではないか」と心配する人も登場するようですから、人間の不安心理は底なしのようです。
地震国であるわが国の場合、その方面の研究は必要なのでしょうが、私が記憶している限り、予想が当たったという覚えが有りません。火山爆発などは相当詳しいデーターが取れるようですし、台風予想などは格段の進歩を示しています。
しかし、私たち自身が犯す、うっかりとしたミスや不注意は、防ぐことはなかなか難しいようです。スプレー缶の取り扱いなどはもう少し丁寧に危険周知させる必要があるのでしょうが、日用品で危険なも物はスプレー缶に限ったことではないと思うのです。
くどくど書けば切りがないのですが、要は、私たちの周囲には危険なものに溢れているということは確かだと思うのです。
しかし、考えてみれば、私たちはプレートがぶつかり合っている頂点であり火山列島でもある所に住んでいるのですから、少々の危険などはどっしりと受け止めればいいのかもしれません。ただ、自分が危険の発信元にならないようには、十分な注意を心がけたいものです。
( 2018.12.19 )
インタビューを受けた人の中には、「ミサイルが着弾したのかと思った」と答えている人がいました。ミサイルが着弾したのを経験したことがある人は少ないと思うのですが、事故現場だけをみる限り、戦乱地区の報道映像を越えるほどの凄まじさに見えます。
これほどの大事故でありながら、死者が出なかったことは不幸中の幸いともいえますが、その原因の一つは、現場となった建物が、古い木造建物であったことが幸いしたようです。
そうとはいえ、多くの人が負傷しており、壊滅的な被害を受けた建物は2~3軒のようですが、窓ガラスが破損したり壁や車に被害を受けた地域は相当広範囲にわたっているようです。
爆発事故の原因は、どうやらスプレー缶の処理らしいという情報に驚いたのですが、その後の情報によれば、およそ常識外れと言いたいような処理を行っていたためのようなので、少しばかり納得しました。
ガスコンロ用の小さなボンベがありますが、今回の場合は消臭用のスプレー缶らしいのですが、殺虫剤や化粧品など結構この手の製品は一般家庭に出回っています。今回のように、100本ものスプレー缶を保管してる家庭はめったにないでしょうが、数本であればほとんどの家庭にあることでしょう。たいていの人は、使用中はともかく、廃棄の段階では、それなりの注意は払っているようです。
ただ、残量の確認方法や、廃棄の段階で缶に穴を開けるか否かについてさえ、行政や製造業者間などで統一されていないようですから、危険に対して鈍感ということではないでしょうか。
しかし、考えて見れば、私たちの周囲には危険がいっぱいです。
横断歩道を歩いていても、事故に遭う人がいます。車を運転すれば、いくら熟練していても、いくら注意を払っていても、事故を起こす可能性は皆無ではありませんし、最近幸いにも表面化してきていますが、悪質な運転マナーの持ち主も少なくありません。
道路わきの壁が倒れてきたり、建物の階上から自転車が降ってきたという事件もありました。
それでは、家で布団をかぶって寝ていればよいかと言えば、地震などには無防備ですし、自動車が飛び込んでくるかもしれません。
何かの笑い話に、「天が落ちてくるのではないか」と心配する人も登場するようですから、人間の不安心理は底なしのようです。
地震国であるわが国の場合、その方面の研究は必要なのでしょうが、私が記憶している限り、予想が当たったという覚えが有りません。火山爆発などは相当詳しいデーターが取れるようですし、台風予想などは格段の進歩を示しています。
しかし、私たち自身が犯す、うっかりとしたミスや不注意は、防ぐことはなかなか難しいようです。スプレー缶の取り扱いなどはもう少し丁寧に危険周知させる必要があるのでしょうが、日用品で危険なも物はスプレー缶に限ったことではないと思うのです。
くどくど書けば切りがないのですが、要は、私たちの周囲には危険なものに溢れているということは確かだと思うのです。
しかし、考えてみれば、私たちはプレートがぶつかり合っている頂点であり火山列島でもある所に住んでいるのですから、少々の危険などはどっしりと受け止めればいいのかもしれません。ただ、自分が危険の発信元にならないようには、十分な注意を心がけたいものです。
( 2018.12.19 )
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