雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

酷暑の時にこそ ・ 心の花園 ( 46 )

2013-08-03 08:00:39 | 心の花園
          心の花園
               酷暑の時にこそ

厳しい暑さが続いています。
暑さ対策をしようが、熱中症対策に励もうが、奮発してウナギを食べて見ても、さて、どれほどの効果があったというのか・・・

まあまあ、そうおっしゃらずに、厳しい暑さはまだまだこれからですよ。
暑さを少しでも凌ごうと努力をされているようですが、「暑いものはやっぱり暑い」と言う声が聞こえてきそうですが、いろいろと工夫をして、少しでも快適な時間を作っていくしか仕方がないのでしょうね。
そんな工夫の一つとして、心の花園を覗いてみてはいかがですか?

ほら、『初雪草』がぼつぼつ見ごろを迎えていますよ。
『初雪草』だなんて、心の花園だからといって、真夏に初雪なんて無理があり過ぎるって、ですか?
いえいえ、『初雪草』は、夏から秋にかけてが見ごろの花なんですよ。

北アメリカ原産のこの花は、ポインセチアと同じ仲間の花ですが、ポインセチアがクリスマスの頃に情熱的な真っ赤な葉を楽しませてくれるのとは実に対照的に、真夏の盛りから残暑の厳しい時にかけて、初雪のような実に清楚で涼しげな姿を楽しませてくれるのです。
花期も、夏の終り頃から秋にかけてですが、花は小さくあまり目立ちませんが、葉の縁を彩る白い斑が、薄く積った初雪を連想させることからこの名前が付けられました。
この花は移植を嫌いますので、春に種をまいて育てるのが一般的ですが、園芸品種名も「氷河」というしゃれたものが売られています。

『初雪草』の花言葉は『好奇心』です。
『初雪草』の涼やかな姿に一瞬の安らぎを感じ、いろいろなことに『好奇心』を注いで、厳しい暑さを乗り越えましょうよ。

コメント
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