禅語「好雪 片々不落別処」

好雪　片々不落別処
こうせつ　へんぺんべっしょにおちず

見事な雪だ。ひとひらひとひら、まちがったところには落ちない。

「禅語」　石井ゆかり　文
　　　　　井上博道　写真　より



やっぱりシンプルな字は、形がとりにくい。長さとか、角度とか、よく見ながら、どうしたら整うか、研究する。

自然に任せ、出会いに、ご縁に任せ、流れていくところに、自分に合うものが見つかったりする。
ちゃんとうまくできているのだ。

一つ一つの感情は…

「一つ一つの感情は…」

一つ一つの感情は
そのとき一瞬
生まれたもの

自分の感情も
誰かの感情も

どこかで読んだような気がする
生まれてきた感情は
雲にして
流してしまおうと

一つ生まれて
一つポワンと飛ばす

感情はすぐに流れて
その感情はもうそこにはいなくなる

一時の感情に
いつまでも引きずられなくていい

ポワンポワンと
浮かんでは流れ
浮かんでは流れ

だから一つ一つに
囚われずに

空へ飛ばして
忘れよう

イメージしてみよう
傷つかずに…

（晶子)

怒ったり悲しんだり
笑ったり寂しがったり
羨ましかったりうれしかったり

コロコロ感情は忙しい。

雲は流れていく。
風にゆっくりと乗っかって。

そんなものに囚われず
自分の気持ちを大事にしよう。

今日も素敵な一日になりますように🎵

禅語「引得黄鶯下柳條」

引得黄鶯下柳條
こうおうをひきえて
りゅうじょうにくだらしむ

「禅語」　石井ゆかり　文
　　　　　井上博道　写真　より



シンプルな文字ほど、バランスが難しい。
字数の多い漢字は、線一本一本、細く書きながら、しっかりとした線で書くのが難しい。

偽物に慣れてしまうと、本物がわからなくなる。
あまりに質素倹約ばかりの生活をしていると、本物に触れる機会が減ってしまう。
そろそろ、本物に触れることもしていきたい。
そこに込められた心を感じるために。

難しい禅語でした。
毎日いいボケ防止だ(笑)

自分をとりもどすには…

「自分をとりもどすには…」

自分をとりもどすには
好きなものの近くにいくこと
好きなものに触れること

好きなものの話をすること
好きなものはやっぱり好きだと思うこと

ほら元気が出てくる
細かいことがどうでもよくなる

ポカポカ春の日射しは
心を緩めてくれる

心にエネルギーが注ぎ込まれる

人間は結構単純にできてる
だいじょうぶなのだ

（晶子)

ふとかがむ。
小さな花のかわいらしさに、瞬殺で癒される。
春を探してみた。






春はそこかしこに始まっている。
自然は元気をくれる。
簡単だ。自然に触れたらいい。

今日も素敵な一日になりますように🎵

禅語「鯨呑盡海水 露出珊瑚枝」

鯨呑盡海水　露出珊瑚枝
げいかいすいをのみつくして
さんごのえだをろしゅつす

クジラが海水を飲み尽くして、海底から珊瑚の枝が姿を現す。迷いがすべて取り払われたところに、美しい真実の姿が現れる、の意。

「禅語」　石井ゆかり　文
　　　　　井上博道　写真　より



今日は難しい字がいっぱいで、文字数も多かったので、練習を念入りにして本番へ。
それでも、だいぶまとまった字が書けるようになってきたか？
一字一字は、まだまだ甘いのは承知。
細部まで神経がいっていない。

昨日の禅語といい、気持ちのよい、スッキリとなる言葉。
つい日常に疲れると、モヤモヤとしてきたりする。
モヤモヤから逃げず、とことん潜り込む。何かの拍子に、そこからスポンと抜け出たりするから。

そうやって、少しずつ、しっかりとした軸ができあがっていくのかもしれない。

ハクモクレン～菰野町図書館～

ようやく咲きました！

日曜日は寒い寒い日で、そのときは、縮こまっていました。


春の日射しが、縮こまった蕾の心を溶かしてくれました。



ハクモクレンのこの曲線の美しさにうっとりです✨






今年は花が少なめのようで、ちょっと寂しいかな。

花の時期はあっという間に過ぎるので、ちょうどのときに写真を撮ることができて、良かったです🎵

花のリレーは続きます…

なりたいな

「なりたいな」

なりたいななりたいな
私もこんな風に
なりたいな

自由な人のそばにいたら
自由になれるかな

明るい人のそばにいたら
明るい人になれるかな

行動力のある人のそばにいたら
行動力のある人になれるかな

みんなが眩しく見えるけど
羨ましいなって思うけど

まずは自分と仲良くしよう
できない自分
がんばってる自分
羨ましがる自分

そんな自分もかわいいよって
自分で自分をナゼナゼしよう

なりたいな
なれるかな
もうすぐなれるよ
だいじょうぶだよ

（晶子)

人と話すと、みんなすごいな、みんな素敵だなと思う。
自分がどこかに行かないように、どうあるといいのか。

色々な人と話がしたいなと思う。
自分が小さく見えて、怖くなるけど。
大きく見せる必要もないし。

まあ肩の力を抜いて、色々実験。
楽しい方へ、明るい方へ…

今日も素敵な一日になりますように🎵

禅語「雲去山嶺露」

雲去山嶺露
くもさってさんれいあらわる

厚い雲が風に乗って去ると、雄大な山嶺が堂々とそこに現れる。覆い隠しているものがあったとしても、本来誰もが持っている仏性はそこにあって、変わらない。

「禅語」　石井ゆかり　文
　　　　　井上博道　写真　より



今日はいいバランスで、結構きれいに書けた気がする！
字と向き合うこと、言葉と向き合うこと、禅語に触れることは、心が落ち着く。

人を羨んだり、自信を持てなかったり、他の人が眩しく見えたり、落ち込んだり、寂しくなったり…
そんなモヤモヤした雲も、一時のもので、自分の中のどしんとしたものをしっかりと持ちたい。

自分の中の山をしっかりと固めるのだ。
それには、自分は何が好きで、何をやりたいのか、何が欲しいのか、何を食べたいのか、意識しながら、生きることかな。

まだまだ抜け切れない自分をもどかしく思うが、でも焦ることもないのだ。
今できることをがんばる。
今できることを楽しむ。

身体の中に潜む色

「身体の中に潜む色」

まだまだだとわかっていて
桜の木を見上げた

今はただ静かに
そのときを待っている

桜のピンクの色は
まだ寒いときの枝の
奥の奥に隠れている

桜の身体の中に潜むのは
桜の真なる色

見えないところで
自分の色を燃やしている


私の身体の中でも
燃えているだろうか

自分の真なる色が

身体の中を駆け巡り
いつか時期が来たら
表に出たがるのだろうか

がまんの限界まで来た桜は
じきに外に溢れ出る

今はそんな素振りも見せず
ただ静かに待っている

（晶子)

以前桜染めの話を聞いて、驚いた。あの桜色に染めるために、まだ咲く前の枝を使うということを。
木の中に隠れている色の存在に、心をつかまれた。

桜は月末ぐらいから咲くだろうか。
木の中では、エネルギーが渦巻いているのかもしれない。
今は静かさしか、感じないが。

今日も素敵な一日になりますように🎵

禅語「無不是薬者」

無不是薬者
くすりならざるものなし

世の中に、薬にならないようなものはひとつもない。

「禅語」石井ゆかり　文
　　　　井上博道　写真　より



いいことも悪いことも、好きな人も苦手な人も、そうやって分け隔てることなく、それぞれ何か意味があって、自分のためになっている。

飛行機は追い風と向かい風で飛ぶ。
車はアクセルとブレーキで安全に走る。

どちらも必要。
どちらも味方。

今日は短めだったので、楽でした。
最近は説明文が長くて大変だったので(笑)

娘によく続いてるね～！継続は力だね、と褒めてもらいました～🎵