「身体の中に潜む色」
まだまだだとわかっていて
桜の木を見上げた
今はただ静かに
そのときを待っている
桜のピンクの色は
まだ寒いときの枝の
奥の奥に隠れている
桜の身体の中に潜むのは
桜の真なる色
見えないところで
自分の色を燃やしている
私の身体の中でも
燃えているだろうか
自分の真なる色が
身体の中を駆け巡り
いつか時期が来たら
表に出たがるのだろうか
がまんの限界まで来た桜は
じきに外に溢れ出る
今はそんな素振りも見せず
ただ静かに待っている
(晶子)
以前桜染めの話を聞いて、驚いた。あの桜色に染めるために、まだ咲く前の枝を使うということを。
木の中に隠れている色の存在に、心をつかまれた。
桜は月末ぐらいから咲くだろうか。
木の中では、エネルギーが渦巻いているのかもしれない。
今は静かさしか、感じないが。
今日も素敵な一日になりますように🎵
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