台風の影響もあり早朝4時頃一時小雨が降って来た。今日はさくらんぼ防除で薬剤調合所の出役当番。3人1組の当番で5時から調合液を分譲しなければ成らない。降水確率は高く雨お心配もあるが明日も傘マークの天気予報で暫く梅雨空が続く予報。
時間刻みの天気予報では6時頃から雨降りの予報でその前に防除が終っていれば良いが防除中雨でも降れば分譲中止で薬槽の交合液が残ってしまう。明日も雨降れで防除出来ない天気になれば薬液の廃棄も考えて調合液を造るか止めるか判断に困ってしまう。
霧雨は止んで防除が出来るような空模様だが南のほうから黒い雲がこちらに向かって流れて来る。それでも弱い風で防除は雨さえ降らないければ大丈夫の空模様。4時半前には調合所に行き仲間の出役当番に調合液を造るか相談する。
次から次へと軽トラックで組合員が分譲するか止めるか聞きに集まって来る。分譲を開始すると家に帰ってスプレヤーを運転して来るつもりで返事を待つ。いろんな議論をするがなかなか決断するに難しいが出役当番の一声で分譲開始をする。軽トラックでそれぞれ集まって来た組合員は雨降る前にと急いで帰宅して防除服に着替えしてスプレヤーを運転して来る。
調合所に設置してある卓上電話のベルの音が賑やかになって分譲開始するか止めるか問い合わせの電話。周辺に集まって来たスプレヤーのエンジンの騒音で話の内容が聞き取れない。卓上電話を受け取った出役当番者「今日は分譲します」と大声で話の内容は聞かないで返事をしている。何だかんだと忙しく雨降る前に調合液を分譲を終って一安心する
気温は低く昨日より寒い1日で夏日にもならない。昨日の寒さで風邪気味で鼻水が出る。寒さに弱い俺にとっては今の時期に風邪で農作業を休んでは大事になってしまう。今からさくらんぼの収穫が本番に控えて体調悪くして休んで入られない。衣替えしてしまい込んでいた厚着を出して着替えをして葉摘みをする。
スタッフ達は別な広い園地を大勢で葉摘みをしている。今年のさくらんぼの成り具合は授粉樹の側はは結実過多で離れている木は成らない。極端に成った所と成らない所の差がある。りんごの葉摘みとは違い慣れない始めての人は捗らない。
大粒のりんごは着果数が少ないが小粒んぽさくらんぼは成っている数が多く1粒毎に余り丁寧に葉摘みに時間を掛けると人件費が嵩んでしまう。さくらんぼの余り丁寧に葉摘みをすると樹勢が弱って来年の花芽が悪くなってしまう。何事も程々にしないと駄目なので経験が物を言う。
摘果ハサミや手袋を掛けて摘葉をして太陽の光を当てて着色をよくしてやる。開花前に蕾みを摘んでくれた所は大玉で良い果実がなっているが。摘雷を忘れたヶ所は小玉がいっぱいなっている。