水戸卓夫
最初の予想通り大分色付きが始まったさくらんぼ早生種の収穫がはじまった。来週辺りから傘マークの天気予報でそろそろ東北南部の梅雨入りするのか？。さくらんぼは雨に当たると実割れで商品価値はなくなり廃棄しなければならない。
ビニールハウス内のさくらんぼは大丈夫だが園地全部が雨除けハウスで実割れ防止をしている農家だけではない。高額なハウスの建築費、毎年ハウスに上がりビニール被覆は高齢化で高所作業が危険で止める農家が増えている。赤く錆びた古いハウスビニールを掛けないで梅雨前に収穫をしようと早もぎをしている。
一気にさくらんぼ全部をもぐのを止めて赤く着色した実を選んで選りもぎをしている。選りもぎのさくらんぼは選果、選別は大変しかももぐにもなかなか素人には難しい収穫作業で捗らない。
どこからとなくさくらんぼが色付いて来るとムクドリやスズメ等の野鳥が騒ぎだして賑やかになって来る。防鳥ネットのない露地物のさくらんぼには集団で野鳥が集まって来て啄んでいる。いろんな野鳥追いの案山子や凧があってあの手この手で追い払って被害を防いでいる。
我が家でも少ない面積だが露地物のさくらんぼ雨降る前にとスタッフ達のりんごの摘果を止めて収穫を始める予定に変更する。