カラス

2016-07-10 04:57:20 | 日記

庭のヤマユリのつぼみは膨らみ今にも茎が折れそうな重さ。数年前まではいっぱい花が咲き今の時期庭の主役で陣取っていた。1年毎花が増えて見事なヤマユリだった。父母は高齢になり庭の手入れもままならず雑草対策に除草剤散布をした。飛散農薬で球根まで枯れて後代のヤマユリで大切にしている。

 春からの適度な降雨もあり蕾みは大きく早い開花が始まるようだ。大木のキャラボクや赤松の根元の日陰には数本のヤマユリが自生している。まだ細い茎に小さい蕾みだが精一杯生き延びようと生長している。花好きな家内なので庭に自生したいろんな草花手入れしてしまう。大抵の雑草は春に1回手で抜き取れば庭木の大木で日陰になって生えて来ない。ただスギナだけはいくら取っても忽ち生えてしまう。

サクランボの後片付けをしているとここのマメコバチの切り葦の営巣が木箱からこぼれ落ちて散乱している。果樹の結実状況を良くするために河原に自生している1本葦を購入して冬期間に20cmに切り束ねてコンテナ等の箱に入れて軒下や雨の当たらない囲い置く。切り葦の管にマメコバチが巣作りして増えて来る。

 このマメコバチは花粉を栄養して生きているのでマメコバチの産卵した管に花粉で塞いで越冬する。春の開花時期に成虫になり活動して花粉を求め飛んでその時に受粉の手助けをする。大事なマメコバチ営巣の切り葦の卵を食べ為めちゃくちゃに散らかしてしまった。今年から悲惨な切り葦のカラス被害が急に発生して困っている周辺の農家。カラスの学習能力には改めてびっくりする。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿