雑草

2016-04-15 05:28:17 | 日記

 

先日の恵みの雨で圃場の水分は充分になり様々な雑草が生えてくる。一年草の小さな葉っぱ、土壌改良剤と併せて播いた牧草、宿根性のギシギシ等気温が上がって来たので一斉に伸びて来る。昔流行して園地全面の耕起した清耕栽培は影を潜め草生栽培になった。

 黄色の西洋タンポポ、紫色のヒメオドリコソウが満開で蜜を求めて地蜂が飛び交っている。草生栽培でもやっかいは草種はギシギシで種子や根から増えて行く。折角施肥した肥料を吸収して青々を一際目立つ旺盛な勢力で伸びている。越冬期間は太い根っ子が野鼠の餌になりネズミの増殖の手助けにもなる。

 丁度サクランボの収穫前辺りが一斉に開花し小さな種子がいっぱい落ちて繁茂する。そろそろ出穂に時期が近づいて来たので根っ子まで枯れる除草剤を散布する。今の時期は根っ子まで枯死させる為の散布時期。園地の所処のギシギシの株から広い葉っぱが伸びている。

 昔は馬スカナと言われた厄介な草で除草剤なんかは無い時代桑、スコップで土中深く伸びた根っ子を掘り起して退治していた。春先の畑仕事の難義な作業だった。園地一面の殺草剤散布ではなくギシギシ目掛けての散布なので15L程の容器の動力散布器械を背負い散布する。

 器械含めての重量は結構重く幹や枝の下を腰を屈めての散布で大変。サクランボ、りんご、ラ・フランスの蕾がほころびもう直ぐ開花が始まる。花芽の状態も良く逆に余りの多い花芽で摘花作業が大変の年のようだ。サクランボの摘雷作業は今週辺りで終わりでその後はりんご、ラ・フランスに移動する予定。


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