ラ・フランス

2020-02-17 05:26:16 | 日記

午後から90%の降水確率でいつもなら明るい朝。時間が間違う程日の出の時間になっても薄暗い。屋敷畑のさくらんぼの剪定が終り高所作業を移動してラ・フランスの剪定を始める。半世紀前に農業構造改善事業で土地区画整理して50町歩面積の水田苗代を数カ所に纏めて集団苗代を作った。
1農家平均30アール程の水田面積で配分された苗代面積も狭い。それぞれに入る農道もなく隣接の畦を通って作業道路に使っていた。1年程遅れて農事組合法人が発足して大型トラクターの共同利用して作業した。
内を流れる押し切り川の扇状地で耕土は浅く緩い傾斜地の圃場、組合員の耕作面積が小さく配分された本田面積10アールから30アールの区画整理地。1枚10アール面積に数戸の家の苗代で揚水路それぞれが協力して苗代作った。半端な農地は手で畦を作ったり紐で境界を作り1列ほど田植えをしないで境界を作った。
まだ機械田植えは始まったばかりで歩行形1条田植機械の試験だった。小さい苗代圃場には大型トラクターは進入も耕起も出来ないので耕耘機での作業。3ちゃん農業が始まったばかりで土方等の日稼ぎで賑やかだった。その集団苗代は減反して畑地化して家庭菜園や果樹園地になってしまった。
その小さな面積のラ・フランスの剪定をする。霧雨のような細い雨が降る中剪定をする。昼まで持たないような上空一面雲に覆われている。直ぐ側にある園地なので高所作業に載ってゆっくりと移動する。降って元々で早がり覚悟で作業の遅れと取り戻そうと剪定をする。