紅秀峰

2016-05-14 04:16:38 | 日記

 降霜被害の心配を他所に今年のサクランボ結実歩合は良く一案心。早朝5時から農薬調合所の分譲開始。3人出役当番だがなんかの都合で何時もの分譲開始より遅れ気味。様々機種のスプレヤー、手散布の動力噴霧器を積んだ車がヅラリと道路沿いに駐車して開始を待っている。調合所に農薬の調合液を取りに来るサクランボ栽培仲間は成り過ぎを心配しているようだ。

 開花前の酷い低温、降霜で花芽が枯死した心配で摘雷中止の広報車が走行していた。我家では紅秀峰の摘雷は終わり佐藤錦の摘雷だった。農家にはそれぞれの経営内容があり気にしないで摘雷を急いで続けて来た。途中降霜被害でメシベが枯死した報道で止めたらと声を掛けてくれるサクランボ栽培仲間もいた。

 大抵の農家では摘雷はしないで他の農作業をやっていて我家は摘雷を止めず続けて変人のようだった心配に反して結実歩合が平年並みになった場合は結実過多になり後でのサクランボ摘果をしなければならなくなる。

 今の時期は農繁期で何から手をつけたら良いのか判断に困る程いろんな適期作業が待っている。果樹総ての摘果、田植の始まり等で雇用人探ししても何処にも農作業に来てくれる人は見つからない。摘雷したサクランボは結実過多にはならないので大玉で着色も良く美味しいサクランボが生産出来る。