緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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ワクチン接種1回目終了

2021年06月11日 | 日記
大阪の自衛隊による大規模集団接種に行ってきました。
場所は中之島にある大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)。
心配していた大阪駅からのシャトルバスは、行きは全員座れて余裕でした。

この会場での接種は国が実施する接種です。
会場前にはお弁当の出店がありました。
隣にあるリーガロイヤルホテルからの出店のようでした。
私が予約したのは午後の1時30分で、お昼だったので買う人もいるのかもしれませんが、どこで食べるんでしょう。

エントランス付近には、制服を着た、胸板の厚い、逆三角形体型の男性自衛官が2名ほどいました。
体見ただけでも、どれだけ訓練してるんだって感じ。
エントランスにしか、その種の屈強な自衛官はいなかったので、不審者が来たら制圧するためにいたのでしょうか。
それにしてはノンビリした雰囲気でした。

この会場、私は何度も来たことがあるのですが、待機場所になっていた5階のメーンホールに行くのにエスカレーターで行ったのは初めて。
エスカレーター辺りは吹き抜けになっていて階下が見え過ぎるし、1階上がるのに折り返して2度乗り、めまいが今一つ治っていないこともあってか、上がるにしたがってクラクラしてくるような。
エレベーターは足の不自由な方や弱っている方の専用だったみたいです。

案内するスタッフ的な人はたくさんいて、スムーズにいきました。
ただ予診票に記入していたことに対してはあれこれ質問がありました。
例えばけいれんを起こしたことがありますかという質問に、私は「はい」と記入していたのですが、その時の状態を尋ねられても鎮静剤を打たれていたので本人である私の記憶にはないんです。(胃の内視鏡検査時の出来事です。)

それ以外にも答えられない質問、説明が難しい質問がありましたが、保健師さんが適当に予診票に書いてくれたみたいです。
何やかやで私の接種後の待機の時間は人より長くなったみたいです。

帰りは下りエスカレーターで。
下りエスカレーターに乗るのが苦手の私は何回も乗るのに少々苦戦。
大阪府立国際会議場には広目のカフェもあるのですが、エスカレーターから見ると、そこでお茶している人達もそこそこいました。

帰りのバスは行きよりも混んでいて、立ったまま詰めるように言われました。
大阪駅前に着くと私は阪急のデパ地下に寄り、お買い物して帰りました。

腕の痛みは打たれた時は感じないのですが、夜、寝る前くらいから痛くなり、翌々日くらいまで痛かったです。
翌日は茶道のお稽古があったのですが、皆の話によれば1回目接種の人は何人かいてやはり夜から痛くなったという話。
でも痛みを全く感じなかったという人もいるみたいです。


          



ここに来て、というのも変なのですが、私の周囲にも、まことしやかに「ワクチンは打たない方が良い」という人も現れました。
その根拠というのが何とも怪しい
いわゆるフェイクニュースの類です。

私の場合、ワクチンの安全性の判断の基準は、比較的民主的な欧米各国の姿勢です。
イギリスやドイツ、フランスといった国々で打たれているということは科学的見地からも安全だと判断しました。
正直それらの国が完全に信頼できるとは思っていないのですが、少なくともそれらの国は多数の自国民を危険にさらすような真似はしないと判断しました。
さらに、既にそれらの国で打たれていて大きな問題が今のところないこと。
アストラゼネカのような問題のあるものは報道されていること。

何をどう判断するかは各人の自由なので、打ちたくない人は打たなければよいのです。
ただ人に対して、ワクチンを打たないように脅すようなことを言うのはどうかと思います。

私の考えでは、どんな薬品にも100万人に一人くらいはおかしな反応があるのは避けられないでしょう。
私自身、内視鏡検査を受ける時に使われる鎮静剤でけいれんを起こしています。
そんな反応、滅多にない筈です。

もう一つ、私の経験で、アレルギー反応ではないのですが、胃潰瘍の薬の点滴で薬液が落ちる度に腕に錐で刺すような激痛が走り、ついに血管が薬液を受け入れるのを拒絶して、点滴できなかったこともありました。
それこそ100万人に一人の反応だったかもしれません。

今回のワクチンもそういうことがあるかもしれませんし、その100万人に一人に自分がなるかもしれない、そういう認識でワクチンは接種しました。
それは自分の為であると同時に人の為、社会の為です。
2回目の接種の副反応はちょっと恐いですけどね。