緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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好きなヒーロー カムイとデビルマン

2018年08月07日 | 話題
暑いのでどこにも行かず、ブログのネタがないです。
そこで自分が好きだったテレビアニメのヒーローについて書いてみます。

2人いて、一人は「カムイ外伝」のカムイ。もう一人は「デビルマン」のデビルマン=不動明。

調べてみると、テレビアニメとして放映されたのはカムイの方が1969年でデビルマンの方が1972年から1973年にかけてだったらしい。
ただ2作とも何度も再放送されていて、私が観たのがいつだったかは分かりません。
そして2作とも漫画の原作があります。

「カムイ外伝」の原作者は言わずと知れた白土三平。
私の幼少期は貸本漫画の全盛期で、私は小学1年生の頃から「忍者武芸帳」や「サスケ」といった白土三平の漫画(というより劇画と言う方がふさわしい)を貸本屋から借りて読んでました。
何を隠そう、私は漢字をそういう漫画で覚えたのです。(漫画にはすべてルビがふってある!)

もちろん白土三平だけでなく、手塚治虫の漫画も読んでました。
偉いもので貸本漫画は山ほどあったのですが、小学1年の私の鑑賞に堪えたのは、やはり白土三平や手塚治虫だったのです。あと水木しげるですね。
ちゃんと後の評価に耐えるものを好んで読んでいたわけで、子供は馬鹿にしてはいけないんです。

貸本漫画というのは子供のお小遣いでも借りられますが、漫画雑誌は買えません。
だから貸本屋さんが近くになくなると漫画は読まなくなりました。
でもテレビアニメはよく観ました。

たくさん観ていた筈のアニメの中で特に好きで印象に残っていたのが上の2作だったわけです。
今でも主題歌が歌えます。

カムイはクールで陰のあるヒーローでしたし、各話のテーマも重く暗いものでした。
デビルマンは大人になった時、ノベル版を買って読んだくらい好きでした。
思い出すと、その時代の空気まで蘇ってくるようです。
今から思うと私も「時代の子」だったんでしょうね。