お家の近くに銭湯があります。
その銭湯の裏側には、小路があります。
その小路は、カウンターだけのこじんまりしたお店が軒を連ねていて、お風呂でポカポカ良い気持ちになったおぢさんたちが プラリと立ち寄ってお酒を呑んで、さらにポカポカ良い気持ちになったりしています。
スーパーからお家へ帰るには 近道ですので、私はこの小路をよく通ります。
先日も、この小路へと曲がった時に、私の目の前を一匹の猫さんが歩いていました。
初めて見る、新顔猫さんです。
「 こんにちは♪」
話し掛けてみました。
「 ニャ~。」
ちょっぴり小さな高い声です。
トテトテと歩く猫さんの後ろを歩いていたら、小路のお店から ママさんらしき方が出てらして、「 あら、○○ちゃん。お出掛けしてたの?」 と声を掛けました。
「 ニャ。」
ママさんは、「 そうなの~。」 と言いながら 通り過ぎてゆきました。
どうやら この界隈では馴染みの猫さんの様です。
○○という名前が聞き取れませんでした…残念…。
○○ちゃんは、一軒のお家の門の中へ…。
「 このお家の猫さんなのかな?」
私はしゃがみ込んで、撮影しました。
「 ニャ~。」
ちょっぴり横に丸いお顔立ちで、なんとも愛嬌のある子です。
「 仲良くしてね。」
この後、○○ちゃんはしゃがんでいる私の側へ来て、スリスリスリスリとしてゆきましたので、私の上着とGパンは猫の毛だらけになりました…。
また逢えるとイイな♪