ご近所中のアイドル、ぽっちゃり猫さんのヨーちゃん。
ヨーちゃんは、我が家の駐車場でお昼寝をするのが日課です。
コンクリートの地面の上だったり、夫や私のオートバイの上だったり、南天の樹の根元だったり…。
南天の樹の根元には落ち葉が溜まっていて、プチふかふかクッションになっています。
この南天は、駐車場の門のすぐ側に植えてありますので、道路からヨーちゃんの姿は丸見えです。
でも、門の格子の幅がとっても狭くて、門の外側から手を伸ばしてヨーちゃんを撫でることは出来ません。
我が家の駐車場は、何処もかしこも ヨーちゃんにとって安心出来る 寛ぎ場所の様です。
先日、お家の外からお子たちの声が聴こえてきました。
「 ミ~ちゃん♪」「 ミ~コ♪」「 ミィ~♪」
どうやら、数人のお子たちが 駐車場でお昼寝中のヨーちゃんを呼んでいる様です。
ヨーちゃんは半野良猫さんですので、ご近所の方々に色々な名前で呼ばれています。
お子たちは “ ミ~コ ” と名付けているのですね。
呼べども呼べども、ヨーちゃんは動く気配がないらしく、お子たちは諦めた様です。
「 行こうか?」「 うん、行こう。」
でも、一人だけ まだ呼び続けるお子が…。
「 ミ~ちゃんッ!ミ~コッ!ミィ~コッ!」
だんだん口調がきつくなっています…。
他の子がその子を促します。
「 もう行こうよ。」「 ねぇ、行くよ!」
すると、最後まで粘っていたお子は、ひとこと言い捨てて行ってしまいました。
「 デブッ!」
……ひ…酷い…あんまりです…。
ヨーちゃんは、“ おデブさん ” では ありません。
ちょっと “ ぽっちゃり ” しているのです。
お子様は、時に残酷です…。
“ ぽっちゃり ” しているのですよね、ヨーちゃん。
可愛い…