夫からのお誕生日プレゼントです。
『 くまのプーさん 』 が大好きな私…。
原作に添えられた挿絵が 特に好きです。
その中でも、最も好きなのがこの絵なのです。
この場面のエピソードと挿絵、両方が可愛くて…。
それは 『 くまのプーさん 』 の、とあるお話の中にあります…。
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クリストファー・ロビンは、玄関の前に腰をおろして、長ぐつをはいているところでした。その長ぐつ見るやいなや、これはなにか冒険がはじまるな、と、プーはさとりました。そこで、なんでもこい！というようすを見せようとして、前足の甲で、鼻の頭にくっついたミツをはらいおとすと、できるったけ、からだをシャンとしました、
「 クリストファー・ロビン、おはよう。」
「 やあ、プー、おはよう。ぼくね、この長ぐつ、はけないの。」
「 そりゃ、いけないな。」 と、プーはいいました。
「 君、すまないけどね、ぼくによりかかってくれない？だって、ぼく、うんとひっぱると、ひっくりかえっちゃうんだもの。」
プーは、腰をおろすと、足を地面にめりこませて、うんとクリストファー・ロビンの背中を押しました。すると、クリストファー・ロビンのほうでも、うんとプーを押し、グングン、くつをひっぱったので、とうとう、くつははけました。
「 さて、これはすんだと。」 プーがいいました。「 こんどは、なにします？」
「 ぼくたちみんなでね、探検にのりだすんだ。」 クリストファー・ロビンは立ちあがると、土をはらいながらいいました。
「 プー、どうもありがとう。」
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あぁ、可愛い…。
横浜高島屋で開催されていた原画展を観に行った時、
この絵の原画も観ることが出来ました。
７ｃｍ角に収まってしまうほどの小さな物でしたけれども、
涙が出るくらい 感動しました。
そんな私をよく知る夫からのプレゼント…。
とっても嬉しくて、小躍りしました。
微笑ましい光景です。
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